コンサドーレ札幌サポーターズブログ

スポンサーリンク

2006年01月08日

2006アクションサッカー展望(5)

今夜のテーマはFWだけど、書き出しからいきなり悩む。
切り口がいっぱいあって、困るんですよ。
現実でいくか理想でいくか、過去を反省するか未来しか見ないか、
FWだけでなくMFも含めて考えるか、FWとMFを切り分けて考えるべきか。

まずガクヤについて触れないわけにはいかないです。
なぜ彼を戦力外にしたのでしょうか。
もう彼は甲府の一員なので、未練がましいことを書いても意味がないのは
わかっていますが、これを書かないと先には進めない気がするのです。
発表されたときは想定内だったとはいえ、「もったいない」が率直な気持ちでした。
春先から絶好調だったガクヤは、3月19日アウェーの草津戦で2得点を挙げます。04年はわずか1得点に終わっただけに「ガクヤ復活」の序章かと思われました。
その次のホーム仙台戦は前半だけなら「ヤンツーの選ぶベストゲーム」と言われアクションサッカーの理想形とも言われる戦いっぷりでした。
意外に思われる方も多いと思いますが、その仙台戦の先発2トップが「ガクヤと元気」だったのです。一番いい形を知っているガクヤを切ることは、アクションサッカーを熟成させる上で果たして良かったのでしょうか?
もう1試合、マニアには忘れられない試合があります。04年天皇杯3回戦ジェフ戦@室蘭です。余談ですが、あの試合はテレビ中継無し。
もしDVDを出せばたくさん売れると思います。相手はあのオシム率いるジェフなのですから。
あの試合走り負けなかったのは、ガクヤが「ぶっ倒れるまで走る」と公言したからに他ならなかったのです。

☆ ☆ ☆

5月の試合中の骨折は不運なもので公傷扱いだと思ってたので、復帰したてでの戦力外通告は非情とも思えるものでした。
トライアウトでガクヤの俊足と献身的なプレーを買ってくれた甲府大木監督に感謝したいと思います。大木監督はヤンツーの東京農大の後輩、同じ静岡出身です。
大木監督が認めて、なぜヤンツーが・・・と考えるといまだに不思議なんですが。

さて昨季のFWのゴール数はセーノが10、アイカーが9。
とりあえずわかりやすい数字を持ち出せば、鳥栖の新居が17ということで、お前らもっと通年でガンバレよ、と。
元気の4も物足りないので、せめて倍の8にしてくれよ、と。
石井謙伍のルーキーでの1点は価値が高いと思う。ガクヤの戦力外を前向きにとらえるならば、「19歳石井の台頭」で「30歳はお役御免」というシンプルな発想はできるかもしれません。
ただし、ガクヤみたいなベテランは昇格争いになった時に精神的支柱になった可能性がありました。

☆ ☆ ☆

甲府のバレーが21点取ったのだが、今季のコンサはこの分を数人でカバーしなくてはならない。失点は甲府よりも少ないので、「得点力プラス20点」を目指すと仮定してみましょう。
完全移籍してきた選手達で点を取りそうな選手を挙げてみましょう。
大塚真司(山形)、西谷正也(浦和)は3点づつ。
関隆倫(水戸)、川崎健太郎(山形)は1点づつ。
野本安啓(新潟S)、芳賀博信(千葉)も1点づつと見積もってみましょう。
何の根拠もないですが、これで10点!
あとの10点は噂のフッキでJ1復帰(笑)

なんだかヘンなオチですんまそん、えめるそん。
次回2006アクションサッカー展望(6)は、「エキサイティングな中盤」について考えます。
三角形とかWとかMとか、3-5-2とか3-6-1とか、セットプレーを多くするだとか、いろんなパターンのアクションサッカーについて妄想してみます。

コンサ・ブリザード攻撃!雪崩式バックパス!(痛)

posted by おど |22:15 | データファイル2005 | コメント(2) | トラックバック(0)