2006年05月14日
空
後ろから肩をトントン叩かれた。 「おどさん、やけくそで歌ってるでしょ(笑)」 「うん、“怒りのバビロン”だね(爽)」 チクショー会でいろいろな感想が出た。 「うちらの周りしか歌ってなかったから、止めるに止められなかった」 「隣の熱いおじさんが頑張っていたから、俺も頑張れた」 「俺の隣の人たちなんか座っちゃったし」 「試合を見るのが辛くて、空を見上げながら声を張り上げてた」 「そうそう、空を見てたね。みんな斜め上を見て歌ってた」 「都はるみかよっ」 「そしたら、どんどんゴール入れられてさ」 「涙が出てきて声が詰まって大変だった。マジで歌えなくなった」 試合直後はみんな呆れて笑っていた。突き抜けたように明るかった。 「むしろスッキリした」 「清々しかった」 「どうだ参ったか」 「前半、後半、2度切腹した感じ」 「野球で言えばスミ1負け。フッキソロ、3ラン2発で撃沈」 「誰かハットしました?」 「パクがしました」 「2試合連続ハット食らうって記憶にないなぁ」 「6点といえば、昔のジュビロ戦」 「ジョアン時代のアウェー新潟に似た雰囲気。あの時は監督辞めたけど」 「6点といえばドームで大宮に6-2。そんな時代もあったねと」 「中島みゆきですか」 「“時代”を歌いたい気分よね」 延々と酒宴は続き、コンサの現状を語り合った。 「俺はもうずっとJ2でいい!万年J2、J2の盟主を目指すぞ」 一同「Booooooooooooooo~」 「札幌で試合したけりゃ、J2に落ちてこいや!!」 「新○!大○!帰って来いよ!」 ☆ ☆ ☆ どこまで本音かわからんけど、楽しい酒に持っていくあたりがコンササポらしい。 バビロンを歌いながらずっと思っていた。 選手のために歌っているんじゃないな、この曲は俺自身のために歌っているんだな。 何も恐れず 胸を張り戦え OH SAPPORO 仕事中も頭に浮かぶこのフレーズ。 J2戦線はまだ34試合も残っている。 何も恐れず 胸を張り戦え ますか? 俺は戦います。
posted by おど |16:20 | 心に響く言葉 | コメント(5) | トラックバック(0)