2008年05月20日
若手を徹底的に鍛え直す!
昨秋、負けが込んだとき三浦監督は「自分達が出来ない事は無闇にやらない」と語っていた。 「育てた自前の選手がレギュラーの半分を占めるのが、クラブの経営も安定させられて得策。そのためにもJ1に定着しないと、高校、大学のいい選手は入ってこない」(三浦監督語録) 三上さんがストライカーを探しに南米へ旅立つそうだが、単にノナトの代わりを探しに行くだけでなく、上記のようなクラブの理念の下、若手をJ1のレベルに引き上げる段階だ。落ちてしまうとせっかく育てた若手を他チームに持っていかれる。J2の収益では借金が返済できず、移籍金を収入に充てるしか方法がないからだ。 だから個人的には外国人ストライカーを補強する事は、若手の流出を止める最後の手段だと思っている。それくらい残留しないとクラブ経営自体がヤバイ。減資&増資後というのはそれくらいシビアだということだ。落ちたらクラブ丸ごと強大資本に買い取ってもらうしか道はないと思う。サポーターズ持株会の募集にも限界があると思うし。 一昨日くらいまではかなり本気で「J1残留は難しい」「残りの試合はJ1での思い出づくりだ」などと凹んでいたのだが(未だHOMEで1勝だからね)、やっぱりこのままズルズル負けて17位で深海魚みたいになっているのは悔しい。 何よりもチーム存続が一番、などと言いながらカネのために今まで育ててきた若手選手を他チームに売らなきゃならないなんて・・・・。 複数オファーを受けた宮澤は、コンサがJ1に昇格したから入団してくれたのだと思う。J2だったらどうだったかわからない。あの12/1ドームでコンサの昇格を目の当たりにしたからコンサに入団し、先日のドームでの初ゴールが生まれたのだ。 今までの縁や積み重ねを大事にしたい。なんとしてでもJ1にこだわりたい。 三浦監督が「鍛える」と指名した石井謙伍、ヤス岡本、宮澤裕樹。 是非監督の期待に応えてほしい。監督だけでなくサポーターもみんな期待している。自分がJ1で通用すると思ってフィジカルから鍛えなおして欲しい。 「後半の最後の15分になっても縦に勝負できるフィジカルの強さ」で逆転負けをくらわないようにしよう。 謙伍やヤスには、後半のベンチワークで投入できる「武器」になってほしい。早く90分通して戦える戦力に整えないと、残留争いまでもつれ込んだとしても勝ち目はない。サブが頑張らないとレギュラーがどんどん疲弊して残留争いすら出来ないだろう。 「技術で相手のフィジカルの強さを弱めることはできないが、 強いフィジカルは、相手の技術を弱めることができる」 http://www.consadole.net/odo5312/article/1557 (弊ブログ関連記事 1月08日「2008三浦コンサのキーワード」) J1上位とのテクニックの差は短期間では埋められないだろう。だが相手のテクニック、センス、スピードに対しての「フィジカルの強さ」で対抗しないことには持ち前のハードワークサッカーが機能しない。 J2と違って1-0逃げ切りの試合はなかなか望めない。平均1失点は覚悟するとしたら最低2点取らないと勝てない。だから三上さんはストライカーを探しに南米へ飛ぶ。 2点が確保できたら、組織で1点以内に抑える方法を編み出さないとならない。現状はこんな感じだと当ブログは分析する。 昨年のデータでいうと年間50失点くらいまでが、残留に許される範囲だ。 34試合で50失点。 今までのように2失点していると確実に落ちる。(13試合で25失点) 25失点したのはウチとチバプールだけだ。 http://www.jsgoal.jp/ranking/j1.html http://consadole-sapporo.jp/info/topteam/ 守備の負担を減らし「後半へろへろ病」を治すには、前からガンガン球を奪って仕掛けていくサッカーをするしかないような気がする。 俺はまだまだウチの若手の可能性を信じてるよ。信じるのがサポーターだろ? そんなわけで、若手よ!明日に向け走れ走れ!怒りを燃やせ!!
【今日の応援歌】 http://jp.youtube.com/watch?v=juwQmOJf4Yk (爆風スランプ「Runner」)
posted by (oDo) |07:20 | 三浦俊也監督 | コメント(0) | トラックバック(0)