2006年06月18日
俺達と熱くなれ~(仙台戦感想)
赤と黒の縦縞の為に~迷わず行けよ~信じる道 俺達ならやれるのさd(^-^) ユアスタに木霊するサポソンに胸がジ~ン(笑) 【快勝】 俺基準であるが、今季最高の出来のゲームだった。 最高の要因は、いうまでもなく結果である。けして内容ではない。 内容を求めるなら、J1昇格にはまだまだ足りないと思う。だが今はフッキ頼みであろうが神頼みだろうが、勝ち点を積まなきゃお話になんないのである。 ヤンツーもそういう戦い方を選んでくれたし、凝り固まったパスだけサッカーの呪縛から選手たちを解き放った感じがした。白恋練習の時から既にそういう指導を見せていたのである。 すなわち堅い全員守備がまずあって、そこから定番のアクションを起こし主導権を握る。先制したらまた堅い守備で猛攻をしのぎ切り、相手が前掛りになったところで、ムービング。鮮やかなカウンターで突き放したら、アディショナルタイム(ロスタイムって言わなくなったスカパー)にまた全員でしっかり守り通すという。 選手同士が同じ絵を描く、戦術の浸透、意思の疎通。 ステップ3の必須科目の単位がやっと取れた試合だったといえよう。 「6月17日、仙台ユアスタ 仙台0-2札幌」という“結果”は単なる勝ち点3以上の重みがあることは想像に難くない。 ここまででやっと7勝。本来第1クールで稼がなければならなかった数字だ。ずいぶんと遠回りしたものだ。 だけど俺は、この試合のハーフタイムから既に鼻の奥がツーンとしていた。フッキに「もの凄い成長」を見てとれて、3月のドームの退場シーンが脳裏をよぎって泣けてきたのである。 キャンプからフッキ中心のチーム作りをしてきた。幾多の試練を乗り越え今やっとフッキ中心にチームがまとまりだしたのである。 フッキの周りを固める役者たちの動きもここにきて活発だ。砂川、西谷、芳賀の3人は仙台をかき回すのに充分な働きだった。 石井も前節のお返しに御誂え向きのアシストパスをフッキに贈った。フッキと石井のヤングコンビに「血の通ったパス」が見られるようになったのは春から散々待ったお陰の収穫だ。 心配された守備陣も身体を張って、頭も使ってなかなか魅せてくれた。 仙台の若武者バンダイを止めた池内から守備のリズムが出来た。曽田は攻撃に絡みヘッドを枠に飛ばした。 「全員で攻めるから全員で守ってくれ」というメッセージに見えた。曽田はいつもより精悍な顔つきに見えた。 守備が不安定だった加賀には、すぐそばに芳賀が下がってきてしっかりフォローしていた。芳賀の運動量、守備エリアは半端でなく広かったことだろう。おそらく今のコンサで一番走っているのが芳賀だと思う。 今までイマイチ影の薄かったゲームキャプテンの大塚が本領発揮。中盤をがっちり安定させ攻守の切り替えに奮闘してくれた。2ボランチの相棒が鈴木から金子に替わったのが非常に大きかったと思う。ボールへの執着心、先のパスを読む戦術眼が向上すれば、まだまだ「大塚&金子」のツーボラは進化するのではないか。 大塚は守備的ボランチとして時には3バックに自ら吸収され、ゴールマウスを死守した。言葉でなく行動、ポジショニングで仲間を鼓舞していた。今の大塚は精神的支柱になりきれている。やはり夏場に調子を上げるタイプなのだろう。 芳賀は仙台出身だし、大塚は元山形。誰よりも仙台という場所に萌える燃える要素はあったと思う。 俺たちと熱くなれ 赤と黒の縦縞のために 選手たちが力を出し切ってくれたので、サポーター達の歌声も力強くユアスタに轟いた。選手とサポーターの一体感、スイング感、相手を凌駕する気迫。 久々にスカパーを見て目に汗をかいた。 ベガルタゴールドに染まるユアスタで、時にはコールがかき消されながらの赤黒応援だったが、後半からはコンサのサポソンが聞こえる時間帯が増えていった。「2000年の駒場以来の超アウェーでの快感だった」と仙台に参戦したサポ仲間からメールが届いた。仙台遠征4回目での初勝利だという。仙台駅で牛タンを食いながら祝勝会を開いたそうだ。自分のことのように嬉しい。 その喜びはまさに仙台に行ったから体験できることである。心から労いたいし、熱く素晴らしい応援に感謝したいと思う。 ずっとこんなサッカーを待っていた。待たせやがってこの野郎という感じだ(苦笑) これがコンサのサッカーだ! いまさらこんなサッカーを始めても時既に遅し、なんて言わない。 言わないから、是非このサッカーを続けていこうぜ!!是非是非、次節もまたその次節も・・・ 迷わず行けよ 信じる道 俺達ならやれるのさ 参考:http://www.jsgoal.jp/news/00034000/00034311.html(ヤンコメ) 現在地:http://www.geocities.jp/theroadtothetop/j2/2006.html(折れ線グラフ)
posted by オドレジーニョ |08:20 | 赤と黒 | コメント(4) | トラックバック(0)