コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2009年04月07日

仮説「コンサ絶不調の理由」

絶不調でも大不振でも大不調でも、表記はどうでもいいがとにかくコンサがおかしい。
こんなはずじゃなかった、とか、過大評価しすぎていたのか、とか色々な思いが頭を駆け巡る。考えすぎて具合が悪くなり、考えるのを止めようとも思うが、重度の赤黒病患者(しかもドM体質)な俺は考えずにはいられない。

書いてどうなるわけじゃないし、たぶん的外れな事(むしろ的外れであってほしい)だが、一応書き留めておく。あくまでも第6節まで(1勝1分4敗)を見た印象であり仮説である。第1クールを終えてから検証してみたい。


【オートマチックとマニュアル】

これは戦術浸透度という言葉に置き換えてもいいと思うが、昨年J1通用レベルがダヴィとクライトンだけ。(芳賀や砂川は全試合で通用していたわけではない)
今年はどうだろう。攻撃陣ではクライトン、守備陣ではチョウ・ソンファンだけだ。これは石崎監督も述べている。
2007年はゾーンディフェンスということで三浦流に碁盤の目のように個々の守備範囲を細かく設定し、特定の選手に負担が偏らないシステムを構築した。それ故、誰が入っても同じ動きをする約束事を徹底させた。つまり三浦監督の戦術は「オートマチズム」と「規律」が特徴だった。それは得点パターンにも言える事で、一番得点確率の高いセットプレーを最重視していた事にも反映された。実際チームも連続試合得点記録を塗り替えた。また昇格までの勝ち点(勝利、引き分けの目標数)や得失点差も細かく設定し、レギュラー、非レギュラー問わず全ての選手・スタッフに目指すサッカーを説いていった。

その反動なのかどうかは定かではないが、石さんのサッカーがイマイチ浸透しきれていないように見える。「自分の頭で考えさせるサッカー」であまり決まり事がない。「みうみう式」よりも「ヤンツー式」に近いと言える。それはそれで選手の創造性を引き出し、場合によっては選手の潜在能力を最大限に引き出すサッカーと言える。上里が見違えるように生き生きしてきたように(砂川曰く上里はJ1通用レベル)。
三浦式が特定の選手に負担が偏らないように平準化したのに対し、石崎式は能力の高い特定の選手に依存するやり方だ。「戦う気持ちのある選手にボールが集まる」というのは言外の意味を含めると、例えば「芳賀~藤田」ラインから攻め上がり「クライトンを経由して」、「※※※※(該当選手なし)」の決定力に任せる・・・という事。守備もおそらくそんな感じでソンファン任せのような感じがする。

わかりやすくクルマの種類で書けば、三浦監督はオートマ車、石崎監督はマニュアル車だと言える。オートマ車は「誰でも簡単に乗れる」のがウリ。マニュアル車は「運転の面白さ」がウリ。

その石崎車がエンストしまくっている。燃費も悪く、常にガス欠だ。何故だろうか。
それはクライトンとソンファンがマニュアル仕様で、他の選手がオートマ仕様だからだ。石さんはオートマ選手を求めていない、たぶん。敗戦という高い授業料の中で「仮免」目指して奮闘中!「石崎自動車学校」!ってのんきにしてる場合じゃないよな。そもそもオートマ限定免許なんて要らないぜ。J1はマニュアルじゃないと通用しないんだから。(コレ三浦批判じゃないですよ。「肉でも魚でもないチーム」だったから落ちたんです。大分みたいな堅守なら残れるんです)

石崎車が快調に走り始めるためには(昇格するには連勝するしかない)、マニュアル仕様に頭を切り替えないとダメだっつーことです。自分がどう動いたら周りがどう反応するか臨機応変にギアチェンジしなさいよ、ってことなんです(サイドチェンジともかけてます)。どうも2速から5速への切り替えが遅いでしょ。
なんだかずーーと3速で走ってるみたいなサッカーだよな。
つまらん!実につまらん(大滝秀治風)
90分の間には何度かトップギアに入れなきゃな。アクセル踏め!ってトコで踏まないでしょ。宮澤とか宮澤とか宮澤とか。

J1に居たプライドを捨てろ(たった1年じゃ居たうちに入らないか)、とか「J2でも格下で挑戦者なんだ」っていう精神論で選手達を責める気にはなれない(実際18チーム中16位で格下なんだけどな)。むしろ「またJ1に戻って戦いたい」という選手達の意地を見たいし、信じていたい。
俺は精神論は通用しないと思っている(コンサの選手には。箕輪除く)。スポ魂的な精神論じゃなくて、高い技術を習得したいというアスリートとしての野生的な向上心(誰かの好きな言葉じゃけん)。ん?向上心、心、こころ・・・やっぱ精神論か(笑)

今こそ向上心を持たないとエライことになるよ>若手と呼ばれる選手達。今年昇格を逃すと恐らくマニュアル仕様の二人は居なくなるからね。他の選手はとにかくレベルの高い方に合わせる努力をしないと。クライトンがイライラした理由をもっと真面目に推し量ってあげないと・・・本当に悲惨な事になる。
ソンファンが熊本空港で孤独だったとも聞いた。言葉の壁もあるのだろうけど、きっと周りとサッカー観が合わなくて悩んでいると思うよ。
マジで今が踏ん張り時だ。前節は試合そのものが前半で崩壊したけども、シーズンを通したプランに亀裂が入ったように思えた事の方が俺には怖かった。クライトンとソンファンが途中退団なんて事態に発展しない事を祈るばかり。

2007年は軽自動車だったですけど、2009年はハイブリッドカーですから当然お金もかかっている。(日本、ブラジル、コロンビア、韓国の多国籍軍っていう意味ね)
あとは、石さんが「戦国J2ロード」(石勝樹海ロードって石さん勝つロードだな。ホントは石狩~十勝だけど)をどういうナビを選択して走っていくのか・・・だな。どっかでETC付けて、連勝街道をぶっ放してくれると信じてますよ。

以上、俺の仮説である。

しかし、やたら括弧が多くて回りくどい文章だな。駄文ですね。ダッブンダ!!(志村風)
ニュアンス伝わったでしょうかね?

あくまでも仮説だけどね。(くどいって)



posted by odo5312 |06:47 | 本日の書きっぱなし | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年04月07日

フォーメーションを考える(富山戦編)

クライトン(一発赤紙)、ダニルソン(黄紙累積)を欠く。
当然ポジティヴラーとしては、これが良い方向へ転がるきっかけと考える。
特にクライトン依存症からの脱却。去年の後半から言われていた事なのだが、どうしてもクライトンを経由しなくてはとか、パスしてボールを預けなきゃといった意識が必要以上に働き、若手選手が自分で最善の選択を考える事を避けている気がする。
創造的なプレーを磨くためにもここは、クライトン抜きの方が「明日のコンサ」「未来のコンサ」のためだと思う。
監督が自らクライトンを外す事は無いだろうから、かえって審判の赤紙は有り難い、と前向きに考える。

クライトンが居ないとなると、そこにスナをそのまま入れるという選択肢もあるが、俺は4-2-3-1を止めて4-4-2にフォメ変更してしまいたい。
そうすることによって、宮澤の1トップを止めて、宮澤&上原とか宮澤&横野とか上原&横野といった組み合わせで2トップを組める。この方が断然得点のニオイがするような気がしないでもなかったりするわけなんですがいかがでしょう。


    横野   宮澤 
    
 ヤス          征也
  
   大伍     上里  

西嶋  吉弘 ソンファン  芳賀
   
      荒谷 




    上原   宮澤  
    
 スナ         征也

    大伍   上里 

西嶋  吉弘  ソンファン  芳賀
   
       荒谷



    横野   上原  
    
 上里         征也

    大伍   芳賀 

西嶋  吉弘  柴田  ソンファン  
   
       荒谷



4-4-2 なら こんな感じか。


4-3-3 でも考えてみっか。

  横野   宮澤   上原    
    
 上里    大伍    征也

西嶋  吉弘  ソンファン  芳賀
   
       優也 

3-5-2 ならどうだろう。

    宮澤   上原    
    
 上里    砂川    征也

    大伍   芳賀 

 西嶋   吉弘  ソンファン 
   
       荒谷 


3-6-1 だったら?

      上原  
    
 ヤス   謙伍   征也

 大伍   上里   芳賀 

 西嶋   吉弘  ソンファン 
   
      荒谷 


・ボールをしつこく追って奪える
・むやみにバックパスを選択しないで常に前へ運ぶ
・ゴールマウスが見えたら必ずシュート

以上の事が出来れば、フォメなんか関係なく「戦える」はずなんだが。


posted by odo5312 |00:10 | データファイル2009 | コメント(0) | トラックバック(0)