2014年09月18日
ダンさん×ツンさんトークショー(4)
<ベトナム パート2> チームが勝っていると屋台で「あちらのお客さんからです」と、頼んでいない物がずらりと並ぶ。 負けてる時は隠れるように生活している。 ペットボトル、サンダル、フランスパン(笑)も飛んできた。 野次は「ホンダ」、「カワサキ」(バイク?)、「味の素」、「おしん」 (知ってる日本語叫ぶだけかよ!もはや野次になってね〜) ベトナムに限らず海外では試合前日から妨害行為は当たり前。 ホテルの部屋で寝ている時に内線は鳴る。外で花火大会は始まる。爆竹は鳴る… <インド> インドでは装甲車に乗ってパトカーの誘導でベンチの横につける(AWAY)。 移動バスに投石されガラスが割れてチームメイトが怪我したこともある。 サポも後ろから物が飛んでくるので、ヘルメット被って応援している。 国民的No.1スポーツだけに、アジアはサポーターが熱い国が多い。 <インド パート2> ダンさんのバッグを勝手に開けて、テーピングテープや買ったばかりのお菓子を持っていかれた。犯人はチームメイト。 (芳賀なら逆にダンベルを入れちゃうゾ) 感覚が違う。「ある者から取る風習」がある。 <香港> ネットで調べたチームの練習に参加すると決めて、そのクラブの担当と電話でコンタクトを取った。 「ユア トレーニングにジョインしたい」「OK。××に来てくれ」みたいな軽いノリで。 練習参加して数日後、どうやら参加したかったチームは隣のグラウンドにいるらしいと気づく。確かめてみたらコンタクトをとった担当が別のクラブに移籍しており、最初に行きたかったチームじゃないところで練習していたらしい。 クラブではなく、彼の個人ケータイに電話していたらしい。そこで凄いのがダンさん。 なんとそのままそこのクラブと契約してしまった! すると良い事はあるもので、ACミランと親善試合をすることができた!! しかも香港スタジアムでガチ勝負(ミランには1GOALいくらという懸賞金がかかっていたので)で見事2-1で勝利した!!! マルディーニにユニの交換を申し出たが断られた(↓) 試合後、スタジアムに隣接するミランの宿舎からは怒声が響き渡っていたそうだ。 <ネパール> 空き地にゴールの枠だけ(ネット無し)の練習場。 牛が寝ていた(!!) ラインが無い。草がはげているから。牛が草を食べたから(!!) <ラオス> 行きたいクラブと交渉している時、パスポートのコピーを送った途端、音信普通になった。年齢で敬遠されたらしい。 そこでダンさんイズムが炸裂する。まさに反骨精神ってやつだ。 音信不通になってもチケットを買って現地に行く。 先方は「しょうがないな、だったら練習試合に出ていいよ」と。しかし先方が欲しがっていたのはFWだった。ダンさんはFWは通算5分しかやったことがない。 ここでダンイズムが発揮される。 「俺はFWだよ」(爆) そして試合で点を取り自分の価値を示した。 契約にこぎつけてから、「実はFW出来ない」(大爆) <ブルネイ> 金持ちの国。 リーグ戦が中断したので「レンタルでどこかに出してくれ」と頼んだら、「来月始まるから」。結局は「やるやる詐欺」で3年引っ張られた。練習だけでお金がもらえた。お金持ちが多いから治安は良い。 ある時スパイクを置き忘れて行った。もう盗まれただろうと思って戻ると、スパイクは洗って泥を落としてあり、ちゃんと干してあった。 ダンさんの金言。 「まずは現地に乗り込む」こと。 「本当にやりたかったら、目標が出来たら、行動に移す」こと。 「失敗しても、勉強してチャレンジすればいい」 <質疑応答から> Q:自己管理(体調管理)について A:テーピング、洗濯、ユニ運び、マッサージ、全部自分で考えてやる。 トレーナーに頼んだら「俺は歯医者だよ」なんて言われたことも。 なんでも「セルフ」なので、低周波治療器を自分で買ってマッサージしたり。 Q:ベガルタ仙台20周年記念試合 ベガルタ仙台OB vs ユヴェントスFC・レジェンドはどうでしたか? http://soccer-douga.com/douga/14909/ A:食事の前にダービッツに一緒に写真撮ってくれとお願いしたら、今はちょっとという感じで断られた。タイミングが悪かったなと端の方で一人で食べてたら、食事が終わったダービッツが来て「今なら写真いいよ」と言ってくれた。その時にドサクサにまぎれてダービッツの尻を触ったんです。柔らかくて良い筋肉でした! 「サッカー選手は臀部(お尻)の筋肉が大事」(伊藤壇語録)
ダンさん×ツンさんトークショーの報告は以上で終わりです。 海外経験(アジアオンリー17か国)が豊富な伊藤壇さんの話は、バラエティに飛んでいて面白いです。 出版のオファーが前々からあったらしく「お笑い芸人のようにネタを収集している」とか。 ダンさんの本が出たら、北海道の書店でベスト10入りするようにサッカーファミリーでバックアップしましょう。 なんと言っても誇らしい道産子プロサッカー選手ですから! http://www.consadole.net/odo5312/article/5119 ダンさん×ツンさんトークショー(1) http://www.consadole.net/odo5312/article/5123 ダンさん×ツンさんトークショー(2) http://www.consadole.net/odo5312/article/5125 ダンさん×ツンさんトークショー(3)
http://blog.livedoor.jp/ito_dan/ (伊藤壇 公式ブログ) 名前:伊藤壇 誕生日:1975年11月3日 出身地:北海道 経歴: 1991-1993 登別大谷高等学校(日本) 1994-1997 仙台大学(日本) 1998-1999 ブランメル仙台/ベガルタ仙台(日本) 2000 札幌蹴球団(日本) 2001 ウッドランズ・ウェリントン(シンガポール) 2002 ウエストゲートSC(オーストラリア) 2003 サイゴン・ポート(ベトナム) 2004 傑志蹴球隊(香港) 2004 オーソットーサパー(タイ) 2004 傑志蹴球隊(香港) 2005 ペナン(マレーシア) 2005-2006 QAF FC(ブルネイ) 2006 バレンシア(モルディブ) 2006 QAF FC(ブルネイ) DPMM FC(ブルネイ) 2007 QAF FC(ブルネイ) 2008 屯門普高(中国) 2009 名門世家加義(マカオ) Churchill Brothers SC(インド) 2011 RAKHAPURA UNITED(ミャンマー) 2011 Manang Marsyangdi Club(ネパール) 2012 Build Bright United(カンボジア) 2013 Erchim(モンゴル) 2014 LAO TOYOTA(ラオス) Yotha F.C.(レンタル移籍)
【参考】 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%8A%E8%97%A4%E5%A3%87 ウィキペディア 伊藤 壇(いとう だん、1975年11月3日) http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/soccer/jleague/2013/columndtl/201309290003-spnavi?page=1 伊藤壇、衰えぬアジア挑戦への情熱 流浪のフットボーラーが語る未知の世界 元川悦子 2013年9月30日
posted by odo5312 |07:53 | 日本代表 | コメント(0) | トラックバック(0)
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