2007年03月06日
2節鳥栖戦展望
ホーム開幕が10日に迫っている。 1節京都戦をヒントにどう戦っていくのか予想してみたい。 まずは理想の攻め方はどんな感じか。 4-4-2である以上、サイド陣に「攻撃的センス」のある選手を 置いたはずだ。左は和波と西谷、右に西嶋と砂川。 両サイドバックと両サイドアタッカーの4人。これが「攻め」のキーマン であることは想像に難くない。 つまり試合が面白いとかつまらないのバロメーターはこの4人にかかって くるわけだ。 今更「カガケンが居ればなぁ」・・・なんて思っても仕方ないしね。 4人が縦横無尽にアバレンジャーしたら、「4-4-2でもいけるじゃん」 なんてご意見も出始めるんジャマイカ? 縦横無尽というか、縦縦無尽と書いた方がしっくりくるか。 俺の4-4-2の攻撃イメージは、昨季のようにパスをちんたら繋ぐサッカーではない。 縦に縦に走って繋いでサイドからえぐって、中央でシュートをぶっ放すサッカーだ。 決定力次第では「アクションサッカー」よりもダイナミックでスピーディーに見えるはず。 サイドがキーマンの根拠は、三浦監督が4-4-2のメリットとして 「ピッチをワイドに使えること」と述べていること。 もう一つは、昨年の「攻撃の軸3人」からフッキが抜け、西谷と砂川 の両ベテランをバランスよく配置しなければならないことが挙げられる。 左サイドのオプションとしては昨年も相性が良かった「西嶋&西谷」の2Wコンビ。 2Wというのはダブルウエストという意味で、西西という意味(くだらん) じゃぁ東はどうなんだ、ということです。東じゃなくて右だね。 「西澤&砂川」「池内&砂川」というオプションもあるかもしれない。 中盤ど真ん中がカウエと芳賀でいいんかい?委員会も発足しているとかしてないとか。 例えば「大塚&芳賀」に中盤を、ブルーノに最終ラインの「声だし統率」 をやってもらい「トリプル後ろ司令塔」みたいな三角形を配置するのもいい。 天皇杯の録画を見てもわかるように、3バック時は「実は5バック状態」だったりする。 したがって、後ろが4枚だから守備的で、自分達から仕掛けない=つまらないサッカー という図式には必ずしもならないと思う。 アクションサッカーの時にこだわった「パスサッカー」だって、ミスパスを 連発すれば、アクションすら出来ない、ムービングなんて見たことねぇ、 となり勝ち点には結びつかなかった。 三浦コンサがパスサッカーを志向するかどうかは、わからない。 なぜならパスの技術が一朝一夕に向上するとは思えないから。 だったら、やっぱり基本は「堅守速攻」になるんじゃなかろうか。 右や左のサイドラインを中心にボールを集め、短時間で攻め上がるサッカー。 コンサが勝ち点を積み上げるために必要な要件は、俺が思うに3つある。 1 両サイドバックが、サイドの空いているスペースにうまく走りこむこと! 2 両サイドアタッカーが、敵陣まで深く入り込み、素早くクロスを上げること! 3 中盤の真ん中2人が、上手にボールを左右前に散らすこと! この3点が出来るかどうか。 (出来なきゃゴル裏の雰囲気悪くなるから、マジで頼むぜ!) もちろん勝つ。 勝つなら1-0でも2-1でもいいぞ。 参考: http://www.fujix.co.jp/varietyfootball/archive/system442.html (4-4-2システムのポジション解説 「4-4-2 FLAT LINE」) 【昨季からの戦術変更について当ブログの見解】 後だしジャンケンはイヤなので鳥栖戦を見る前に書いておく。 ・攻撃的サッカーを「札幌スタイル」とするならば、それはヤンツーのアクション&ムービングという裏付けがあってこそのもの ・しかしそれはリーグ戦で6位が限界だった。これは曲げようのない事実 ・監督交代の時点で「札幌スタイル」は変わっている(好むと好まざるは別として) ・「攻撃サッカー」というトレンドを追うよりも、「勝ち点へのこだわり」という本質で勝負してみたい ・野球では8-7のスコアの方が、1-0投手戦よりも多くに好まれる一方、ツウは手に汗握る投手戦を好むとも言われる。 サッカーも同様「1-0勝利の為のシビレるような攻防」もJ2には必要な要素であり、必ずしも「攻める」ばかりがサッカーの見所でもあるまい ・もう一つ。仮に「攻めるサッカー、点を取るサッカー」が札幌スタイルと言い切るならば、フッキ分の25点はどうしたらいいのだ? ・Jリーグ経験の無いダヴィ一人にその穴埋めをさせるわけにはいかない。ノルマが15点とのことだから、やはりマイナス10点分以上は失点を防いで得失点のバランスを取らねばならぬという理屈になるのだ。 ・極端に言えば、6-0の大勝は要らないから1-0で6勝してくれ、という話になる
【2007サポ馬募集中】 http://www.h-keiba.com/2007panf/list.php3 (oDo)セレクトサポ馬 63.ピンクプルメリア05(父:アドマイヤベガ) 64.オレゴントレイル05(父:アグネスデジタル) 66.エレガントプロウズ05(父:アドマイヤベガ) 74.パルセイト05(父:スウェプトオーヴァーボード) 84.メイクマイバンドル05(父:スウェプトオーヴァーボード) 【今日のナツメロ】 http://www.youtube.com/watch?v=_zzxRyG_sMM (Huey Lewis and the News 「Jacob's Ladder」) http://www.youtube.com/watch?v=oVxgyun6XpQ (Kashiwabara Yoshie 「Haru nanoni」)
posted by (oDo) |00:00 | 三浦俊也監督 | コメント(0) | トラックバック(0)