2005年12月08日
アクションサッカーって何だい?(2)
(1)で
濃いサポーター15人アンケートで10名が「ダメ出し」したソダンは来季も センターバックを務められるのか?
などと書いた手前、ソダンについていくつか書いておく。
・濃いサポ15人アンケートのクエスチョンはシンプルに挙手式にした。
「あなたはソダンについて○か×かどちらかと言えばどっち?」と質問した。△はない。○か×で聞いてみた。
「顔のこと?」とふざけて聞かれたが、実力、貢献度、活躍、潜在能力、期待度などひっくるめて聞いてみた。
狭い範囲でのアンケートではあったが、半数がアウェー遠征バリバリ系なので、ホーム&スカパー観戦組とはまた違った感想もあるに違いない。
○は5人で、×が10人だった。
ちなみに俺は○。理由は後述するとして、質問の意図は次の通り。
・サポーターの評価が真っ二つに割れやすい選手である
・熱狂的サポも多いが、アンチも多い
・サポの評価が低い割りに歴代の監督に干されず使われてきた
・しかもタイプの違う監督ばかり
(岡田、柱谷、イバンチェ、チャン、ジョアン、ヤンツー)
・05年12月現在、チーム在籍年数が最も長い
・05年の試合出場時間がチームで最も長い
そこで俺は考える。
・能力、実力の無い選手は使われないだろう
・DFは失敗体験が後々生きてくるポジションだ
・今は失敗サンプルをたくさん集めているだけにすぎない
さらに俺は考える。
・2000年を思い出してみよう。左から健作、名塚、森。
・ワナ、ソダン、イケ でも十分イケるではないか
・J2のレベルはこの5年で物凄く上がったとはいえ、FWがバンちゃん みたいに前線から守備して、ボランチがノノとビジュ、あるいは今ちゃん みたいにある程度ボールを拾って散らすことができれば、DFの負担は減るのだ。
・ボランチ~3バック(一時的4バック)~林(髙原)というラインで大幅にメスを入れるのは、ソダンではなくボランチの方なのだろう
でも待てよ、と俺は考える。
・自信なさそうに林にバックパスしていたソダンはやっぱりダメ出しされて当然だ
・例の3・26仙台戦の3バックにソダンはいない
・スピードある攻守の切り替え、攻撃的サッカーのための最終ラインからの速いビルドアップ、一瞬のスキをつくクレバーなプレーなどはソダンに期待できるんだろうか?
・文学や音楽やファッションを語る評論家・曽田雄志ではなく、ピッチで創造的プレーを見せる芸人・ソダンを演じきれるのか否か?
アクションサッカー2006の成功のためのキーマンはソダンか、またはソダンを押しのけてリベロを任されるまだ見ぬ新戦力にチゲ鍋、いや違いない。
強化部の考え方は「○5」寄りなのか「×10」寄りなのか、非常に興味深いところだ。
(つづく鴨)
posted by odo5312 |22:42 |
データファイル2005 |
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2005年12月08日
アクションサッカーって何だい?(1)
アクションサッカーって何だい?
今夜は「?」だらけの文章書くぞ。
ナンダイ?難題?なんだい?誠意って何かね?
といわけでバモッス!元気ねーなー、もういっちょ、バモッス!
仕事帰り、北ニッカンのケータイサイトの「ヤンツー語録」を読んだっす。
おもろいこと書いてあったわ。
今季のベストゲームは?との問いにヤンツーはこう答えた。
「印象深いのは、第1クールの3・26ドーム仙台戦の前半」
「前半」というのが泣けるではないか。
というのも、勝ち試合17試合の中で、これがアクションサッカーだ!と
言えるサッカーが無かったなぁ、と嘆いていた自分がいたのですよ。
つまり、最下位から6位に浮上したものの、根幹である「コンサのサッカー」「ヤンツーイズム」を感じさせるサッカーがほとんど無かったというのが本音のところなんである。
何があっても軸がぶれない戦術、メンバーが替わっても組織としての決まり事がしっかりしてないと、J1昇格への道のりは遠いものになっていくと思うわけです。
ましてや、我々の目標はJ1昇格、J1復帰だけにとどまらず「J1定着」なんですから。上がったら落ちないチームにしないとアカンのです。
しかし、リーグ戦88試合を経過してもアクションの香りがほとんどしない。函館の山形戦がアクション臭漂う試合だったので年間最高試合に推すけれども、それでも地元札幌の厚別やドームでアクションしないと観客は増えないとちゃうの?
3・26仙台戦について、ヤンコメの続き。
「自分たちから動きだしてボールを運べていた。90分ではなかったが、
あの45分のプレーは良いと思っている。
あのサッカーをやり通せば、良いチームになるんだと思った。
あそこで勝っていたら違った成績になってたと思うし、選手たちも自信を持ってできたと思う。」
アクションサッカーを研究する上で、非常に貴重なコメントである。
日刊スポーツ北海道さんはいい仕事した。
あの試合は0-3で敗れたものの、前半と後半で天国と地獄のゲームぶりがあまりにも衝撃的だったのでDVDに焼いて残してある。
今度、酒でも飲みながらじっくり堪能してみようと思う。前半だけな。
☆ ☆ ☆
最終戦でヤンツーが3つの公約を口にした。
ひとーつ!
自分で判断して動き出すこと!
ふたーつ!
1対1で厳しくボールを奪い合い、セカンドボールを自分のボールにする!
みーっつ!
90分間、ロスタイムまで走りきること!
3・26仙台戦「前半」、それが幻のアクションサッカーだとするならば、
2006年は90分、ロスタイムまで「あの前半」を続けなくてはならないのだ。
アクションサッカーを口で説明するのは難しい。
頭で考えても正直よくわからない。それは2年88試合を経ても、いまだに90分見せてもらってないし、勝利を呼ぶ込むサッカースタイルにもなっていないからだ。
だからアクションサッカーって何だい?と思っている人がいたら、3・26仙台戦のビデオを見てみたらいいんでないかい?
後半はイケが退場してグダグダになった。試合後には思い切りブーイングもした。ドーム史上もっとも大きなブーイングだったと記憶している。
しかし、その試合の前半、来季のヒントがきっと隠されているに違いない。
参考までに「前半」出場者=3・26仙台戦のスタメンを書いておく。
この顔ぶれ眺めて何かピンとくる人がいるはずだ。
阿部ちゃん
カガケン、イケ、ヒロくん
権ちゃん、田畑
岡田、ワナ、スナ
ガクヤ、元気
皮肉にも最高のアクションサッカーを見せたイレブンのうち、3人は去ってしまった。
サポーターを満足させられる結果が出始めたのは、西谷が左前に入り、ワナが左ストッパーに戻ってからだった。
開幕戦でボランチを務めるのは誰なのか?智樹なのかヒロくんなのか、そのどちらでもなく新加入組なのか?
市村が切られ、徐が切られ、ヤンツーの理想が高いと推測される右サイドはゆっき岡田固定なのか、思い切りカガケンをコンバートなのか、スナマコなのか?
トップ下はスナマコ、カズ上里の他に誰が可能性あるのか?
新10番は誰が背負うのか?
セーノ、アイカー、デルリスは通年で結果を出せるのか?
点取り屋候補として新星石井が割って入るのか?
新9番をつけるのは誰か?
濃いサポーター15人アンケートで10名が「ダメ出し」したソダンは来季もセンターバックを務められるのか?
イエロー累積、ケガ、48試合の過酷日程でDFを安定さすために、DFは何人補強されるのか?
90分アクションできるチームにするために、それを48試合続けるために
ストーブリーグでどんな補強ができるのだろうか?
限られた予算の中で、残された3月までの少ない時間の中で、アクションサッカーの3年目は大きく進化しなくちゃならない。
と取り合えず書きなぐり。風呂はいろ。
(つづく)
posted by odo5312 |21:21 |
データファイル2005 |
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