コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2006年11月16日

キャプテンにツッコミ

スポーツ報知より。

http://hochi.yomiuri.co.jp/hokkaido/soccer/news/20061115-OHT1T00121.htm
(川淵キャプテンが柳下監督続投後押し)

 これでHFCは、監督の意思云々抜きにして続投要請せざるを得なくなった(と思う)。
あの1試合だけを見たらJ1昇格はイケると思っただろう。
「ドームのJ2の試合を見てくださいましたか?」と問いたいが恐らく、北海道のサッカー関係者とメディアに対するリップサービスなのだろう。
 コンサは出来の良い試合は物凄く素晴らしいが、目を覆いたくなるような出来の悪い試合も同じかそれ以上ある。コンサの窮状に理解あるコアサポはいいが、ライトなファン層、特に若い世代がスタジアムに来なくなっていることに危機感を感じずにはいられない。
目の肥えたコア層の望む「攻めるサッカー」と、リピーターを増やす為に必要な「勝ちにいくサッカー」「確実に勝ちを拾うサッカー」のギャップ、さらに追い討ちをかけるような経営難。考えなきゃならないことは非常に多い。最終的に「勝ち点の積み上げ」が無いとリーグ終盤戦の盛り上がりは来ないのだから。ファイターズのプレーオフを見るまでもなく、札幌ドームをファンで埋めるためには「優勝争い」「昇格争い」しかない。ヤンツー続投で来年本気でそれに取り組めるのだろうか?できれば監督の口から語ってもらいたいところだ。

 昨夜、フッキがセバと語らいながら代表戦をじっと真剣に見ていた。彼の目には満員のドームがどう映っただろう。札幌にこんなにたくさんのサッカーファンがいると知って驚いただろうか。我那覇のプレーがどう映っただろうか。
一方で、一部のサポ間では「フッキに5000万かける位なら、1000万の選手を5人採って育てた方が強化計画に見合う」とも。

 同じくドームに来ていたスナや芳賀たちもメインスタンドからゴール裏を見てどう思っただろう。代表戦よりよっぽどコンサ戦のゴール裏の方が迫力があると思ったのではないか。そして「今野ダンマク」の多さに、4万人の中にコンササポがたくさん含まれているのも感じたのではないか。やはりドームの残り2試合、愛媛戦の繰り返しは許されないと感じてくれていたら嬉しいのだが。

 J1志向の高い選手はコンサから出て行こうとするだろうが、もしも「来年こそJ1へ昇格したい」と思ってくれる選手がいるならば、残りの4試合でそれを「自分の最高のプレー」で見せて欲しいと思う。結果にこだわり続ける選手がいないと、監督が誰であれチームは変わっていかないような気がしている。

 監督の評価は天皇杯でなくリーグ戦の48試合でなされるべき、というのが当ブログの持論である。そしてヤンツー自身もそのように自身の采配責任を考えてくださっていると信じている。
本当にJ1昇格を狙っているなら、その前の年にJ1昇格争いをしておかねばなるまい。横浜FCのようにベテランが多ければ別だが、本来はホームの緑戦やアウェーの柏戦で3位入れ替え戦を狙える順位にいて、「極限の闘い」を経験しておかねばならなかったと思う。
今月の23日H、26日Aは中2日のキツイ日程ながら、本来なら昇格争いをしているはずの終盤戦山場の連戦。監督にも選手にも「3位争いをしているようなつもりで」意地を見せてもらいたい。

 フロント、HFCのスタッフは冷たい雨に打たれながら、代表戦を見に来たドームの一般客に対してヴェルディ戦のビラを手配りしていた。
フロントの集客への努力に対しても、選手たちは個々の能力を存分に出し切り、精一杯走りきった上で「同じ絵を描く努力」をしてもらいたい。
どん底の2003年あたりからのJ1時代を知らないサポも増えてきている。牛歩の成長を信じているサポを「順位という結果」で裏切ってはいけない。

長くなってしまったが、監督の件は後日また触れるとして、ツッコミ処は以下の部分。

「あの試合(11/8 天皇杯ジェフ戦)で、自分の知っている選手は誰もいなかった」

というくだり。


砂川(柏-札幌、144試合出場)、西澤(V川崎-清水-川崎F-名古屋-鹿島-名古屋-札幌、83試合出場)も西谷(C大阪-神戸-仙台-浦和-札幌、54試合出場)も曽田(149試合出場)も和波(161試合出場)も、


川淵キャプテンは知らなかったのか?

Jリーグ全然見てないってことじゃん!!

posted by おど |08:54 | 本日の書きっぱなし | コメント(0) | トラックバック(0)