2007年12月16日
減資増資大作戦(1)
公費とクラブ経営について。 1 まず現状の把握 2 コンサが目指すクラブ経営の方向性とは まずは、ググって資料集めから。 HFCは約2億円の債務超過解消のため、約20億円減資した後、増資する方針を正式に決定した。 しかし、10日にその旨を「北海道」と「札幌市」に伝えたところ、難色を示された http://hochi.yomiuri.co.jp/hokkaido/soccer/news/20071215-OHT1T00107.htm (北報知「コンサドーレ存続へ減資をお願い」) http://blog.livedoor.jp/zeileague/archives/50971255.html (税リーグニュース「ベガルタ仙台が90%減資 10億円の税金が水の泡に」) http://www.kahoku.co.jp/spe/spe106/news_spe/news20070526_001.htm (東北ハンドレッド 90%減資で債務解消 提言骨子) http://www.kahoku.co.jp/spe/spe106/news_spe/spe20061226_kiro.htm (福岡の明暗 30億円減資も残留失敗) http://www.kahoku.co.jp/spe/spe106/news_spe/spe20060217.htm (経営改革 自立目指し債務解消へ) http://kyusyu.nikkansports.com/soccer/jleague/avispa/p-ka-tp0-20060411-17643.html (福岡、取締役会で減資などを承認) ・J2チームと主な自治体の出資状況 ()内は出資比率 ベガルタ仙台 11億2900万円(48.4%) 宮城県、仙台市 アビスパ福岡 5億5000万円(16.3%) 福岡県、福岡市 コンサドーレ札幌 3億円(11.6%) 北海道、札幌市 徳島ヴォルティス 1億2000万円(29.3%) 徳島県、徳島市、鳴門市 湘南ベルマーレ 8750万円(17.5%) 神奈川県平塚市 愛媛FC 5000万円(23.9%) 愛媛県、松山市 京都サンガFC 2000万円(0.5%) 京都府、京都市 セレッソ大阪 1500万円(4.7%) 大阪市 ザスパ草津 1000万円(6.2%) 群馬県草津町 東京ヴェルディ1969 30万円(0.1%) 東京都稲城市、多摩市 サガン鳥栖 なし 水戸ホーリーホック なし モンテディオ山形 ※山形県が後援会費1億1300万円を支出 (読売新聞2007年12月9日朝刊3面より一部転載) http://blog.livedoor.jp/zeileague/archives/50732880.html (税リーグニュース「三木谷浩史は漢!これが正しいサッカークラブの経営だ」) http://soccerdays.com/reading/world_soccer/wsn_990224.html (行政の立場) http://mainichi.jp/hokkaido/sports/news/20071203ddlk01050150000c.html (毎日新聞 2007年12月3日「J1復帰:サッカー・コンサドーレの課題/上 損失解消へ減増資」) ・J1昇格には2年以内の債務超過(約2億円)解消が条件 ・HFCが減資を打ち出したのは、「J1で戦うには身軽になるしかない」(児玉社長)という意思の表れ ・筆頭株主の「コンサドーレサポーターズ持株会」は全会一致で減資に同意(11/18) ・北海道サッカー協会の補助約1億円も今季で終了する見込み ・北海道からの借入金5億円の返済時期も迫る ・J1復帰を果たしたことでリーグからの配分金(06年度1億1000万円)が1・5~2倍に膨らむ見通し ・持ち株比率で第4位(5・9%)を出資する札幌市の上田文雄市長も記者会見で「減資やむなし」と表明 ・HFCは道と札幌市に借入金計10億円を資本化することを内々に要請 ・減増資はまさしく禁じ手。二度とは使えない ・税金やサポーターの浄財を受けているのだから、公共財としてのビジョンとそれに基づくしっかりとした経営プランを作る責務がある(札幌国際大スポーツビジネスコース講師の林恒宏さん)
「公共財としてのビジョン」とそれに基づくしっかりとした「経営プラン」か・・・・ (ラフ案) ・コンサドーレが6年ぶりにJ1に復帰した ・メディアに「札幌」が登場する回数が増える ・「札幌」の宣伝広告になる ⇒ 札幌市から広告料として毎年出資頂く ・「北海道」に広告費を求めるのは難しい? ⇒ 世界にアピール ・知事に頼んで「北海道洞爺湖サミット」で各国首脳にコンサグッズ配布(笑) ・「ドーレくんエコバッグ」を製造販売。「環境に配慮するクラブ」宣言 ・ドーレくん ⇒ しまふくろう ⇒ 知床 と環境サミットへ話を繋げる ・北海道には、青少年育成資金、地域活性化資金などの名目で助成してもらう ・「札幌ドーム」へ使用料の軽減を求める ・サポーターズ持株会での増資 新しいサポーターから出資を募り経営参加意識を高める ・台湾等のアジア系外国人の北海道観光ツアーに「コンサ観戦@ドーム」を組み込む 「公共財としてのビジョン」 ねぇー・・・・ http://www5.cao.go.jp/seikatsu/koukyou/explain/ex04.html (公共財と準公共財) ・コンサドーレは「サッカーに興味の無い人」にとっては、税金を投入する価値のないもの ・つまり、高速道路、劇場、映画館的な公共財 ・より多くの人に影響する事業に絡んでいくことにより、排除不可性を高めていける ・その最たるものが「地球温暖化防止」つまりエコプロジェクトに関わること ・したがって、税金投入を正当化するためには、 「北海道洞爺湖サミット」で何かアクションを起こしたほうが(・∀・)インデナイカイ!! という結論をもって、「減資増資大作戦(1)」を終わる。
posted by odo5312 |06:37 | HFC/(株)コンサドーレの経営 | コメント(0) | トラックバック(0)