2010年12月14日
2010迷場面「一発レッド」
1分 ゴール前への縦パスにカバーに入った石川が相手選手を倒したと判定されPKをとられる 2分 石川にレッドカードが提示され退場に 4分 【横浜ゴール】西田がPKを決めて横浜が先制 http://www.consadole-sapporo.jp/info/topteam/detail/19_100725.html [入場者数] 26,875人 [主審] 大西弘幸 退場 2分[S5]4石川直樹 S5:得点機会阻止(他) 得点者 [4分]18西田剛 PK 18 右足S インパクトがでかかったというか、ショックがハンパ無いというか…。 審判が試合をぶち壊したという見方は、ホーム側から見れば真っ当なものだった。 しかし、違う見方もできる。 キックオフ直後の時間帯に横浜FCが明らかに狙っていたロングボール。 GKとCBの間の嫌なスペースに浮き球を蹴り込んだ。 そこに走り込んだFW西田。 横浜FCの陽動作戦にまんまと引っ掛かったのだ。 そして、もう一つの見方。 ペナルティーエリア内では、FWが圧倒的に有利なこと。 西田はゴール方向に身体が向いていて、シュートを打てるタイミングだった。 何度も何度もDVDで見返した。 斜め後ろからスライディングして引っかけて派手に転倒させてるんだ。 「ボールに行っているから反則ではない」という意見も多かったが、残念なことにそこはペナルティーエリア。しかもゴールの正面の位置だったのだ。西田はトップスピードでゴールに向かっており、足を振りぬく寸前だった。ここがポイントなのだ。 その条件でPA内で倒してしまえば、やっぱりPKになるのである。 ルールを紐解けばわかることだが、「得点機会阻止」となり、 石川は一発レッドで退場となる。 あの時、「PKはわかるが退場は厳しい」という声が多かった。 確かにそうだ。ホーム側のサポとしてはそう思う。 しかし、今は教訓としなければならないと思っている。 横浜FCのしたたかさを、あそこにボールを蹴り込んだ選手を、 あそこに走り込んだFWを。 札幌が13位で、横浜FCが6位。 これは、勝負に対する執着心、一瞬の隙をつく集中力、これらの蓄積された差なのではないだろうか。 衝撃の7/25から随分と経ったが、いまだに考える出来事、それが 「石川直樹2分で退場事件」である。 来年は優也か高原と1対1にするしかないよ。ああいう際どい場面では。 大西主審のせいにしてはいけないんだ。あれは誤審じゃないんだ。 だってそうだろう? 同じように内村が倒されたら、「PKだ!」と叫ぶだろう? 三上が倒されたら叫ぶだろう? PA内ではFW有利なんだ。 コンサのFWはPAに入り込めなさすぎるんだよ。 石川直樹を責めてるわけじゃない。DFは苦い経験を重ねなきゃ賢く振舞えないポジションだもの。 それよりもうちのFW陣に言いたい。攻撃的サッカーを目指すなら、審判を巻き込め。 ルールに基づいてPA内に突っ込め、そこでシュートを打つ姿勢まで持って行けよ、打てばわかるさ、というのが一番書きたかったこと。 と言ってもダイブはダメだよ(笑)
posted by odo |22:09 | Naoki ISHIKAWA | コメント(1) | トラックバック(0)