コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2012年01月06日

部長イチオシと補強雑感

2011年の部長イチオシは山下だった。
結果は大当たり、紆余曲折を経て移籍金に変わり軍資金が出来た。
あえて書こう。山下マネーと。(イヤラシイな、おい。笑)

2012年の部長イチオシ。三上部長イチオシ(略して三一。サーティーワンアイスクリーム。余計わからん)
報知によると山本だというのだ。マサキ・ヤマモト。デザイナーみたいな名前だな。美しいフリーキックをデザインしてくれたまえ。
山下に山本。今年も来るかビッグマウンテン!

http://hochi.yomiuri.co.jp/hokkaido/soccer/news/20120106-OHT1T00054.htm
(清水からMF山本真希を獲得…札幌)

三上大勝強化部長(40)は「(補強を)考えていた(優先順位で)最上位の選手を獲得できた。僕の中で一番のポイントの選手」と獲得を喜んでいた。

若干40。アラフォーでヤリ手部長のミカーミ・ビッグ・ウィンのコメントは、HFC関係者の中ではいま最も重要視されていいだろう。
道内各局は三上大勝さんで1本のドキュメンタリーを作るべきだと思うよ、マジで。あんまり「べき」っていう断定語は使いたくない主義なんだけどさ。それくらいコンサの浮沈が三上大勝氏にかかっているのが現状。

ノナト、アンドレジーニョ、ブルーノなど外れくじも多く引く一方、ダヴィ、ダニルソン、西大伍、藤田征也、山下達也でHFCに多額の移籍金収入をもたらした。J1で出場機会の無い選手をブレイクさせる手法はプロビンチャの経営戦略として他チームからも注目され、その功績は「錬金術師」の異名を取るまでになっている。ピークを越した実績のあるベテランを獲得するのもプロビンチャの手法とされ、経験の少ない若手のコーチ役としてメンタル的に支え強化する。最近の札幌は特にこの傾向が顕著である。ただし実際にピッチ上の戦力が足りなくなるデメリットもあるため、その弱点を補うのが今オフの補強の重要ポイントだとみられる。

正確な数字はわからないが、山下マネーの4000万が1000万の選手×4人の補強に使われたのなら、財務上は特に無理をしていないとみられ、まさに「大勝」なのではないかと思われる。

以下の点から見て、数々の相乗効果が期待できる。

1.2011年J2の戦力ではJ1では戦えないことを示唆。
  昇格に貢献した選手も競争相手が加入することによって更なるレベルアップが期待できる。若手選手のお手本になる選手を補強しているため、ユースからの底上げという観点からも正しい補強と言える。

2.各ポジションの層の厚みが増す。
  J1での戦いは1試合1試合というか1秒1秒がJ2よりも濃い。
  すなわち少しの怪我、少しの不調が命取りになる。
  その時その時でコンディションの良い選手を使っていけるメリットがある。

3.出場停止、代表招集に即座に対応
  誰が抜けてもチーム力を落とさないで済む。そして時にはカード覚悟で思い切ったプレーを仕掛ける事ができるようになる。
  コンサは強豪チームよりあと一歩動き出しが遅くなる確率が高い。そのためイエローカード累積は必然的に多くなると思われる。

4.攻撃のバリエーションが増える
  これだけは指揮官の考え次第だが、ファンにとっては開幕まで戦術やスタメンなどで選択肢が沢山増え楽しみが増す。
  実際に昨年もシーズン途中で大幅に戦術を変更したり、スタメンからベンチまで入れ替えがあったので、チームの勝ち点状況に応じて途中から活躍し出す選手もいると思われる。


山本についてはニッカンにストロングポイントが書かれてある。

三上大勝強化部長は「高い位置でボールを動かせる。2列目からの飛び出しやミドルシュートなどの武器もあり、攻撃にアクセントを付けられる」と評価した。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/consadole/341615.html
(コンサ、清水MFの山本を獲得)


今オフの補強は全般的に「得点力不足解消」「決定力アップ」「シュート数アップ」が意識されている。昨年(特に前半)にサポーターの間から出た不満の解消、攻撃的サッカー、面白いサッカーへのシフトを意図した補強のように思える。
2008年の失敗を繰り返さないという強化部長の意地、攻撃的で面白いサッカーを見たいというファンの要求。
あとは揃ったメンバーをどう活用していくか、石さんの手腕だ。
正直言って、多くのサポが石さんに同情しているのも事実。

当ブログもそれは否定しない。
飛車・角がない将棋。金・銀・桂馬・香車ばかりの補強に見えることは確かだ。
現時点では点取り屋2、3人で40点取るサッカーは現実的ではなく、5人が8点づつ、あるいは8人が5点づつ取るような全方位攻撃を考えているような気がしている。戦術的にしっかり組織を作ればどこからでも得点できるサッカーの方が、長い目で見ればコンサティックな気もする。
だけど、J1残留⇒J1定着を目指すなら、降格圏スレスレの戦いは心臓に良くないし、余裕を持って戦える方が監督の「勘ピューター」も冴えるのではないか。
石さんに飛車・角を与えるために、フロントはもうひと頑張り(新規スポンサー獲得)しなければならない。
社長は残留という言葉使わない、もっと上位を目指すと訓示したらしい。それなら「実弾」を用意しなければならないだろう。J1は甘くない。トップリーグ5度目の挑戦だ。

posted by odo |15:20 | コメント(0) | トラックバック(0)

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