コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2007年04月29日

第1クール「優勝」へ

なまらうれぴー!(挨拶)

第1クールを制す ⇒ 前半(1&2クール)を制す ⇒
第3クールも制す ⇒ J2を制す

長年の経験というか、J2暮らしが長いぶん、そのように思っておるわけでございます。「まだ序盤だから」とか「順位は気にしなくても」という気はさらさらないんでございます。新聞が一面にドカっとコンサを持ってくる。地上波放送の視聴率、しかも勝利の瞬間に最高視聴率が来る。じわじわとコンサティックな熱風が北海道を吹きぬけてくるのがわかるのでございます。熱風のおかげで我が家の庭の木々も芽吹いて参りました(無関係?)

まぁ端的に書きますと、J2は

先 手 必 勝

なのでございます。今年は勝ち点の積み上げ的に「攻めろ!攻めろ!攻めろ!」なわけなんです。順位表で「我が赤黒軍こそがJ1へ行くべきチーム」と名乗りを上げているわけです。気分がいいですよ。世間的に堂々と「J1行きますが何か?」と言い放っているんですから。選手達のコメントも勢いがありますよ。

http://www.jsgoal.jp/news/00047000/00047775.html(JG 選手コメ)

やられる気はしなかった(芳賀主将)

「勝てるだろう」という気持ちにチーム全体がなっている(ヒロ西嶋)

愛媛のようないかにも「ザ・J2」という嫌らしいチームに対してもこういうコメントが出るようになりました。気迫で負けていなかったですね。去年は参入してきたばかりの愛媛に走り負けしてましたからね。あれは「ありえねー」と思いましたし、随分ショックを受けました。今年に入って愛媛が「アクションサッカー」を標榜した時点で「こいつらJ2なめてるな」と思いましたけど(苦笑)。たぶんミカン星人達は甲府みたいなチームを目指すんだろうな。

気迫を全面に出して身体を張っているという点では、芳賀は最高です。そんな芳賀にはただひとこと。

芳賀のGOALが見た~い(見たい)見た~い! (笑)

大塚も相手と激突して、タオルを血で染めながら闘魂を見せてくれました。仲間の選手・サポーターを奮い立たせるシーンだったと思います。改めて「蹴球は格闘技」なのだと思い知らされました。身を持って若手に伝えていると思います。
「ハードワーク」は満身創痍も厭わない精神力が必要です。まだまだ白恋練習場でタフな肉体作りが要求されるでしょう。
思い出しましたが、昨日録画を見ていてしみじみ思いましたよ。

西谷、体力ついたよなぁぁぁー

2年前から驚くほど成長したのは、意外にも若手でなくスナや西谷のベテランでした。監督の指導に真摯に耳を傾け謙虚に努力する事がどんなに大事な事か・・・。試合に出られない若手選手はその事に気付いて欲しいと思ってます。選手層をまだまだ厚くしていかないと、第4クールまで「ハードワーク」できませんから。
その意味で、ケンタローがベンチに入ったのは嬉しかったです。


三浦監督の人心掌握術も垣間見えました。

石井謙伍のインタビューに「リザーブも大事にしてくれる」というのがありました。監督コメントにもあるように
「今日はリザーブの選手が流れを変えて決めてくれるのを期待したい、という話をしました」
後半勝負を初めから鮮明にイレブンに打ち出していたわけです。これにスナと謙伍が燃えないはずがないです。

http://www.jsgoal.jp/news/00047000/00047774.html(みうコメ)

http://www.jsgoal.jp/result/20070200030220070428_detail.html(サマリー)

5分スナ、17分謙伍と投入時間も早め早めで、一気果敢に愛媛を攻め落とす戦術が見ている方にもわかりやすかったです。
スナがたてがみをなびかせて走る馬のように草原をピッチを駆ける姿に萌えた他、マサ西谷の謙伍へのスーパーサイドチェンジもお見事でした。まさに必殺仕事人という感じです。一芸です。ピン芸人です。
そしてまた、マサさんからもらったボールをスーパーボレーで決めた謙伍のケンゴール。これも漫画みたいなGOALでしたな。愛媛のGKごと吹っ飛ばす重いシュートを打ち込みました。愛媛GKのファンブルやミスやラッキーと見る人も多いかもしれませんが、あれはケンゴールなんです。加速度を増したスーパーシュートなんです。誰がなんと言おうと。

道新にこぼれ話が載っていました。有給中の西澤画伯から「スーパーゴールシーンを集めたDVD」を貰ってみていたそうなんです。いい話じゃないですか。「俺らDFがジョッピンかけちゃるから、1点取れよ」そういうメッセージですよ。チームにまとまりがあります。一体感もあります。ベテランが若手をうまく乗せてますよ。2000年のムードにそっくりなんですふぇるなんですばるです。
ケンゴールは今季初ゴール。思えば今季チーム初ゴールもセーヤのゴールでした。コンサユース出身が勝ち試合を作っています。長期計画も芽吹いてきているのです。5段階計画は財政的な部分では計画通りではありませんが、戦力の底上げという面では功を奏していると言えます。

http://www.jsgoal.jp/ranking/j2.html(首位キープ)

第1クールの勝ち点目標22はクリアしました。
7勝3分1敗、勝ち点24、残1(アウェー草津戦)。

次節はギー高木が前年所属の草津に凱旋(?)です。草津サポに「ギーさんは元気ですよ」の意味も込めて完封ショーを見せまショー。敷島でギーさんショーを見せつけるのです。そして脳内で「第1クール優勝カップ」を掲げるのです。自信が確信に変わり、選手達がその気になればまだまだ赤黒軍団は成長していくでしょう。

第1クールを制す者は、J2を制す

決しておごり高ぶりではありません。奢る平氏は久しからず。
そういう意味で第1クール突っ走りを望んでいるのではないんです。終盤に入った時、明暗をわけるのは勝ち点たったの「1」だったり、得失点差「1」だったりします。混戦の場合は特にそう。夏場にコンスタントに勝ち点を取れる保証もないし、連敗もあるかもしれない。怪我人もイエロー累積もあるかもしれません。だから、

取れるうちに取れるだけ取っておこう、勝ち点3

というわけです。勝ち点は予算通り取れています。しかしもっともっと貪欲にならなければいけないと思います。草津からもがっちり勝ち点3をもぎ取り、気分のいい

首位キープ

という語句がメールや新聞見出しに飛び交うのを楽しみにしています。以前にも書きましたが、

J2は逃げ、先行馬有利。

これは間違いありません。終盤になって「ドローでもOK(はぁと)」というのと「絶対勝ち点3しか許されない」という状況を想像してみて下さい。1点でも多く勝ち点を、また得失点差をできるだけ積み上げる(+25~30)事です。
自動昇格の1位2位、入れ替え戦権利の3位、そしてJ2残留の4位以下が4チームで混戦になり、最終節で決着なんてことも想定しながら、着々と走っていかなければなりません。幸い今はコンサドーレのペースでうまく逃げています。このまま気分良く走らせて欲しいものです。鞍上の三浦ジョッキーの腕にかかっています。「J2・スーパー・ステイヤーズステークス」は、まだ第1コーナーに差し掛かる所ですが…。


石井謙伍という日替わりヒーローというか「試合毎ヒーロー」が飛び出しました。試合毎に活躍する選手が入れ替わり立ち代りというのは、J1へ行くチーム特有のある種の「ムード」でございます。次のヒーローは一体誰なのか!?期待の膨らむ5.3敷島です。
去年までは「ゴール出んウィーク」でしたが、

今年はゴール出るウィークになる予感☆

posted by (oDo)b |06:25 | 三浦俊也監督 | コメント(2) | トラックバック(0)