赤字のところが采配ズバリでしたねぇ！
あの交代が全てだったんじゃないでしょうか…
札幌 vs 水戸
2013年8月25日
(第31節/Ksスタ)
18:00ｷｯｸｵﾌ
3 - 1
(0 前半 0)
(3 後半 1)
試合終了
◇得点者
後半17分 14西岡謙太(水戸)
後半31分 14上原慎也(札幌)
後半40分 35フェホ(札幌)
後半45+7分 13内村圭宏(札幌)
◇交代･警告
●交代
後半20分 13内村圭宏←17岡本賢明(札幌)
後半25分 4河合竜二←10宮澤裕樹(札幌)
←流れを変えた一手
後半37分 25船谷圭祐←28小澤 司(水戸)
後半40分 16石神幸征←14西岡謙太(水戸)
後半43分 11三島康平←19山村佑樹(水戸)
後半44分 8砂川 誠←11前田俊介(札幌)
●警告
前半17分 11前田俊介(札幌)
後半5分 14上原慎也(札幌)
後半19分 23奈良竜樹(札幌)
●退場
後半45+4 35フェホ(札幌)
<後半>
試合終了 先制点を奪われたものの上原の同点ゴール、フェホの逆転ゴール、内村のダメ押しゴールで3-1で勝利する
45+7分 【札幌ＧＯＡＬ!!!】カウンターから左サイドを砂川がドリブルで持ち込み中央にパスを出すと走り込んだ内村が右足で流し込みダメ押しともいえる3点目を入れる
45+4分 フェホが相手へのファールを取られレッドカードが出される
45+3分 水戸の右サイドからのクロスに三島がヘッドで合わせるがＧＫ杉山がキャッチ
45+2分 相手ゴールキックからこぼれたボールを橋本に拾われうまくボールを運ばれ右足でシュートを許すがゴール左に外れる
45+1分 右サイドでボールをキープしたフェホが二人をかわすが、ファールで倒されてしまう
44分 前田に代わって砂川が入る
43分 山村(水戸)に代わって三島が入る
43分 右サイドからの折り返しを山村(水戸)が右足で合わせるが札幌ＤＦが体を張ってクリア
40分 西岡(水戸)に代わって石神が入る
40分 【札幌ＧＯＡＬ!!】フェホの落としを内村が右サイドの前田へパス、前田が左足で折り返すと走り込んだフェホが頭で押し込み逆転ゴールを決める
38分 上里、荒野とつないで右サイド前田へ、前田がドリブルで切れ込みヒールでスペースに出すと走り込んだ荒野が右足を振りぬくゴール上に外れる
37分 小澤(水戸)に代わって船谷が入る
35分 右サイド水戸の折り返しが山村の前にこぼれるが日高がカバー
34分 右サイド前田のクロスはフェホに通らず
33分 内村のパスを受けた河合が中央に折り返すが水戸ＤＦがクリア
31分 【札幌ＧＯＡＬ!】内村のパスを受けた日高が深い位置からクロスを入れると相手ＧＫがパンチしきれず上原が頭で押し込む
31分 前田と内村のコンビで右サイドを攻略、前田が折り返しを狙うが水戸ＤＦがカット
30分 左サイド橋本のＦＫは奈良が頭で触りＧＫ杉山がキャッチ
29分 前田がゴール前まで持ち込みシュートを狙うが水戸ＤＦがブロック
28分 前田のパスを受けた荒野がスルーパス、フェホが反応しシュートを狙い、相手に倒されるがファールはなし
25分 宮澤に代わって河合が入る
23分 右サイド上里のＦＫはエリア内の前田へ、前田がドリブルで落ち込むが水戸ＤＦが落ち着いて対応しシュートまでは持ち込めず
20分 攻め上がった奈良のクロスにフェホが頭で合わせるがゴール左に外れる
20分 岡本に代わって内村が入る
19分 奈良にイエローカード
19分 西岡のミドルシュートはＧＫ杉山がセーブ、こぼれ球に橋本が反応しシュートを決められるがオフサイドで失点は免れる
17分 【水戸ゴール】 カウンターからパスをつながれ橋本が左から折り返すと西岡が右足で合わせゴールを決められる
16分 前田の右ＣＫは水戸ＤＦがクリア
15分 前田がドリブルで持ち込み右へ展開、フェホが右足で狙うがＧＫ本間(水戸)がセーブ
13分 荒野のパスを受けた前田がコントロールでフリーになると、走り込む岡本にスルーパス。岡本が左足で狙うがゴール上
12分 相手ＤＦの裏に出たボールに岡本が反応し、相手と競り合いながらドリブルで持ち込むが、並走する前田へのパスは通らず
11分 上里の右ＣＫは水戸ＤＦがクリア
10分 左サイドでパスを受けた荒野が巧みなコントロールで二人を振り切ると右足を振り切る。強烈なシュートはマウスに飛んでいくがＧＫ本間(水戸)に阻まれる
10分 右サイド上里のＦＫは水戸DFがクリア
9分 前田が右サイドに展開するがフェホに通らず
7分 右サイドを日高が突破してクロスを入れるが水戸ＤＦがクリア
6分 右サイド橋本(水戸)のＦＫはゴール前で札幌ＤＦがクリア
5分 上原にイエローカード
3分 左サイド岡本の大きなサイドチェンジのパスは前田に通らず
1分 前田のシュートは水戸ＤＦがブロック
札幌ボールでキックオフ
<前半>
前半終了 両チームとも決定的な場面をつくれないまま前半を終える
45+2分 鈴木隆(水戸)が角度のないところからシュートを狙うが枠には飛ばず
45分 橋本(水戸)の右ＣＫはフェホがクリア
44分 後方から走り込んだ鈴木雄(水戸)がシュートを狙うが岡本がクリア
42分 上里の左ＣＫはＧＫ本間(水戸)がパンチ
41分 フェホのパスを受けた前田が左からクロスを狙うが水戸ＤＦがブロック
37分 最終ライン奈良からのロングパスは荒野に通らず
36分 橋本(水戸)の右ＣＫに鈴木隆がヘッドで合わせるがＧＫ杉山の正面
35分 山村(水戸)がエリア内からシュートを狙うが奈良がブロック
33分 両チームとも中盤でのボールの奪い合いに終始し、ゴール前まで持ち込めない
29分 上里の左ＣＫは水戸ＤＦがクリア
28分 ゴール前やや遠めのＦＫを上里が直接狙うが、本間の好セーブに防がれ、こぼれ球にフェホがつめるがシュートはできず
26分 左サイド輪湖(水戸)のクロスは奈良がクリア、そのボールを西岡がダイレクトで狙うがゴール上
25分 右サイド橋本(水戸)の左足クロスは杉山ＤＦがキャッチ
23分 ゴール前遠めの位置からのＦＫを上里が直接狙うが枠には飛ばず
19分 左サイドの岡本がドリブルからフェホに狙ったパスを相手ＤＦに当たってこぼれたボールを中央の荒野がダイレクトで狙うが枠に飛ばず
18分 右サイド富田(水戸)のＦＫはＧＫ杉山がキャッチ
17分 前田にイエローカード
16分 右サイド日高のクロスを逆サイドの上原が右足ボレーで合わせるがわずかにゴール上
14分 右サイドを鈴木(水戸)に突破され中央に折り返されると、橋本が右足シュート。しかし、ＧＫ杉山がセーブ
14分 左サイドで岡本のパスを受けた前田がドリブルで仕掛けるが水戸ＤＦがクリア
12分 橋本(水戸)の右ＣＫは中央で鈴木に合わず
11分 橋本(水戸)の左ＣＫはＧＫ杉山がパンチ
10分 荒野のパスを受けたフェホが右サイドからクロスを狙うがＧＫ本間(水戸)がキャッチ
9分 右サイド日高のアーリークロスはフェホに通らず
9分 左サイド橋本(水戸)のＦＫはゴール前で合わず
7分 右サイドから小澤(水戸)がドリブル突破を仕掛けるが上原が落ち着いてクリア
6分 上里の右ＣＫは惜しくも日高に合わず
5分 荒野のパスを受けた岡本がドリブルで持ち込み荒野にリターン。荒野が深い位置まで持ち込みクロスを狙うが水戸ＤＦがブロック
4分 自陣でボール持った荒野が右サイドを縦パスを出すがフェホに通らず
3分 左サイドで前田のパスを受けた岡本がドリブルで仕掛け中央に折り返すが水戸ＤＦがクリア
2分 橋本(水戸)の右からのＦＫはゴール前で合わず
試合開始 水戸ボールでキックオフ
＜スポーツ報知＞
【札幌】河合呼んだフェホＶ弾！アウェーで初の逆転勝利
◆Ｊ２第３１節 水戸１―３札幌（２５日・ケーズデンキスタジアム） コンサドーレ札幌が、アウェーで初の逆転勝利を飾った。後半１７分、水戸に先制を許すも、同２４分にＭＦ河合竜二主将（３５）を投入すると流れが一変。４―２―３―１から４―３―１―２へのシステム変更も功を奏し、同３１分から３得点を挙げ、３―１で２連勝を飾った。７位浮上と同時に６位京都との勝ち点は１差と、目標のプレーオフへ近づいた。
半２４分、劣勢だった札幌の雰囲気が一変した。ピッチに立った河合が、プレーで、声で、流れを一気に呼び寄せた。「見ていて、縦に出すのが早いと感じていた」。相手守備陣を崩すため、横を意識。右サイドを生かす策が当たり、ＤＦ上原の同点弾、ＦＷフェホの逆転弾が右サイドのクロスから生まれた。今季、アウェーでは初の逆転勝利に「チームが成長している証拠。この勝ちは自信になった」と頼れる主将はうなずいた。
役割をまっとうした。先制され、財前監督は１トップから２トップにシステムを変更。河合には中盤の最後の砦（とりで）となるアンカーを任せた。ＤＦラインの前で大声を上げ、身ぶりで仲間を動かし、球を散らした。後半ロスタイムにフェホが相手への肘打ちで一発退場となった際は、駆け寄って体を張り、逆上を制した。「熱くなっていたので。何試合も出場停止となったらかわいそうだから」。あらゆる面でチームを救った。
左太もも裏の肉離れで、６月１日の横浜Ｃ戦の前半まで出場後、戦列から離れた。７月に全体練習への復帰を試みるも、痛みが取れず合流できなかった。前節・愛媛戦の後半３４分から１３試合ぶりに実戦復帰したが、完全に不安は拭えていなかった。それでも２試合続けて立ったピッチで２連勝をもたらし、財前監督は「チームを落ち着かせてくれた」と称賛した。
８日で３戦を消化する過密日程を２勝１敗で終え、６位京都に勝ち点１差に迫った。プレーオフが見えてきた状況だからこそ、河合は表情を引き締めた。「次負けたら意味がない」。先発復帰も見える次節・岡山戦に、その目は早くも向けられた。
http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20130825-OHT1T00185.htm
【道スポ】コンサ逆転勝利 河合、途中出場で流れ変えた
コンサドーレ札幌が今季アウェー初の逆転勝利を飾った２５日の水戸戦。札幌のキャプテン・ＭＦ河合竜二（３５）が試合の流れを変えた。先制点を許した７分後の後半２４分、ＭＦ宮沢裕樹（２４）に代わって投入された。水戸の元日本代表ＦＷ鈴木隆行（３７）とマッチアップ、パスの出どころを抑える一方、サイドにボールを回し試合の流れを引き寄せた。
６月１日の横浜ＦＣ戦で右太もも裏を痛めた後、戦線を離脱。前節で１３試合ぶりに復帰した。この間、ことアウェーでの成績は１勝６敗と不振続き。先制点を許し、競り負けるパターン。歯がゆい思いをしてきた河合だが「今まで落とし続けてきた試合。でも、きょう勝てたのは大きい。自信につながる勝利だった」と、チームの成長を喜んだ。
「自分もコンディションはもっと上がっていくはず」とフル出場も近い。「自信になる１勝だったけど次に勝たないと意味がない」。骨太のキャプテンがチームの先頭に立つ。（道新スポーツ 岩田浩之）
札幌 今季初アウェー逆転勝利／Ｊ２
札幌が水戸を下し、今季初のアウェー逆転勝利を飾った。０－１でリードを許した後半２４分にベテランＭＦ河合竜二（３５）が交代出場すると流れが一変。同３１分にＦＷ上原が同点弾、同４０分にＦＷフェホがゴールを決め、一気に逆転した。これで６位京都に勝ち点差１に肉薄する７位に浮上。プレーオフ出場圏内が見えてきた。
大事な試合を締めたのは河合だった。「相手が縦に速かったから、少し横に時間をつくろうと思った。いい感じでサイドにボールを供給することができたのが良かった」。０－１の後半２４分に宮沢に代わり途中出場すると、４－３－１－２のアンカー役として巧みにゲームをコントロールした。すると劣勢だった攻撃陣にスイッチが入り、同３１分の上原の同点弾からフェホ、内村と続き、敵地初の逆転勝ちを呼び込んだ。
財前監督は当初、リードした段階で河合を“抑えの切り札”として投入する予定だった。それでも指揮官は「ここのところ後半からばたつく試合が多かったから、河合を入れて落ち着かせたかった」と急きょ変更。１８日のＧ大阪戦まで２連敗していた敵地での悪い流れを変えるため、あえて負けている状況で守備の要を投入し、ズバリ的中した。
“なだめ役”としても奮闘した。後半ロスタイム、ＦＷフェホが相手選手にひじうちをして１発退場。号泣して審判に猛抗議したが「これ以上、やって出場停止が長引いたらかわいそうだから」と、１８７センチの巨漢を押し返してピッチ外まで連れ出した。最後に荒れかけた試合は、主将の冷静な判断で穏やかに鎮まった。
左太もも裏肉離れで２カ月離脱も、じっくり対話を重ねてチームに戻ってきた。１５日の練習試合で実戦復帰するとその日の夜には早速、副主将の内村、攻撃の軸の前田を集め、緊急会合を行った。チームの精神的もろさを痛感し、９０分出られなくても声とタフな守備でチームを勇気づけるという役割に専念。精神的支柱として愛媛戦から２連勝に貢献し「チームが成長した。この一戦は自信につながる」と前を向いた。
水戸に敵地で２点以上奪って勝った年は９７、００、０７、１１年に続き５度目で、過去４年はすべて昇格している。「本当に大事なのは、この次勝つかどうか」。主将の闘魂注入で、１差に迫ったプレーオフ圏を、一気にたぐり寄せる。【日刊スポーツ 永野高輔】
