2013年01月21日
赤黒の塗り絵
2008年埼玉スタジアム。 芳賀のタテパスから「す、な、か、わ~!!」先制GOALに萌えたあの日。 高速鉄道を降りると、浦和の若い女性達がユニを着て闊歩していて、うらやましく思ったもんだ。 ロングの巻髪にミニスカート、それに浦和の赤ユニを着て3~4人固まって歩いてたりする。 ミーハーだらけの代表の試合じゃない。Jリーグの試合なのだ。 おやじだけでもない。男だけでもない。中高年だけでもない。幅広い年齢層こそが脅威であった。 埼玉のプライドを着ているギャル。「老若男女」で戦いを演出する一種のコスプレ県民ショーではないか。 幅広い年齢層の集客。浦和に出来てなんで札幌は出来ないんだ。反骨精神がメラメラと燃え上がった。 うちだって赤系のユニなのに。ギャルが着ても似合うデザインなのに… ファン層を拡大させにゃならん!と巨大スタジアムをにらみながら思ったものさ。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 今年のAWAYユニが大変カワイイ!と好評だ。史上最大のつけまつける◎な白ユニぱみゅぱみゅとの評判だ。 HOMEの赤黒縦縞はウェストが細く見えるデザインで、縦縞本数も増えた。 若い人たちにも是非ファッションアイテムに加えて欲しい。 若梟を追っかける「追っかけギャル」が増えるかどうか。そんな部分にも注目したい。 なにも心配するこたぁない。 今の「おばサポ」は昔の「コータギャル」だったりする。戦いのメリーゴラウンド。それが厚別の歴史ではないか。 きっかけはミーハー。 ギャルサポも、今では「私がおばサポになっても」。 ミーハー上等。上等の2乗。 一曲お聴きください。モリタカで「ザ・ミーハー」。 http://www.youtube.com/watch?v=hGcn6oGMFug スタジアムの活気は、あらゆる客層を呼び込むおおらかさから生まれる。応援の方法に垣根もへったくれもない。あらゆる応援をパワーに換えたから、昔のスターはGOALが生まれ代表に選ばれたのだ。 去年のリーグ戦は客席からの歓声が足りなかった。「見慣れたプレー」ばかりだったからだが、新規のお客が少なかったとも言える。ナビスコ鹿島戦の榊のGOAL時が最大値だったのではないか。リーグ公式戦のシュート数、GOAL数を嘆くと同時に、スタジアム全体の歓声の減少を憂慮していた。良いプレーに歓声を上げることは、難しいことなのか。サッカーに詳しくない人の方が歓声を上げるんじゃないか。観客が固定化してスタジアムの空気もマンネリ感が漂った。 もしかするとコンサのサッカーをつまらなくしてしまったのは「目が肥えてしまったコアサポ」のせいではないのか。机上の札幌スタイルに雁字がらめになった悪夢をサッポロクラシックで流し込む。(これぞ、サカ場ライター…って書いてる場合かっ!) こんなことなら、俺らも違うサッカー観でコンサと向き合わなければならないのではないか。勝ち負けだけにこだわらないサッカーというのなら、勝ち負け以外に歓声ポイントを見つける努力をするしかないではないか。 (あれこれ書いたが結論は出ない。ブレたくはない。勝利至上主義でいたい。しかしそれだけでは窒息死してしまう) 究極を言ってしまえば客層を変えて行くしかないんだ。2013年のテーマ「新陳代謝」だ。スローガンはニトリホールで発表されるだろうけど、とりあえず新陳代謝が不可欠。 勝ち負けだけなら、古いサポはどんどん減っていくだろう。資金力も戦力も関係無い価値観の創造が必要な難しい局面を迎えた。懐かしんでいても昔のコンサにはもう戻れない。 仕方ない。クラブが変貌を遂げる時、血の入替は起こるものだ。残った古いサポは、新しいチームに付いた新しいサポをどんどん受け入れていかなければ。 前置きが長くなった。 ツイッター経由での拾い物。 新鮮なイラスト。 ファン層拡大への願いを込めつつ。 https://twitter.com/morisoba6717/status/293243146081550336/photo/1 (「赤黒ギャルサポ 2013ver」 @もりそば様) ↑ ※タイトルは勝手につけました
posted by odo5312 |21:31 | 赤と黒 | コメント(0) | トラックバック(0)
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