2009年06月26日
既視感
石さんだからすぐに結果を求めない方がいい。 1年で簡単に上がれると思わない方がいい。 忘年会だったか新年会だったか忘れたけども、本州在住のサポ仲間から聞いた言葉が今になって思い出される。 数々のチームを渡り歩いた石さんだけに、多くの辛酸を舐めてきた。いつもいつもレイソルのように上手くいくわけもない。 昇格が現実的に難しくなると、次に必ず出てくるのは「札幌スタイルの構築」というテーマだ。シーズンは残り半分以上も残っている。絶対に無駄にしてはいけないし、消化試合なんて許されない。サポのハートに響くような試合を見せないといけない。幸い聖地厚別には、雨のYOSAKOIサンデー(同時刻にドームで野球開催)でさえ5,708人が集まり、水曜の「仕事人ナイト」には7,266人が集まっている。 (※そのうち年間チケットの熱烈サポは4,000~4,500人と言われている) まだまだ「面白いサッカーへの期待」がある証拠だ。7/4のドームなら12,000人以上の集客は見込めるだろう。「ドームでならサッカーを見たい」という潜在需要はまだ相当数あるはず。 ご近所でも職場でも学校でも、周りの人に聞いてみて欲しい。意外とドームでサッカーを見たことがない人っているものなのだ。そういう人達を誘うのに順位なんてカンケーネー(笑) むしろ半額ビールの方が効く!営業なんてそんなもんだ、あまり深く考えずにチラシを配りまくろうぜ! 昇格がムリっぽくなっても、そっち方面のモチベーションは落としちゃいけない。4強の足を引っ張ってヒールを演じればいいんじゃ。 さて本題(遅っ!) 柳下⇒三浦⇒石崎 という監督の変遷の中で、そして将来「J1定着」を目指す中で、なんとなく今のサッカーにデジャヴ(既視感)を見る思いなのだ。俺だけかなぁ? 特に何が何でも「攻めろ!」な感じと、監督の頑固さの部分が、サポの支持率の高さも相まって、妙に懐かしいというか。順位や結果まで似ていて恐ろしくなるのだが(苦笑) http://www.consadole.net/odo5312/article/445 (2006年09月13日水戸戦 「今夜は最高!」) あのとき厚別でゴール裏から発せられた「攻めろ」コール。 あの時に似た光景がこの先見られるような気がしている。 順位じゃなく、目先の勝利じゃなければ、最後は「札幌スタイルの再構築」しかないわけで。 あれから水戸も変わり、札幌も変わった。 J2のレベルだって年々上がっている。昔の選手と今の選手を比べたって意味はない。もちろん監督も戦術も、毎年相手も自軍の助っ人も変わるのだから比べられないハズ。 ただ、コンサドーレがどこへ向かっていくのか、2009年夏の「今」、でっかいでっかい分岐点に立っている事だけは確かだ。 ずーーっとJ2レベルのチームで終わるのか、それともJ1の下の方でもいいから、とにかく落ちないでしがみついていられるチームに成長を遂げられるのか・・・ 今が分岐点なのだ。そう想って2009夏。(BGM セミの鳴き声)
posted by odo |09:04 | データファイル2009 | コメント(2) | トラックバック(0)