2005年12月01日
契約更改に思う(1)
報道されている部分で想定の範囲内だったのは、三原。 ゲームの中でアクション&ムービングにはフィットしないプレースタイルだったので致し方ない。 中尾の後の10番ということで期待されたが、残念ながら結果を出せなかった。 アウェーの鳥栖で出場したので0提示回避かとも思われたのだが、故郷佐賀での最後の晴れ姿を見せたいというヤンツーの親心だったのかもしれない。少なくともJ1昇格のためのMFという点で見れば「戦力外」なのであろう。 昨年の今時期は上里カズに10番を、と思っていたが、来季は是非マサ西谷に10番を背負ってもらいたい。 ホンコン、桑原は0提示もあると思っていただけに、レンタル先が見つかれば御の字かと思う。ただし片道切符になりそうな気もする。 権東(not 権藤)は昨年天皇杯・熊本大分戦Vゴールから1年、なんとも真逆の12月となってしまった。権ちゃんは残念ながらアクションサッカーを取得できないまま終わってしまった感がある。ヤンツーの目から見て限界だったのだろう。 正式入団前に大学生Jリーガーとして立った厚別で放った強烈なミドルシュートは忘れない。どこかのチームが彼の武器を認めてくれてトライアウトで拾ってくれるといいが。 ガクヤの0提示はもったいないと思う。FWとしての得点という目に見える部分での貢献度は低いものの、前線から相手をかき回すプレースタイルはヤンツー好みだと思っていた。 来季3位~首位争いを演じた時にベテランのガクヤが周りになんらかの影響を与えた可能性もある。昨年のジェフ戦前に「ぶっ倒れるまで走る」と宣言し勝利をもぎ取ったように・・・。 もう一つもったいないなと思う理由は、ガクヤのスター性だ。J1時代に山形からレンタルで来ていきなり清水戦で延長Vゴール。伝説的なコンサデビューを飾ったのは今でも語り草になっている。 地味な選手が多いコンサにあって、骨折明けのドームで万雷の拍手をもらったガクヤ。草津戦では是非ベンチ入りさせてほしい。 冷静に考えてみると今回の契約更改は真っ当だとも思える。 来季の目標が3位以上である限り、年俸の高い選手の中で勝利に貢献できなかった選手は真っ先に切られるのだろう。出場時間、得点、アシスト・・・などの査定がある以上しょうがない結果だと言える。 来季「9」を背負う選手が、優勝(2位)請負人になるストライカーでなければならない。フロントの腕の見せ所だ。 アレ、アレモンなんてどんなモン? それともデルリスが「30」⇒「9」になるだろうか。 J2上位の「9」「10」を見てみよう。 3位仙台= 9シュウェンク、10財前。 4位甲府= 9須藤(例のロスタイムの人)、10藤田 1位京都= 9アレモン、10パウリーニョ 2位福岡= 9林、10山形 札幌=9ガクヤ、10三原 お疲れ様でした。そしてありがとう。 さて来年の、9と10は誰が背負うのだろう。 上位争いに関係のある数字であることは間違いない。
posted by odo5312 |21:19 | データファイル2005 | コメント(0) | トラックバック(0)