コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2014年07月22日

カルチャーナイト 芳賀博信氏の講演

カルチャーナイト 2014.07.18 読売ビル会議室

(紹介)
コンサドーレ札幌 アドバイザリースタッフ
芳賀…仙台育英、オシム市原
曽田…神、ジダンをもじったソダンの異名、ミスターコンサドーレと称えられた
※やけに詳しいので主催者側(読売北海道支社)に熱烈ファンがいるのがバレバレ

(芳賀博信氏単独トーク)←お題は事前に読売側からもらっており、それをカンペを見ながら淡々と語る芳賀氏

[W杯]
ドイツが堅いなと思っていた。見る目があるってことで
(ドイツの強み)GKの違い。キーパーがしっかりしている。ノイアー。
守備の安定が一番の勝因(W杯もコンサも終始一貫コレ。芳賀氏も曽田氏も三浦コンサの戦術をいまだに高く評価している。この事は意外ではないが、多くのサポに知っておいてもらいたい)
スーパースターはいらない。ネイマールがいなくなったブラジル、メッシが不発のアルゼンチン。ドイツは誰かに頼るということがなかった。エジル、クロースは10年間のドイツの育成システムの完成型。

日本が優勝するには50年かかる。代表は初戦を落してメンタルが落ちた。
ああなると立て直すのは大変。勝てるサッカーをしなかった。現実的なサッカーを選ばなかった。他の3か国は日本より上の実力があり、当然3連敗もありうるのはわかっていた。実力から考えたら1-0で守り切る、あるいは引き分けに持ち込むなど(勝ち上がる方法は)いくらでもあった。香川と本田頼りだったのは否めない。


[コンサ]

現役で7年在籍、そのうち2年キャプテンをやったことが財産だ。
時には年上の選手や監督にも文句を言ったりしたが、チームがうまく行っているときは何も苦労しなかった。
J1に上がって勝てない時は、バラバラになっている印象はなかった。実力不足として受け止めながら過ごしていた。
(キャプテンのタイプとしては)試合では気持ちよくやって欲しいタイプ。試合中はあれこれ言わなかった。


[オシム]

わからない事が多い(が後で聞きたい事が出てきた)。
1年ニ百数十回やっても、同じ練習を一日たりともしたことがない。しかも2対2や3対3で練習した場面が、そのまま試合に出てくるので、やってきた練習が予習になっていた。相手の守備を予想しながら、あるいは次の相手を予想しながら練習するのがオシム流だった。「俺はうまくなれるんだ」と思える練習を組んでいた。
札幌からオファーが来た時、オシムに相談に行ったら性格を見透かされていたのか、「ここにいても上手くならない」(※だったかな?)みたいにカチンとくることを言われた。それでジェフを出た。
後からマネージャーに聞いたが、オシムは「(芳賀は)外に出た方が伸びる」と言っていたらしい。
オシムの(住んでいる)国に行って、当時聞けなかった事をいろいろ聞きたい思いがある。


[今野]

仙台では彼が高校2年くらいから知った。国体、インターハイも目立たない選手だった。高3までは平均的な選手と思っていた。
(W杯での印象は?)「持ってないな」


[フッキ]

仲が良かった。部屋で一緒に酒を飲んだ。ミズノの知り合いがフッキと本田の担当なのでちょくちょく情報は入ってくる。


[道内のスポーツ環境]

冬場の施設が不十分。人工芝は膝によくない。ストレッチしたり温めたりするなどで怪我をしない体づくりが大切だ。


[道内の子どもの印象]

大人(監督やコーチ)におびえながら(サッカーを)やっている。
伸二さんとも話をしたが、楽しんでやらないと上手くならない。
毎日ボールを触りたい、やってて良かったなーと思うともっと伸びる。これはコンサにも言える。自分も仕事としてじゃなくて、楽しんでサッカーをやれたらワールドカップに出られたと思います(ニヤリ)


[今後について]

ブラインドサッカー(ナマーラ北海道)で東京パラリンピックを目指します!


[頂いた名刺より]

セカンドサポート(NPO法人認可申請中)

理事長
芳 賀 博 信
     HAGA HIRONOBU
(宮城県仙台市若林区出身)

(一部省略)トライアロー株式会社 北海道支社内

    

posted by odo5312 |19:21 | Hironobu HAGA | コメント(0) | トラックバック(0)

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