コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2012年02月05日

原動力はムスメッシ

寝顔、ぷっくりホッペ、無防備なスマイル。
その柔らかさは、触られるため愛されるためDNAに組み込まれたプログラムであるらしい。人間特有の高等な遺伝子だという。

親が重たい子どもを抱っこするとき、米などを担ぐ時のように重く感じない。脳内に重く感じさせないホルモンが分泌されるからだ。
踊一は、子ども特にムスメッシには、プレーがキレキレになるアドレナリンを出す効用があるという研究結果を論文で発表しようと思っている。
娘を抱いて堂々入場する親馬鹿ユースケを引き合いに出すまでもなく、間違いなく娘はモチベーションアップにつながる。父さんJリーガーはメンタルも強い。

スポーツ報知の「J1定着の切り札たち」を読んで踊一は確信した。マサキ(山本真希)はブレイクすると。そこには次の一文があった。
私生活では昨年、長女が誕生した。「趣味は子育て」と言い切るイクメンも、「清水には絶対負けたくない」とキッパリ。

この流れはキックオフイベントからあった。マエシュン(前田俊介)が第2子となる女児誕生をカミングアウトし、場内が湧いた。踊一はSEIKO松田ばりにビビビと来た。マエシュン砲はコンサで火を噴くに違いない、ちげーない、チゲ鍋!
思い出すのは息子誕生後、急速な成長を遂げたスナマコの活躍だ。コンサドーレ在籍中に「守るべきもの」が増える共通点。

踊一は経営学者のチェスター・バーナードの理論を重ね合わす。
組織には公式組織と非公式組織がある。チームがうまくいくためには、その両方の組織のバランスが取れていることが望ましい。練習場以外の「生活」の情報交換も必要なのである。特に移籍加入組には、先輩選手らの手厚いフォローが必要だ。
「イクメン」選手同士の子育てコミュこそ、最強の非公式組織ではあるまいか。新天地に札幌を選んだ移籍組。偶然にもイイ仕事をする条件が揃った。

posted by odo |14:13 | 坂大楽 踊一 | コメント(0) | トラックバック(0)