コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2008年04月17日

2008三浦コンサの途中経過

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昨日現在、J1リーグで2勝4敗、カップ戦で1勝2分。
J1復帰後、通算3勝2分4敗でここまで踏ん張ってきている。
期待に違わず素晴らしい頑張りを見せてくれているのではないか。

好調の原因として、以下の3つが挙げられる。

(1)どの選手が入っても戦術がブレないオートマチックな4-4-2システムの継続。継続は力なり。

(2)選手達が監督の考えを理解し試合で実行している。練習を見ても皆で明るく声を出しまとまっている印象がある。

(3)一番大きい要因だと思うが、クライトン先生の加入。


(1)と(2)に関しては、以前「2008三浦コンサのキーワード」でも書いたのだが、「コンサ的徹底性」とか「堅守の徹底」という表現を使わせてもらう。
初めに監督の信念だとかリアリズムとかチームの方向性があって、選手達がその監督の方針についていっている事が伺える。
以前三浦監督は「選手が理解できないんだったら、練習で選手に言う意味が無い」と断言していた。つまり三浦監督に指導され起用されているうちは、その選手は戦力と認識されていてベンチに入れる(=出場機会がある)という暗黙の了解がある。それはスタメンもベンチも一緒に戦っているという結束につながり、白恋のイイ雰囲気に繋がっているものと想像する。

  「監督は次の次を読みます。必ず違うオプションを用意しておく人」(三上強化部長)
  (ニッカン「J1札幌今季初0封」)


<4/12リーグ ジュビロ戦のスタメン>  <4/16カップ ジェフ戦のスタメン>
  GK28 高木 貴弘              GK 1 佐藤 優也     
  DF21 平岡 康裕              DF 5 池内 友彦       
  DF32 柴田 慎吾              DF 4 曽田 雄志
  DF 2 吉弘 充志              DF 2 吉弘 充志
  DF19 坪内 秀介              DF19 坪内 秀介
  MF 8 砂川 誠                MF17 岡本 賢明
  MF15 クライトン                MF29 マーカス
  MF18 芳賀 博信              MF33 ヨンデ
  MF22 西 大伍                MF24 西谷 正也
  FW10 ダヴィ                  FW15 クライトン
  FW13 中山 元気              FW10 ダヴィ


(3)のクライトンの加入に関してだが、「コンサ待望のドゥンガ系」とか「サポを煽ってくれる」さらには「若手を叱ってくれる」など既に「精神的支柱」「ムードメイカー」として即効性の効き目を発揮してくれている。クライトン効果はまだまだこんなものではないと思っている。
まずベテランが奮起するはずだ。「巧い系」のスナマコやマサ西谷が「巧みの技」を見せやすくなる。ボランチが球の収まりどころになると前線の選手に相乗効果が出てくる。クライトンは巧い選手の良さを引き出してくれる。
ここ数試合、モバイルファン投票でMVPに連続で輝いているので「クライトンさまさま」なのは多くのサポーターも感じているようだ。
次にダヴィが「馬」としてその才能を如何なく発揮できるようになる。優駿ダヴィにベテラン騎手クライトンが騎乗すれば、位置取りもよくなりGOALも量産できるのではないか。
ここ数年で最大級の当たり助っ人外国人となったクライトン。J1では外国人選手が外れると自動的に降格候補になってしまう現実がある。その意味で、「ダヴィ頼み」と「クライトン頼み」を否定することは無い。むしろ周りがクライトンから学べばいいんじゃないかと思う。ただし、ダヴィやクライトンが欠場した時にどうするかを考えておかねばならないとは思う。

昨夜コンサは0-0のスコアレスドローに終わった。
AWAYだからと「ドロー狙い」だったわけではない。三浦監督は1-0で勝ちに行ったのだ。システマチックな守りでボランチ(ヨンデ&マーカス)と4バック(CB:吉弘&ソダン)、そしてGK優也の意思の疎通が計られたと思う。この面子で千葉を零封したのは長い目で見ると非常に大きい。
吉弘が「結果のゼロは評価できるけど、安心できるDFではない」と言ってるのだから、堅守が札幌スタイルと言えるように時間をかけて熟成させればいい。ディフェンスを味噌のように熟成させるのだ。味噌の噌の字には曽田の曽が入っている(関係ないか)
千葉を「ジョッピンかりました」という結果から判断すると、まずはスタメンとベンチ組を合わせ、守備のレギュラー陣はほぼ固まったと考える。今後もGKを含め守備陣は競争させながら、より一層のオートマチックな堅守を目指すものと思われる。
ジュビロ戦と千葉戦の結果を受けて改めて思う。

   「守備的なサッカーが果たして悪いのかというと、
   案外いま世界のトレンドなんじゃないかなと思っています」
                (※三浦俊也語録 2007年12月1日)

監督のやり方は、コンサがJ1に残留する上で理に叶ったものであると確信している。
攻撃陣はまだまだ不完全な印象。千葉戦でマサ西谷が復活の気配を見せた。神戸戦に向けてのエンジン始動チェックになったと思う。
http://www.jsgoal.jp/news/00063000/00063591.html(みうコメ)
「攻撃に関してはもう少し前の4人がボールを触れる状況にしてあげないと厳しい」

今月は西谷の爆発に期待しよう。特に古巣のレッズ戦では(ニヤリ)
三浦4-4-2の右サイドで一番ハマるのは藤田征也。早期復帰が待たれる。最後の1ピースを埋めるのはセーヤくんだ。待ってるぞ!
今月は、A神戸-H新潟-A浦和 と勝ち点を積み重ねたい相手が続く。
ここで一気に弾みをつけたいところだ。



※2007年12月1日三浦監督記者会見より

いまの世界のサッカーの傾向で、ハードワークをしない、あるいは守備をしない、走らないといったチームが勝つことは不可能です

(ワールドカップのイタリアのような)守備的なサッカーが果たして悪いのかというと、案外いま世界のトレンドなんじゃないかなと思っています

私は去年J1でやってましたけど、浦和は極めてディフェンスの強いチームでした。もちろん点の取れるストライカーもいます。ただ得点を取るのが非常に難しいチームでした。個人も強かったでしょうし、チームの作り方のバランスも。ですから、そこを忘れてあまり現実味のないことをやったら、やはり残留するというのは難しい







【熱烈赤黒な記事】

「まんまる新聞」の「カルテの余白から」(・∀・)イイ!!
http://manmaru-sinbun.com/
http://manmaru-sinbun.com/030/035/
いまに4/18号分もUPされるだろうから是非ヨンデ!
コンサな徒然草さまが、上野幌内科クリニックの島村院長のコラムで紹介されていました。
過去のコンサ絡みの記事も味わい深いものがありますよ。
それにしてもコンササポには医療関係従事者が多いですよね!
きっとハードワークする姿に共感しているんだろうなぁ・・・・なんてね。


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posted by (oDo) |08:01 | データファイル2008 | コメント(0) | トラックバック(0)