2006年11月20日
ターニングポイントだった2度の大敗
年末調整の申告書OK、スタッドレスOK、年賀ハガキNG(確認) 3強の勝ち点が横浜86、柏85、神戸84。戦国J2らしいサバイバルとなった。 http://soccer.yahoo.co.jp/jleague/stand/j2.html(ヤフー・順位表) http://soccer.phew.homeip.net/ranking/?league=J2(さっかりん・順位表) 残り3試合45試合終了時点で、7位コンサと3位神戸の勝ち点差は18、得失点差は神戸26、コンサ9なので目標の3位以内には、実質勝ち点19が足りない計算になる。 http://www.geocities.jp/theroadtothetop/j2/2006.html(折れ線グラフ) 折れ線グラフを改めて眺めて思ったが、今年昇格争いするためにはコンサは「神戸パターン」で勝ちを積み上げるのが現実路線だった。スタートダッシュに失敗した為「柏、横浜パターン」という選択肢は無かったのだ。 実際第2クール後半から3クールにかけての折れ線グラフの上がり方が似ている。結局神戸が加速、コンサが失速したわけだが、それは一体どうしてなのか調べる必要を感じるわけだ。調べないと何か悶々とするのだ。どうせなら監督の去就がハッキリする前に書いてしまいたい。ブログを書く上で後出しじゃんけんは好きじゃない。 神戸は第2第3クールで猛追に成功し、第3クールで仙台が脱落した為、3強に食い込んだ。 その神戸猛追のきっかけを作ったのは、5月14日・第15節厚別のコンサ戦だった。 http://www.consadole-sapporo.jp/info/game_top/gi269.html(1-6神戸) http://soccer.yahoo.co.jp/jleague/games/2006051401/report.html(ヤフー・マッチレポート) 相手の3トップを恐れるあまり、いつものフォーメーションを貫かず自爆した例だ。今思えば選手起用、采配に迷いが生じていたのかもしれない。 次に7月29日・第31節の厚別湘南戦。 ここは3強への今季最後のスパートチャンスだった。ところが・・・・ http://www.consadole-sapporo.jp/info/game_top/gi285.html(1-5湘南) http://soccer.yahoo.co.jp/jleague/games/2006072908/report.html(ヤフー・マッチレポート) http://www.jsgoal.jp/news/00036000/00036012.html(ヤンコメ) 「自分たちのリズムを作るには最終ラインがボールを持ったときの、組み立てる一つ目のパス、それを相手に狙われているところに出したらなかなか難しい。3年間やっているけども、なかなか変わらない。難しいところだ」 湘南戦大敗後に3強との勝ち点はどんどん開いていくばかりになった。長いリーグ戦、勢いに乗るためのターニングポントは有るようでなかなか無いものだ。大敗でチーム全体が自信喪失状態になった事は想像に難くない。 この象徴的な2試合の大敗メンバーから、現在の両ストッパーとGKとボランチ(大塚の相方)はチェンジされている。負けて初めてわかる連携の良し悪しというのもあるし、当時の選手のコンディションの良し悪しもあったのだろう。ただ今年は強化計画上のステップ3であったので、「選手の固定化」「戦術の浸透」に手間取っているうちに、縮めるのが不可能なくらい上位と差がついてしまったと分析する。 GK佐藤ユーヤの緊急補強やヒロ西嶋の左ストッパー復帰にも繋がったわけなので、再発見や収穫があったといえばあったのだが、シーズン当初からのヤンツーの選手起用に問題があったとも言える。つまり第2クールから「適材適所」で闘っていたら、第3クール以降違う流れが作れたかもしれないのだ。 俺が考える良い監督の条件の一つに、「選手たちに成功体験を積ませることの出来る監督」という項目がある。果たしてヤンツーは成功体験と自信を選手達に植え付けることは出来たのだろうか?勝ち点と順位からは「挫折感」の方が遥かに大きいと言わざるを得ないのだが・・・・。 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ <追記> 去年の12月はまだ希望を持っていたんだけどなぁ。 http://www.consadole.net/odo5312/article/24 「アクションサッカーって何だい?(1)」 ヤンツーサッカーは「理想と現実の狭間で苦しむサッカー」でもあった。 http://www.consadole.net/odo5312/category/22 (カテゴリー:「アクション&ムービング」)
posted by おど |12:13 | データファイル2006 | コメント(2) | トラックバック(0)
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この記事に対するコメント一覧
Re:ターニングポイントだった2度の大敗
オランダの攻撃的サッカーが
グレードも高く見ていて
ゴッツ・オモロ~イ(4-4-3だすワ!!)
師走は天皇杯(LIVE2発)・トヨタカツプ参戦と
拙者忙しいです・・
posted by 風に吹かれて| 2006-11-21 20:53
Re:ターニングポイントだった2度の大敗
4-4-3???
ユーヤにも出動命令ですか(わ
フクアリ見たさに飛ぶサポも多いそうで・・・・
posted by おど| 2006-11-21 22:42