コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2014年01月24日

フィジオセラピストとは

「最大の補強」という表現は一般の人には伝わりづらいかもしれない。
GMが言いたいのは、大けがの予防で欠場者を減らしたり、現在故障している選手を一刻も早く復帰させるための施策を打ったよ、ということだと思っていた。しかし…
この案件は石崎コンサ時代からの最大の懸案事項であった。もっと言えば三浦コンサ、柳下コンサ時代からの懸案と言ってもいいかもしれない。
HFCもようやく「生きたお金の使い方」がわかってきたとも言える。一つのノノノミクス効果だと思う。

三上ゼネラルマネジャーが「最大の補強」という34歳のセウソも、精力的にピッチとベンチを行き来した。
 MFヘナン、PTセウソ合流 コンサ沖縄キャンプ 今季浮上の鍵(北海道新聞) 
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/consadole/517052.html

前振りが長くなったが、そもそもPTって何だい?という件。
おまわり毎日グール・グーグル♪

<フィジオセラピストとは>

http://mightyhalmil.txt-nifty.com/fairplay/2005/07/post_7297.html
○スポーツ現場における理学療法
・痛みのコントロール、怪我をした部分以外のケア(怪我を治すのはドクター、修復過程の促進はフィジオセラピストの仕事)、障害を最小限にすることと安全迅速な機能回復、フィジカルコーチ(ウチで言えば鬼軍曹フラビオ様)のトレーニングに応える環境作り、厳しい競争に耐える選手たちの心理面のケア等。栄養士や臨床心理士の分野も含めた広いケアが必要。

http://nichigopress.jp/category/healthcare/physio/
第17回 たかが捻挫、されど捻挫
第16回 ヒザの関節の痛み

http://www.chivasom.com/the-resorts/hua-hin-thailand/physiotherapy/language/ja/
フィジオセラピーは、怪我などの後に行うリハビリ療法だけではありません。チバソムのフィジオセラピストは、運動制限、怪我、筋骨格のアンバランスを診断し、適正なトリートメントにより、運動機能の回復、痛みの緩和、筋肉機能調整をお手伝いし、ゲストに合わせた適切なエクササイズ方法をアドバイスいたします。

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/soccer/eusoccer/1213/columndtl/201211050007-spnavi
オランダにはスポーツフィジオセラピーという資格があり、スポーツに特化した教育をしていることも分かった。日本では医者の権威が強く、フィジオセラピストとは“縦の関係”だが、オランダだと同等に“横の関係”だということも知った。しかもオランダはサッカー大国。

https://www.facebook.com/yuki.ogimi17/posts/574064262611600
『リハビリの目的は「いかに早く復帰するか」がファーストプライオリティではなく、「復帰後、選手のもつ最高のパフォーマンスを残りのシーズン、あるいは残りの選手生活の中でできるだけ多くの試合で発揮出来る事」がファーストプライオリティであるべきで、「早く復帰する」というのはその次の目的であるはずです。』

http://ameblo.jp/koheifysio/entry-11480149161.html
肉離れに限らず、リハビリの目的は「いかに早く復帰するか」がファーストプライオリティではなく、「復帰後、選手のもつ最高のパフォーマンスを残りのシーズン、あるいは残りの選手生活の中でできるだけ多くの試合で発揮出来る事」がファーストプライオリティであるべきで、「早く復帰する」というのはその次の目的であるはずです。


※オーギミさんの紹介記事が核心をついています。PTの仕事をちゃんと理解していなかった自分を恥じてしまいます

【質問者5】
 まず、三上強化部長の考えをあらためていただきたいことが一つ。
 まずは、専門的なことについて、医学療法士について、僕も医学療法士なんですが、怪我をした人の治療だけではないです。怪我をしそうな人の体の使い方を教えるということも含まれています。そういう意味では、クラブに所属して怪我をしていない選手の体の使い方を指導するということも含まれていますので、先ほどの発言はちょっと違うと思います。ということを伝えたいと思います。
 そして、もう一つここ数年の怪我人の多さはやっぱり仕事柄気になっていて、特に多いのは、肉離れ、疲労骨折、アキレス腱断裂が多いと思うのですが、これらは、医学的には防げる怪我です。トレーニング方法が、間違っている、体の使い方が間違っている、それとも単純に負荷が強すぎるか、そういうところが原因になっているのではないかと思っています。はっきりいって、批判するというかたちになっていますが、なんとかしないと選手の育成にもかかわることだと思いますし、チームの成績にもかかわることだと思います。

【三上】
 はい。ありがとうございます。
 すみません、フィジオセラピストのところの認識についてあらためたいと思います。
 僕のほうは、どうしても南米のサッカー界におけるセラピストというところだけで、お話しさせていただいたので、ちょっと誤解を招いてしまったのだと思います。認識をあらためるとともに、お詫びします。
 あと、怪我の部分なんですが、ご指摘のとおり、負荷が強すぎるのか、やり方が間違ってのかということで、そういうことだと思っています。まずは我々も体の使い方が間違っているといけないよねと、それなら防げるよね、ということで外部の先生にも今年から入っていただいて、体の使い方からはじめております。そういった意味では、ずいぶん完成してきているんですけど、こういうかたちで怪我人がでている。現時点でのチームのことをいいますと、体の使い方という面でも改善の余地はあると思いますが、負荷に関しては先ほどの狙い通り、この負荷を与えていかなくては成長していけないということもあり、その結果として大きな原因だとそういうふうに思っています。

http://www.consadole-sapporo.jp/news/2012/10/013422.html
2012.10.14 サポーターズミーティング@札幌ドーム会議室 議事録より


posted by odo5312 |06:36 | データファイル2014 | コメント(3) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
Re:フィジオセラピストとは

>一刻も早く復帰させるための施策を打ったよ、ということだと思う。
これは間違いですよ。
とコメントしようと思ったら、その後の記述で覆してるようで一安心。
日本の場合、体育と医療とサーキットトレーニングとプロ野球のキャンプ映像が長い期間幅を利かせたせいか、鍛えることに目を向けてしまいますね。
コンディショニングやフィジオセラピストの知識があっても、
体触って医療行為するには医師や柔道整復師の資格が必要です。
相変わらずこの辺の資格制度や日本古来の風習が壁になってますが、正しい知識を持つ人が以前より増えたので、
今の選手達は様々な選択肢から正しいものを探す力が試されます。
奈良さんや河合さんは知識がたくさんあるように感じています。

posted by sca| 2014-01-24 13:36

Re:フィジオセラピストとは

>sca様
コメントありがとうございます。
冒頭部を若干修正かけさせていただきました(汗)
体育会的(巨人の星的)な石さんの指導法にかなり疑問を抱いておりましたので、今回の件は財前体制でなくては実現しなかったと推測しています。同時に石崎モンテディオに故障者が出ないか注視しています。(余計なお世話ですが)

posted by odo| 2014-01-25 04:44

Re:フィジオセラピストとは

(補足)
過去のサポーターズミーティングより

Q:筋肉系の怪我人が多い。練習で肉離れ、疲労骨折が多いのはトレーニングに問題があると思う。育成にも関わることなので、トレーニング=高負荷をかけるという認識を改めて!

三上GM:ご指摘ありがとうございます。
 (怪我をしないような)身体の使い方を指導している。
  怪我は高負荷が原因だが、今後も(J1基準を満たすため)継続する。

posted by odo| 2014-01-25 05:04

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