コンサドーレ札幌サポーターズブログ

スポンサーリンク

2008年01月08日

2008三浦コンサのキーワード

2008年J1を闘い抜く上で恐らく重要になるであろう言葉、文章を集めてみました。
今までの契約更新や補強情報を自分なりに分析しているうちに、おぼろげながら見えてきたキーワード達です。
これらの言葉をキャンプの情報と刷り合わせしながら、コンサの戦い方を考察していきたいと思っております。

自分用のランダムなメモです。


昨日ハードディスクに残っていたHBCの番組「中村美彦 無頼放談」をDVDに焼いていて、再発見した言葉です。

【ドイツ的徹底性】

厳密に、厳格に、正確に、精密に
Deutsche Grundlichkeit
ドイッチェグルントリッヒカイト
ドイツ人の国民性 


http://www.hbc.co.jp/tv/burai/back2007_2.html#b20070715
(中村美彦 無頼放談「快進撃!コンサドーレ札幌指揮官が語るドイツサッカーから学んだこと」)

三浦監督のそこで目の当たりしたドイツ人のサッカーとは

「エレガントではないが、こと勝負に関しては世界中、ヨーロッパ中で
ドイツと試合がもつれたら勝てないと思わせる精神的な強さがあった」

「日本ではよく『ゲルマン魂』と言われるが、そういう言葉はドイツには無い。
ただ、その言葉に匹敵するような強さがある」

匹敵するような強さ ⇒ ドイツ的徹底性

ふと思いました。
『コンサ魂』 は何だろう、『コンサ的徹底性』 って何だろう・・・・


※「堅守の徹底」
ディフェンスの底上げ&強化は必要不可欠だと思う。
他チームの攻撃力はJ2とは比べ物にならない位の破壊力がある。
まずは「迎撃力UP」「守備重視」になるのは当然のこと。
「コンサ相手だと点を奪いづらい」と思わせる位、堅守をカラーにしてしまいたい。攻撃的サッカーを目指すのはその次の段階でいい。
「面白いとか面白くない」の問題ではなく、徹底的に勝ち点積み上げにこだわって「J1残留第一」で臨みたい。

守備的なサッカーが果たして悪いのかというと、案外いま世界のトレンドなんじゃないかなと思っています

当ブログは監督のこの考え方を支持しています。(不支持の方がいる事も知っています)
「戦術を考えるのはサポーターではなく、監督」。今年もこの考え方で行きたい。
選手は、監督を信じてついていきます。サポーターが監督を信じなければ、選手とサポの方向がバラバラになりおかしい事になります。
ただし、三浦監督は戦術だけでなく「戦術を超えた部分」にも着目し鍛えようとしているように見えます。
サッカーにおける「世界基準」です。具体的に言えば「フィジカルの強化」です。謙伍や征也を思い浮かべて頂ければイメージできると思います。大伍やヤスもフィジカルを強化すればJ1で戦えると思います。一番それが鍛えられるのは実戦だと思います。だから三浦監督が「やってみないとわからない」と言うのだろうし、「ダヴィとアルセウは計算できる」というのはJでの経験の他に「フィジカルの強さ」を評価しているのだと思う。
五輪を目指す若手選手には「フィジカル強化」は大切な事だと思うし、将来J1や五輪をきっかけにビッグクラブへ羽ばたく選手が出てくれば、移籍金でクラブも潤う。その繰り返しが弱小クラブが生き残る道なのだ。
もちろん生え抜きが主力に何年も残ってくれるクラブに越したことはないが、やはり選手は常に「上」を目指すものだから・・・。
鹿島みたいにヨーロッパに出してもまた帰ってくるようなチームになればいいなと思っている。夢見過ぎでしょうか(笑)

コンサが3度目のJ1挑戦で「世界基準」(例えそれが守備的サッカーだとしても)の何かを身に付けて、J1を生き残っていられたら、そのコンサのカラーに惹かれてまた新しい若者が入ってくるかもしれない。
ユースや高校や大学の逸材を発掘し育成するのがコンサドーレの方向性であり、カネで他チームから「出来上がった選手」を引き抜いて選手を揃えるようなクラブにはなれない。Jにも色々なクラブがあってもいいと思うのです。ビッグネームの補強よりも「しまふく寮」の増部屋ですよ(笑)

「育てた自前の選手がレギュラーの半分を占めるのが、クラブの経営も安定させられて得策。そのためにもJ1に定着しないと、高校、大学のいい選手は入ってこない」

幸い、三浦監督の考え方もコンサのクラブとしての理念と一致しています。迷わず行けよ、しまふく路線 です。

しかし、キレイごとばかり言ってても、勝たない事には何も進みません。3回目の降格は許されません。だから9億が上限といわれる強化費の中でいかにJ1に残るかというのが、今年の最大目標になります。


※「あきらめないサッカー」
先制逃げ切りはJ2コンサのお家芸だったが、J1ではそうも簡単にはいかない。先制されても追いつく執念、あるいは逆転する底力が無いとJ1には残れない。泥臭く熱く90分間走り抜くサッカーこそコンサの真骨頂だと思う。格上のチームにも負けない武器を、年間を通じて全員が持つ事が必要になってくる。テクニックや速さで負けるのだったら、やはりアレしかない。
=> 「ハードワーク」+α

+α の候補は後ほど↓に書きますが「フィジカルの強化」です。



【強力外国人・代表クラスとの闘い】

90分間走り負けしないスタミナ面での強さ <=> 身体能力
精神力の強さ <=> テクニック・体力・足の長さ
フィジカル・トレーニング <=> 実戦トレーニング
体格とフィジカルの強さが重要な時代
フィジカルと技術の両方

http://spartak.blog5.fc2.com/blog-date-20070808.html
(国際サッカー戦略研究所 アジアカップ総括その3)

技術で相手のフィジカルの強さを弱めることはできないが、強いフィジカルは、相手の技術を弱めることができる

Jリーグの場合、ちょっとぶつかって倒れると、すぐファールを取ってくれる。世界で、ボディコンタクトから選手がもっとも保護されているリーグの一つ、それがJリーグ。

 => ジャッジ、審判の基準に対するJリーグへの意見書(複数回)




【ダヴィ】

1984年3月10日、ブラジル生まれ。4歳からサッカーを始める。
17歳でセアラに入団しアラングアペ-イピタンガ-ビトーリア-ピアウイ(ブラジル)。
好きな選手はインテルFWアドリアーノ。
母国での愛称はCavalo(馬)。
札幌では妻と2人暮らし。183センチ、80キロ。

三上強化部長は「パス(保有権)を買うのも選択肢」と完全移籍で獲得。移籍金は50万ドル(5750万円、推定)
http://hokkaido.nikkansports.com/soccer/jleague/consadole/p-hc-tp0-20071102-277946.html



【フィジカルの強さ】

・競り合いに負けない高さ
・スタミナ(ハードワーク)
・当たり負けしない
・韓国、豪州のようなフィジカルの強さ
・日本人が持っていないフィジカルの強さ(思っている以上に伸びてくる足、長く遠いと思われる距離でも追いつく速度、高さ等)
・1対1の強さが持ち味のストッパータイプのセンターバック
・球際の強さ
・力強いドリブルからのシュートで「重戦車」という異名
・パワフルなサッカー
・世界基準(浦和・川崎・鹿島)と戦う上でのボールを持った時のフィジカルの強さ
・テクニック、センス、スピードに対してのフィジカルの強さ
・J1で試合経験を積んだ上でのフィジカルの強さ(未知、やってみないとわからない)
・ストライカーに求められる資質は決定力とフィジカルの強さ
・しょっちゅう相手を吹っ飛ばすリーチの長さとフィジカルの強さが武器のMF
・フィジカルの強さを全面に出した泥臭いプレーヤー
・後半の最後の15分になっても縦に勝負できるフィジカルの強さ
・ルーズボールを渡り合うフィジカルの強さ
・優れたバランス感覚で簡単に倒されない
・相手の寄せにも動じないようなフィジカルの強さ
・長身を活かしたヘディングの強さ
・「相手のボールに対するアプローチが早い。重心が低いうえに体も強く、相手に何もさせない」と1対1の強さ、競った時の球際の強さを高く評価(加茂の今野評)
http://wsp.sponichi.co.jp/column/archives/2005/08/post_429.html
・ハードなタックルで相手の攻撃を寸断




http://www.consadole.net/odo5312/article/1521(2008三浦コンサの方向性)
http://www.consadole.net/odo5312/article/1540(三浦俊也監督研究 5 リアリスト)

posted by (oDo) |11:54 | 三浦俊也監督 | コメント(0) | トラックバック(0)