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2019年02月12日

2019サポーターズ集会 質疑応答その2

例える難しいけれど、よくミシャさんと話しているのは、
イタリアにアタランタというクラブがあるんですよ…

   *今回はこの続きです*

アタランタというクラブは売り上げもクラブの規模も、
そんなに大きくはないんだけれども、
凄く意欲的なサッカーをしていて今セリアでも4位とか5位とか、
それくらいの順位にいてカップ戦では
ユベントスに3対0で勝っていたりしているんですが、
先ずはそういうアグレッシブなクラブに僕らはなるんだと、
中期的な目標としてそこからは上にどれだけ近ずくか、
という風にしたらいいと思っています。

    これからは会場のサポーターからの質問タイム

「深井に代わってレン怜が入りました」
「これって言っちゃっていいのかな?」と社長
「いいんじゃないですか」と主催者
「非公開だったとしたらダメですね」


(厚別の水まきについて、ぬかるんできっと誰かが転ぶ)

ぬかるんでるって言うけれど、そんなにぬかるんではいないんですよ。
ボールが止まるって言うんじゃなくスリッピー…
転ぶ菅が悪い!
ドームも手撒きなんで均一に出来なくてムラが出来る。
でもね~、コンサドーレが水を撒いてサッカーをするなんて、
本当に5、6年前なんて想像も出来なかったですからね。
それを思うとそれはもう考え深いと思って見て下さい。


(クラブハウスは建てるんですか?)

クラブハウスについては僕らというよりは石屋製菓さんが、
あの土地をどうやって活用するか、
ファクトリ―の建物とどう連動させていくのか…
僕らから作りましょうとか、作りたいとか言うことは全然ない。
また、あそこから僕らがいなくなることもないと思う。
石屋さん次第ということになりますかね。

水撒きにで言うと、練習中もやるようになったじゃないですか。
トレーナーとかに言わせると、
やっぱり、そんなに強くボールを蹴らなくても行くんで、
内転筋とか恥骨とかを傷める選手が少なくなった。
という感覚があるので、まア良かったなと思います。
でも、アウェイに行ったら水は撒かない、
芝は長いというのも有るのかな。
でも今まで、こっちもやってきたことなのでね。


(ギャンブル嫌い、スポンサーのハードロックとコンサドーレの関係)

あの~、メディアの上っ面だけを捉えた質問だなと思います。
IRというのはカジノ専門それだけ出来る訳じゃない。
いろいろと楽しめる建物があって、その中にカジノも有ります。
クラブとしてはカジノに賛成であるということは全然ない。
経済を含めて北海道をより良くしていくという中で、
多くのお客さん、観光客が来るという取り組みを、
北海道としてやるのであれば、
北海道のクラブとしてコンサドーレがやるのは当たり前。
というスタンス。

カジノということに関しては、いま心配されている依存症とか、
マネーロンダリングとか治安が悪くなるとか、
いくつかの懸念されものがある。
その中で僕らが出来ることは依存症とはこういうものですよ、
ということを多くの人に知ってもらうとか、
その矯正の仕方をクラブを通していろんな人にPRして行くとか、
カジノに対して別に賛成という訳ではなく、IRに対しては賛成ですと、
そこから出てくる懸念に対しては、
僕らはクラブを通して協力していきますよというスタンス。

カジノが出来てそこと一緒にやっている
スポンサーを持っているクラブが嫌いだと思う人がいるのなら、
もう、それは仕方ない。
と思いますが僕らはそのカジノのためにやるんではなくて、
いろんな人が幸せになるように、
もしそこで依存症になる不幸せになる人がいるのなら、
それをなくすように一緒にやって行きましょう
と言うのが僕らのスタンス。
だから完全な仲間ではない、いかがでしょうか。
どうでしょう。宜しいでしょうか。


「4対0で終了しました」と野々村社長


(宮澤選手を後ろに下げたほうが良いDFとして薦めたのは、なぜ)

宮澤はサッカーIQが凄く高いので、
どの監督も今まで宮澤を使いたいと思ってきた。
ただ宮澤もウイークポイントがあって、スピードがないとか、
凄いミドルシュートが打てるとかのパワフルさはない訳ですよね、
でもサッカーが出来る、だから使いたい。
ボランチだともうちょっちとスピードを持ってボールを運んで欲しい、
点を取って欲しいという迫力の点でちょっと足りなかったんだけど、
一個下げると彼のIQを活かせる、凄く活かせるんですよね。

ボランチには駒井のように自分でボールを運べる選手がいたほうが、
相手はより嫌だと思うので、
宮澤はボランチでも良かったけれど
後ろの方が彼の良さが活きるんじゃないか
と思っていました。

彼は頭が良いので…サッカーに関してですよ、
サッカーじゃなくても頭が良いかも知れませんが。
結構、インターセプトするんですよ。
だから後ろの方がよりいいのかなと。
うちのチーム、結構インターセプトするんですよ。
確かJリーグでも一番とか…。
今の時代のサッカーはスピードが速くなっているので
特に前の選手はスピードがあるか無いかで全然違う。
裕樹には無いのでもう一つ下げたほうが良いのかなと。
全然なくてもあれだけですから
それでも相当な才能だと思いますよ、誉めているんですから。

「本当に褒めているんですか?」
という司会者からの質問に
「褒めてます、本当に褒めてます」と野々村社長

裕樹も自分で分かっているから偉いんですよ。
この前もヴェルディの試合でPK取られたんですよ。
あいつがファールして、でもソンユンが止めたんですが
でも、ああなったら僕はもう終わりですって普通に言いますからね。
そうならないようにどう守備するか頭の良さを
後ろで活かしてくれればいいと思います。
ミシャのサッカーは後ろの選手の配球も
僕らが見ていて違和感なく配球しているのは宮澤、
たまにいるんですよ、お前そこかよって選手が…
裕樹だとそれがない。
あれで選手生命、3、4年延びるんじゃないですか。


(宮澤選手について主催者側からの質問、変わったのはなぜ?)

宮澤選手については河合に話させた方がという野々村社長。
マイクは河合氏。

代わりに答えさせてもらいます。
宮澤は皆さんが思っている通り才能は凄い選手なんですね。
その中で僕が入りたての頃は甘い部分はありましたし、
自覚もそんなになかった。
あれは確か2013年シーズンくらいに、
レギュラーを取れなくなってきていて、
多分相当な減俸をされてきた、そのタイミングで結婚。
結婚が全てだと思うんですが、
1つのきっかけで自分を見つめ直すことが出来たから、
今の宮澤があるのかなと思いますね。
ずっとチームの中心となってプレーしてきたので、
そこでもう一つ責任を与えようと思って
キャプテンをやってみればと伝えました。
そこからずーっとキャプテンをやってきて4年目ですか、
チームの中心としてやってくれています。
以上です。

司会者は
宮澤選手があそこまで良くなったのは奥さんのおかげだと
一部のサポーターは奥さん有難うと言っています。


竜二も言っていたように上手くいかなかった時かな、
確かどっかからオファーがあったんですよ。
でも、それじゃなくてうちでやろうよとなった。
あいつ結構長い契約していますからね。
ビックリするくらい長い契約していますから。
もうここで何かを成し遂げたいという気持ちが一番強い選手。

と言っててもね、どっかへ行くとかね。
でもしょうがないんですよ、契約があってもオファーが来て
給料がいくらかになった時に最終的に選手の意向を
クラブが汲み取ってやらなければ。
0円で移籍というのをなくすためにいろんな契約をしますが、
そこばっかりは仕方がない。
今年も1人、いるかなって思っていてもいなくなったり
こればっかりは分かりませんから。
でも裕樹は多分大丈夫だと…。



会場のやり取りの雰囲気を出そうとすると
どうしても長くなってしまうので…
まだまだ続きはありますが今回はここまでにします。


posted by nakano |20:45 | コンサドーレ | コメント(1) | トラックバック(0)

2019年02月12日

2019サポーターズ集会 質疑応答その1

「僕ばかり喋っていても...」
と言う野々村社長の言葉を受けて
質疑応答が始まりました
とても長い時間でしたので
以下は()内に質問者からの質問や意見を
その下に野々村社長やスタッフの方からの
質問や意見などに対する答えや考え方など
その内容を簡略化して記していきます


(主催者側から・リーグ戦主体でルヴァン杯や天皇杯を軽く考えているんじゃないか)

軽くはない、軽くはないけどリーグ戦はAチームトップチームみたいな選手が出て
ルヴァン、天皇杯は普段試合に出られない選手が出る。
他のチームもだいたいそうなんです。
ルヴァンや天皇杯もベスト4とかに行けばそれなりにやり繰りしますが、
今季も同じだと思う、それまでは普段出ていない選手が出ると思う。
これがACLになると違うと思う。

この間の名古屋戦、向こうの強化費は35億円、
うちはまだ半分程度の15億円。
名古屋の選手はクオリティーの高い選手が多いから、
練習試合の2本目、3本目になると力の差が出てくる。
仕方のないこと。うちで出てくる若い選手たちはこれからの選手たち。
ビッグチームはそれなりに成長した選手たちが出てくる。
去年やってきた若手もミシャの2年目になるので、
それなりに力が付いてきたのでやれるようになる。
そんな感じですかね。
ÅチームÅチームでやるところは無いですから。


(何年か前、国立の心配をしたことがあるんで…)

天皇杯ね、そういう気分味わいたいですよ。
でもそれは難しいことです、全部のタイトルを取りに行くとしたら、
会社側が名古屋とか浦和とかビッグクラブにならないと難しい、
クラブとして狙いに行くなら。
でも選手たちは、いつも出られない選手たちはチャンスだと思って、
ゲームに必死になって戦いに行くと思いますが…。
選手の視点に立つか、クラブの視点に立つかで、
思いは変わってくると思いますが。
まあ、どっかで近いうちにタイトルを取れるようにしたいと思うし、
これ位にはなってきていると思うんですよ。
Jの中で上から10番目位のクラブになれたら、そのチャンスはあると。
もちろん狙っては行きたいと思っています、僕は。


(社長からこれだけはサポーターに言っておきたいということ)

いや、どうですか、普段通りというか毎シーズン毎シーズン。
自分たちの立ち位置をしっかりと分かっていて、
チャレンジしていくということが、
うちのクラブの良いところだと思うので、
去年4位だから、今年は3位でしょうと思うのは良いけれど、
すんごく難しいことだと頭に入れながら、
また一緒にやってもらえればいいかなと思います、はい。


(野々村社長になってから風通しが良くなって、やっていることが目に見えてきた)
(それがどこに表れるかというと、この集会も6時間とか7時間とか正に苦行だった)
(野々村社長はいろいろ情報を発信してくれるからクラブへの信頼感が出てきた)

安心はしないで下さい。
順調かどうかは分からない、分からないというか…。
DAZNが入ってきたり、神戸さんがああいう動き方をしたり、
トヨタも同じような動きをしているけど、
やっぱりサッカークラブ、Jリーグのクラブでも、
もっと大きくなって、良い選手を獲得して、
魅力的なチームを作ってお客さんをたくさん呼び込む、
スケールがだいぶ変わってきている。

去年とか一昨年まではトップ10のチームの売り上げは、
ずっと変わらなかったんですよ。
変らないということは僕らが売り上げを伸ばしていけば、
その差は縮まって行ったけど最近はそうではなくなった。
何チームかは大きくなって差が縮まらなくなった。

僕も感覚的に、ここまでは来れるだろうと思っていましたが、
今年35億円でこの先50億、100億のクラブにするには、
違ったアプローチを作って行かなければならないと思っている。
それが出来なかったとしても、
コンサドーレというクラブは、この町でみんなで作っている、
そんなに大きくはないけれど、戦える面白いクラブだよね。
という思いを毎シーズン残していきたいと思っています。

例えると難しいけれど、よくミシャさんと話しているのは、
イタリアにアタランタというクラブがあるんですよ…。




続きは改めて。


posted by nakano |07:54 | コンサドーレ | コメント(0) | トラックバック(0)