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2009年03月24日

AWAY 2連戦

AWAYでの2連戦は1勝1敗だった。

鳥栖戦は終盤のドタバタを制して今季初勝利。
甲府戦は致命的な失点を重ねて惜敗。

スタートダッシュに躓いた事で、
シーズン前の「なんかイケそうじゃね?」という、
根拠不明の「今年は大丈夫感」は見事に吹っ飛んだような気がする。

監督が変わった新チーム。そんなに甘いもんじゃないよね。

で、前回の日記で思わせぶりに終わっちゃった事を少し書いときます。

今の札幌に足りないのは -バランス感覚-

細かく言うと「戦う」をスローガンに掲げて、
前線から激しくチェックでボールを奪うのは、
監督が「失敗を怖がらないで行け!」って指示を実践してるからだが、
チェックに行ったあと、後ろに空いたスペースを埋めきれていない。

前線でのチェックはそれほど怖くはないが、
後ろの選手はそれが致命傷になるな…と思っていたら、
甲府の2点目がまさにそれだった。

「ハードワーク」は前監督のスローガンだったが、
今年のサッカーほどハードワークが必須な戦術はない。

誰かがチェックにいく、後ろの空いたスペースは他の選手が埋める。

チェックに行くときは後ろを気にしてるヒマがないから、
後ろは「誰かが埋めてくれる」という信頼感がないと、
恐怖感が先にたって、一歩目が出なくなる。

ここを選手間で徹底しないと「戦う」姿勢なんて出やしない。

あと、広い意味では、ボールを奪いに行くときだけは、
「俺が俺が」な意識がチームに徹底されてるせいか、
ボールに群がる傾向がある。
開幕は、ボールに群がる子供のサッカーに見えた。

ボール奪った後にサイドチェンジすれば相手は嫌がるのに、
真ん中のクライトンに戻すのが多かったように思う。

どうせなら、明日の試合、
ゴールを奪うときに「俺が俺が」な意識をもっと出して欲しい。

posted by nomo5312 |10:16 | サッカー雑記 | コメント(0) | トラックバック(1)

2009年03月11日

出し切った感

仙台戦のお話。

敗戦にも拘らず、ある程度肯定的な意見が多いような気がする。
監督の言う「戦う姿勢」が最後まで見られたからだろう。

が、ちょっと違う視点で考えてみる。

僕がこの日の札幌から感じたのは、
「戦う姿勢」よりも「出し切った感」だった。

序盤から激しいプレスでボールを奪い、
たとえボールを奪われても、猛然と奪い返しにいく姿は、
確かに去年までにはないものだった。

そこまではいい。

ただ、1点ビハインドの状況から終盤の攻撃的な姿勢は、
戦う姿勢というよりは、そうせざるを得ない当たり前の姿勢でもある。
向こうが攻撃を捨てて、引いてしまった訳だから。

それでも試合後、なぜか納得できたのは、
「出し切った感」あってのこと。

今の札幌が出せる力を全部出しても、1点取れなかった。
やるだけのことはやったという「出し切った感」だ。

これが今の札幌の全てです。

というのを曝け出してくれたからこそ納得できた。
これが大事。

敗戦後、なんかモヤモヤする時がある。
それは大抵「あの時もっと、こう出来たんじゃないか?」に始まり、
ああしていれば、こうしていれば…という無限ループに入る。

それが無いからスッキリする訳だ。

試合後はロッカーでゲロ吐くまで走れとまでは言わないが、
それに近いモノは皆が無意識に求めてると思う。

この「出し切った感」を常に出せるチームは強くなれる。

長丁場のリーグ戦を乗り切るには、
試合の中でトライ&エラーを繰り返しながら成長する事が必要だが、
試合の度に、今もってるモノを出し切れば、
修正点も強化ポイントもおのずとハッキリと見えてくるからだ。

開幕戦でも、現時点での修正点と強化ポイントはハッキリした。

それについては次回。

戦いは始まったばかり。
We are SAPPORO!
CURVA NORD 2009




















当社は今年でサポートシップスポンサー10周年になります。
10年一昔とはよく言ったもんで、
当時はJ2に始まりJ1昇格→J2降格→J1昇格→J2降格とMの軌跡を見つめてきました。
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posted by nomo5312 |15:15 | 観戦日記 | コメント(0) | トラックバック(1)