2009年06月08日
いかんいかん。
前夜の代表のように[1-0]での逃げ切りができなかった札幌。 あまりにも痛い逆転負けである。 原因は様々あるが、J1復帰を標榜するならば、 どれもこれも今後きっちりとクリアしていかなければいけない課題だろう。 まずは追加点が奪えなかったこと。 シュートは枠を捉えるものの、DFに当たったりキーパーに阻まれたり。 打てども打てども枠にすら入らないよりはマシだが、 結果としてノーゴールなのは変わらない。 GKと1対1で決めきれないのは個人の問題だが、 ミドルが入らないのは攻撃陣のアイディア不足もある。 もっとゴール前でフリーランしてDFを撹乱すれば、 ゴール前にシュートコースが作れるはずだ。 次は守備面。 同点弾の場面では2列目の飛び出しを防げなかったのを責めるより、 ラストパスを供給させた中盤のゆるい守備が問題。 代表は中澤と闘莉王の2枚のストッパーが強力だから、 ボールを入れられても弾き返す事が出来るが、 札幌の趙と吉弘には真似できない。 まずは入れさせない事をもっと考えないとダメだ。 曽田と箕輪が戻ってくるまで今のメンツで耐えるしかないのだから。 逆転された場面では、何故かマイクのマークがボケていた。 直前にもゴール前どフリーでヘディングされてるし、 2回もどフリーにすればそりゃ決められる。 FKでのマークをもっと徹底するべきだ。 去年までのゾーンで守る意識がどこかに残っているのだろうか。 もうホームでは負けられない。 それぐらい追い込まれてきてる。
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2009年04月20日
反撃
まずは拍手。とくかく拍手。 今季、ここまで負けなしの首位・大阪に完勝。 言うことなしの結果ですわ。 キリノがかなり日本のサッカーに馴染んできた感じ。 758で点獲りまくってるDAVIと比較されがちだけど、 DAVIだって最初は酷かったでしょ。 ブラジル人なのに足下ヘタだしね。 キリノの今後に期待したい。 あと、なんつっても岡本。 見事な先制GOALだった。 これまで完全に「らしさ」を失ってた感があって、 熊本では出番すら回ってこなかった。 それでも腐らないハートを監督が見抜いたんだろう。 ここまで我慢して使い続けた監督にも拍手。 荒谷のセーブもキラリと光ってた。 クライトンのワンマン速攻に繋がったファインセーブは、 あそこで決められてたら、大阪に流れが傾く可能性大だったから、 まさに値千金。乾もスゲー悔しがってたし。 バックパスのトラップミスはこれでチャラにしてあげよう。 首位撃破でチームは今季初めて波に乗った。 この波を小さな波で終わらせるか、 それとも大波に変えていけるかな選手たち次第。 まぁ、監督も言ってるように 「勝って兜の緒を締めよ」ってのも大事だけどね。 さて、この日は今季初バイクでドームへ。 真っ赤なジャケットに真っ黒な革パン。 ブーツも赤黒モデルなので、完全な札幌TIFOSI仕様でした。 よし。負けるまではこの格好で行っとくか。
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2009年04月13日
間違って伝わったメッセージ。
さて、ここ暫くTIFOSIには鬱憤の溜まる試合が続いている。 選手も自身を失いかけている。 負のスパイラルに入る寸前の状態だ。 そんな時は、どんな形でもいいから勝つしかない。 勝利以外、この状態から抜け出す術は無い。 序盤にしてイキナリ山場が来たような昨日の富山戦。 結果はもちろん、悪夢のドロー。 …試合後のブーイング。選手たちにはどう聞こえただろうか。 昨日のポイントは「謙伍投入」だろう。 2点目を奪って勝負を決める。 という、監督の方針が分かりやすく表現された場面だが、 あのタイミングでの交代はどうだったのか。 正直、マジで?と思った。 あの局面、ウチの選手達は完全に守りに入っていた。 なんとしても逃げ切る…という気持ちで、ある意味まとまっていたと思う。 そこにきて、宮澤OUT→謙伍IN。 選手達はどう思ったか。 宮澤が抜けると、ボールをとりあえず縦に出して、 宮澤のポストプレーで時間を稼ぐ事が出来なくなる。 しかもゴール前では高さを失う。 これが、悪夢の失点にも遠からず繋がってしまった。 「このまま逃げ切る」…という選択肢は許されないのか。 選手はそう思ったに違いない。 あくまで結果論で、謙伍があのあと豪快にGOALを決めていれば、 監督の采配は拍手喝采だったろう。 ただ、あの局面に限っていえば、 選手たちには2点目を奪う気力も体力もないように見えた。 流れを断ち切ってしまった采配だったような気がしてならない。 ま、全然繋がらないパスだったり、 相変わらず枠に飛ばないシュートだったり、 見送らないでサイドにクリアしとけばスローインで済んだシーンだったりと、 そもそも内容は散々だった訳で、こりゃあ今年も我慢のシーズンかなと。 ただ、今年J1にあがる為の強気な強化費なんだから、 今年あがっとかなきゃマズいんじゃないのかなぁと思うけど。。。
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2009年03月11日
出し切った感
仙台戦のお話。 敗戦にも拘らず、ある程度肯定的な意見が多いような気がする。 監督の言う「戦う姿勢」が最後まで見られたからだろう。 が、ちょっと違う視点で考えてみる。 僕がこの日の札幌から感じたのは、 「戦う姿勢」よりも「出し切った感」だった。 序盤から激しいプレスでボールを奪い、 たとえボールを奪われても、猛然と奪い返しにいく姿は、 確かに去年までにはないものだった。 そこまではいい。 ただ、1点ビハインドの状況から終盤の攻撃的な姿勢は、 戦う姿勢というよりは、そうせざるを得ない当たり前の姿勢でもある。 向こうが攻撃を捨てて、引いてしまった訳だから。 それでも試合後、なぜか納得できたのは、 「出し切った感」あってのこと。 今の札幌が出せる力を全部出しても、1点取れなかった。 やるだけのことはやったという「出し切った感」だ。 これが今の札幌の全てです。 というのを曝け出してくれたからこそ納得できた。 これが大事。 敗戦後、なんかモヤモヤする時がある。 それは大抵「あの時もっと、こう出来たんじゃないか?」に始まり、 ああしていれば、こうしていれば…という無限ループに入る。 それが無いからスッキリする訳だ。 試合後はロッカーでゲロ吐くまで走れとまでは言わないが、 それに近いモノは皆が無意識に求めてると思う。 この「出し切った感」を常に出せるチームは強くなれる。 長丁場のリーグ戦を乗り切るには、 試合の中でトライ&エラーを繰り返しながら成長する事が必要だが、 試合の度に、今もってるモノを出し切れば、 修正点も強化ポイントもおのずとハッキリと見えてくるからだ。 開幕戦でも、現時点での修正点と強化ポイントはハッキリした。 それについては次回。 戦いは始まったばかり。 We are SAPPORO! 当社は今年でサポートシップスポンサー10周年になります。 10年一昔とはよく言ったもんで、 当時はJ2に始まりJ1昇格→J2降格→J1昇格→J2降格とMの軌跡を見つめてきました。 ここで気分も新たに、これまでとは違う切り口で、 [S-EDITION2009]の販売を開始しました。 これまで総数500枚以上販売させて頂きクラブに僅かながらも寄付してきました。 今年もこの企画にご賛同頂ければ幸いです。 詳しくは下記をご覧下さい。 http://item.rakuten.co.jp/nomokiki/se-2009/
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