コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2010年12月23日

昇格をにらんだ上での決断

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札幌西嶋が自ら徳島移籍明かす(ニッカン)


「長いサッカー人生をどうするか考えたときに1度、環境を変えてリセットし、一から勝負するのもありじゃないかと思った」


「札幌はサポーターも環境も素晴らしかった。でも長くいることで選手として甘えが出てしまうのでは」


「札幌が対戦相手となるというのが想像できない。一から新しい西嶋弘之をつくっていければ」



http://www.consadole-sapporo.jp/news/diary.cgi?no=2678
(西嶋弘之選手 徳島ヴォルティスへ完全移籍のお知らせ)


■西嶋弘之選手のコメント
「サポーターのみなさんにこういう形での報告しかできなくなってしまい、直接伝える事ができずに大変申し訳なく思います。最後まで移籍をする事に対して、自分なりにとても悩みました。今の自分があるのは、コンサドーレ札幌というチーム、そしてサポーターのみなさんのおかげですし、何よりこのチームが大好きだからです。
しかし、サッカー選手として、そして1人の人間としてもっと成長していくためには、もう1度環境を変えて1からチャレンジしていく事が、今の自分には必要なんじゃないかという思いから、今回の移籍を決断しました。6年3カ月という長いような短いような期間でしたが、こんな自分を応援し続けてくれた札幌サポーターのみなさん、本当にありがとうございました。言葉では言い表す事のできないくらい、感謝の気持ちでいっぱいです。これからも今までどおり一生懸命頑張りますので、見守って頂ければうれしいです。」


西嶋 弘之選手完全移籍にて加入決定のお知らせ(徳島公式)

【西嶋 弘之選手からのコメント】
来期から徳島ヴォルティスに移籍する事になりました。
J1昇格という大きな目標達成にむけて、そして1人の人間として成長できるように、1日1日の練習、1つ1つの試合を大切にして、一生懸命頑張っていきたいと思います。
応援よろしくお願いします。



「らしい」コメントだなぁ。

了解。意志を尊重します。

今まで本当にありがとうございました。

6年3カ月応援できたことを誇りに思います。


<札幌通算出場記録>
J1 21試合2得点
J2 182試合12得点
カップ戦 2試合1得点
天皇杯  13試合1得点


西嶋が徳島に完全移籍!最終ライン放出3人目…札幌(報知)

「2か月間、悩み抜いた。ここ(札幌)で(キャリアを)終えたいという気持ちは常に頭の中にあった。その反面、もう一度環境を変えて、一から勝負してみたい思いもあった。札幌は練習環境もいいし、サポーターも熱い。でも、その環境に甘えてしまう自分がいた」

「自分の未来を考えて、ちょうど1か月くらい経過した頃。最初は、来年も札幌に残るだろうなという気持ちだったけど、リアルに移籍もあるかもしれないと思い始めたら、感情的になってしまった」

「札幌に愛着があった。悩んで、悩んで、本当に苦しい時期だった」


posted by odo5312 |06:11 | Hiroyuki NISHIJIMA | コメント(0) | トラックバック(0)

2010年12月23日

【衝撃】西嶋ヒロくん、徳島移籍【無念】

今にして思えば、涙のヒーロー(ヒロ)インタビューは、徳島戦。あの時すでに代理人を通じてオファーが来てたんだろうか…。その試合は、前節に達成した200試合出場祝いで花束を受け取り息子を抱いて出てきた。

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最終戦もスナと並んで息子を抱っこしていた。これで全てが繋がった。最後にHOME側にミドルを打ち惜別のGOALを決めた。
条件の良いオファーが届き、既に札幌を離れる予感はあったのかもしれない。

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プロのサッカー選手である以上、自分をより高く評価してくれるチームへ移籍するのは当然のこと。
出身地の奈良に近いのも決め手だったかもしれない。

徳島への移籍は本当に驚いた。来年も対戦相手だけにあまり褒めたくはないが、良い選手に目を付けたと思う。
札幌サポとしては来年はキャプテンもありかな?と思っていたので、徳島の中心選手として(札幌戦以外で)活躍してほしいと思う。
吉弘、石川、藤山…DFが皆居なくなったから、相当苦労すると思ってた。だから総入れ替えのタイミングで移籍する選択は悪くないと思う。
コンサにとっては大きな痛手だと言わざるを得ないが、残って今以上の何かが掴めるかと言ったら甚だ疑問なわけで。

2004年中途入団。
厚別で初めて見た時にビビッと来た選手だった。そういうサポは何人も居て、その多くは今でも応援し続けている。
それ以前、神戸と広島ではJリーグ出場がなく、コンサドーレがJデビューのチームであり、札幌が事実上の出発点の選手である。
柳下、三浦、石崎。戦術も起用方法も選手に求める事もそれぞれ違う3人の監督に使われて続けてきた。
器用貧乏などと揶揄されもした。怪我にも苦しんだ。思うようにプレーできずミスも目立つ時期もあった。
それでも最後の最後。戦線離脱が相次ぐチームをなんとか支えてくれた。

どちらかというと地味で、得意技がある選手ではないが、コツコツと
努力し地道にプレーの幅を広げてきた。クレバーで誠実な選手という印象が残る。
ヒロくんの凄い所は、どんなタイプのFWにもパスを送れる事だった。
途中加入だろうが外国人だろうが、ポストだろうが走り込むタイプだろうが、どんな選手にもシュートを打たせるパスを出せた。

たまーーーに出るGOALも楽しみだった。たまーーに、なんだけど決まるともの凄く盛り上がった。今年は古田、内村と並んで5得点。得点王タイだぜ!
玄人好みの選手だったんじゃないかな。(別に玄人ぶってる訳じゃないけど)

いやーーーーーー、それにしても残念無念。
三浦監督の甲府からオファー来てるもんだと勘違い(というか噂を鵜呑み)してた。J1なら諦めもつくが、よりによってJ2のライバル、大塚軍団かよぉー。

でも、重ねがさねになるけど、高い評価を受けたというのは喜ばしい事だ。見てる人は見てるってこと。
参ったなぁ。徳島。

あっ!思いだした。
雨の厚別ナイター(裏でファイターズ優勝戦)の時、プロ初ゴール決めたのは、徳島戦だった!!
後半だけで6点入れてお祭り騒ぎだったあの伝説の試合。
http://www.consadole.net/odo5312/article/466
ドーム徳島戦といい、雨の厚別徳島戦といい、観客の少ない試合に限って大活躍する西嶋弘之。逆に記憶に残っちゃうよね。

そうか、徳島ヴォルティスとの運命の青い糸だったのか。
そうかそうか…と複雑な気分がまるで渦潮のようにぐるぐる回る祝日の朝なのであった。



posted by odo |05:48 | Hiroyuki NISHIJIMA | コメント(3) | トラックバック(0)