2006年09月03日
ブランドビジネス
男子プロバスケの新リーグに来秋参入することになった「㈱ファンタジアエンターティメント」という会社に注目している。 「スポーツっていうのは、ブランドビジネスでもある」 http://www.stv.ne.jp/tv/d-sunday/DStokushu/index.html?query_start=11&idno=20060416102827 (どさんこサンデーDS特集「挑戦する女性起業家~水澤佳寿子さん」) コンサドーレもブランド、ファイターズもブランド。 アイスホッケーのポラリスもブランドだ。 そしてファンタジアが別のブランドを立ち上げ、北海道に新たなプロチームが産声をあげようとしている。 9月上旬なので、そろそろバスケチームの名前が3つに絞られリーグに提出される頃だ。 (9/5追記:「ファンタマジック北海道」「フライングフォックス北海道」「レラ カムイ 北海道」が3つの候補名) http://hochi.yomiuri.co.jp/hokkaido/sports/news/20060715-OHT1T00122.htm (北報知「道内にバスケットプロチーム誕生」) 「大きな挑戦になると思うが北海道を元気にし、青少年に夢を与え、ビジネスとしても成立させたい」 「スポーツを通じて、そこに住む人が活き活きとした楽しさを見つけて、張りのある暮らしをしていただけたら、その一部になれば大変光栄だ」 「夢のあるスポーツエンターティメント。そんなフィールドをここ北海道に創造したい」・・・・これがファンタジアのビジョンだそうだ。 ブランドを生むこと、ブランドを育てること、 そしてブランド価値を高めること、 時にはブランド価値を下げてしまうこと。 ビジネスとして成り立つかどうかもブランドの大事な要素だ。 その点コンサは五段階計画に対して損益計算上の数字が伴ってないので、経営上の不安要素がかなり多い。 道新記事からサポが更に煽るのもおかしな話かもしれないが、一部のサポがHFC存続を危惧しているのは当然の流れだといえるだろう。 同時代に北海道に誕生したブランド同志お互いに刺激し合いながら切磋琢磨しブランド力を増していけば、「スポーツアイランド北海道」の土壌が育まれ、クラブ経営のノウハウも向上していくのかもしれない。 上記ブランドで共通している課題は「北海道へ優秀な人材(ダイヤの原石)を呼べるか」というスカウティングの問題である。 これは選手だけではなく、プロスポーツエンターティメントに精通している経営者を呼べるかどうかということでもある。
posted by おど |21:37 | レバンガ(レラカムイ) | コメント(0) | トラックバック(0)