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2013年08月13日

facebookのベトナム人割合が激増中!0.1%未満→10.2%に急上昇

公式facebookに、ベトナム人の書き込みが増えています。
それに伴い、「いいね!」数が大幅に増加しています。

国別の、いいね!数はsocialbakerというSNS分析サイトで簡単にわかります。
http://www.socialbakers.com/facebook-pages/244292128957893/
これがレコンビン来日以前(入団発表・来道直前)
cx
これが現在
cx2
ベトナムでの移籍発表時には、わずか2人だったので、来道前の68でもなかなかの増加なんですが
特に急上昇なのは、来道→昨日までの短期間であり800件のいいね!がベトナムから来ています。

↓で、ベトナム人のみのいいね数の増加状況がわかります。
http://www.socialbakers.com/facebook-pages/244292128957893/in-vietnam


他Jクラブと比較
これに伴い、コンサドーレ札幌の日本人の割合は83.6%へ急低下しています。
この数字がいかに異例であるかは、↓他クラブを見れば一目瞭然です。
浦和、日本95.0 %
http://www.socialbakers.com/facebook-pages/366946266659458
C大阪、日本94.6%
http://www.socialbakers.com/facebook-pages/137421796440104-official
千葉、日本95.8%
http://www.socialbakers.com/facebook-pages/156530994439841
徳島 日本92.6 %
http://www.socialbakers.com/facebook-pages/128888280514299-tokushima-vortis
横浜fc 日本88.6 %
http://www.socialbakers.com/facebook-pages/192900374074759-fc


先駆例、JFL・FC琉球の驚愕の状況
他のJクラブからしたら異例の状況と言えますが。
先駆例のJFL琉球の状況をみると、ものすごい国別割合になっています。
http://www.socialbakers.com/facebook-pages/109697869098441-fc-ryukyu
JFLのfc琉球は、今シーズンマレーシアから選手を獲得しました。
それから、飛躍的に琉球facebookのマレーシア人のいいね!割合が増加しました。
今では、「マレーシアが全体の62.1%(3404いいね!獲得)を占めて国別1位を獲得」しています。
日本は、29.8%に追いやられ2位となっています。
また、マレーシアからのいいね数は加入して1週間以内に1000いいね!を突破していました。

facebookは日本でも有名ですが、海外での普及度は凄まじいものがありまして
国民人口の30%以上も普及してる国が本当に多く、国際戦略をするうえで重要なツールです。
↓が世界40か国の2013年5月時点でのfacebook人口・利用率のデータです。
http://www.auncon.co.jp/corporate/2013/0605.html
ベトナムのfacebook利用率は国民全体の16.23%に相当する約1425万人
日本は、10.81%で利用人口が約1382万人ですから日本よりfacebookが普及しています。
では、この琉球のマレーシアはどうなのかというと更に上を行き
マレーシアの利用率は46.25%で、約1335万人となっています。

今の札幌の状況は、十分異例の事態が起きているとは思いますが、JFLの琉球でこの状況ですから「まだまだ増えてくれなきゃ困る!」というのが私の印象です。

また、琉球も本当ならこんなものではなかったと思います。
琉球のマレーシア代表のワンザック選手はデビュー戦以降怪我で戦線を離脱、最近ようやく戻れるようになりましたが。
マレーシア代表の日本遠征とバルセロナ戦に招集され、1試合しか出ていない状況でこれだけの数を稼いでいます。
もし、けがなく試合に出場して何ゴールか決めていたら?もっと増えたことでしょう。

JFLで、これだけの可能性があるわけですからマレーシアと同じようにサッカー人気が高く、当該選手の人気も高いベトナムでも大きな成果を期待せずにはいられません。

このfacebookというツールを効果的に利用してベトナムでの人気拡大につなげましょう!


posted by mut18 |22:50 | コンサドーレ札幌 | コメント(1) | トラックバック(0)

2012年12月16日

「夢をみる」という「夢」を見せてくれたノルブリッツ

過去の記事をみたら3年ぶりの投稿となるそうです。

その最後の記事ではとにかく、北海道内でライバルが必要だという記事を書いたんですが。
今回ノルブリッツは、「JFL昇格」という夢を見せてくれました。

1978年より北海道勢が参加する地域リーグ決勝大会において
北海道勢は今まで「たった1度」しかGLを突破できませんでした。
その1回は、1996年。
なんという巡り合せか。東芝の北海道移転=コンサドーレの発足年でもあります。

その後の北海道勢の成績は散々たるもので、GL最下位がお決まりコースでした。
そのため、Jリーグを目指すチームが全国各地で誕生し、地域決勝の認知度が上がる中、地決での北海道勢と対戦は「ボーナスステージ」といわれるようになっていました。

今年は、GLの組み合わせに恵まれた状況ではありましたが。
それでも相変わらず北海道勢ノルブリッツをGL最下位予想する人が多かったです。

そんな中、北海道勢2度目の地決・決勝L進出を見事に成し遂げてくれました。
これには、北海道勢のいつもの成績を知るものとして、非常にうれしかったです。
そして地決・決勝L、ここに来ることも「夢」でしかなかった北海道勢にとってまさに夢舞台でしたが。
ノルブリッツは守備を徹底し何とか3位にこぎつけました。

そしてJFL入れ替え戦。
第1戦に勝利したことで、JFL昇格という夢が現実に見れたので。
その期待でいっぱいでした。
しかし、結果PKの末昇格ならず。
「昇格ならず」というより「敗退」「滑落」という心境でした。

せっかく山を登ってきて、いつ滑り落ちてもおかしく中で懸命に夢の近くまで登ってきたのに。
それがまた、山の入り口からやり直しとなるとは。

入れ替え戦というと、下部リーグの方が勢いがあって失うものがなく気持ちが楽だという話がありますが。
ここまで昇格できないのでショックだということがあるんですね。

しかし夢は見れた。夢を見れるということも正直諦めてました。
「JFL昇格」の前に「地決・決勝L」が夢でしたから。

しかし、この「滑落」をするまでに切り開いた道なき道は道になったのか。
この道が今後に生かせるか。水の泡と消えるのか。
また「ボーナスステージ」に戻らないか心配です。

なんとかしてあの時夢を見られたから今があるということになってほしいものです。
十勝フェアスカイ・札大GPも具体的な距離が見えたことでしょう。
この「夢を見る」という「夢」
がかなった効果をノルブリだけでなく他も生かしてほしいです。

posted by mut18 |19:23 | JFL&地域リーグ | コメント(1) | トラックバック(0)

2009年10月12日

コンサドーレに不足しているもの。それはライバル!

コンサドーレ札幌に一番必要なのはライバルです。

まず、全国のJクラブそれぞれのライバルをまとめたので、↓を見て下さい。
http://www.consadole.net/mut18/article/102

このようにほとんどのJクラブにはライバルとされるクラブがあります。

コンサドーレに必要なのはやはりライバルではないでしょうか?
全国のJクラブは、ライバルに対し戦力だけでなく・収入の面でもライバルになるため
フロントに緊張感が生まれています。
さらに地元としての魅力だけでは同じ地元の他クラブに負けるため+クラブ独自の魅力
を作り出そうとしています。

そのようなライバルは、コンサにはありません。

福岡と札幌は全体的に似ているところがあるといつも思うのですが
来年、同じ県内の北九州がJFLに昇格するかもしれませんし
福岡から電車で最速40分でいける鳥栖という存在もあります。
ライバルに関してはやはり福岡のほうが恵まれていますね。

北海道自体、他県に親しみがあまりないのが特徴ではないでしょうか?
前に、どこの都道府県に親しみを感じるか都道府県別データを見ましたが
近隣を選ぶ他の都府県と違い、北海道は、「東京」でした。
沖縄にも同じ傾向がありますが、これは周りを海で囲まれているというのが
あるかもしれませんね。

野球のプロがあるのでそれがライバルだという話にもなると思いますが
やはりサッカーでのライバルがあると劇的に変わると思います。
神奈川も野球とサッカーがありますが。やはりサッカーでのライバルだからこその
熾烈な競争というのがよくみえます。


将来、札幌に3つ、北海道全体で5~6ぐらいのクラブがあってもいいと思います。
もちろん全部がプロになる必要はなく、今のJを目指すクラブのような活動をするクラブが
多くあればいいと思います。
Jクラブとしては3つぐらいでしょうか。
他は、JFLに2つぐらい。

良くロンドンにはプロチームがたくさんあるという話を聞いたことがあると思いますが
実はマドリードにも近郊(といっても札幌と江別ぐらいの距離)含め、1部と2部に
4つのクラブがあります。
1部には3つあり、Rマド・Aマド・ヘタフェです。ちなみにすべてサッカー専用です。
海外では、北海道と同規模の面積や人口経済力でも複数あるのは珍しくありません。

現在全国各地で、地域に根差しJを目指すクラブが誕生しおり
その分布図を見ても近隣にライバルがいます。
例えば、今はこれというライバルはいない広島も
近隣にJ2岡山の他、JFLに鳥取。地域リーグで山口と島根では
Jリーグを目指すクラブもあり、
将来は関東のような近隣中国地方でのライバルクラブには
事欠かないであろうことが予想されます。

これについては、コンサドーレでどうにかできる問題でもありませんし
北海道サッカー協会や北海道で考えていくべくことです。
ノルブリッツや札大GP(今年の地域リーグ・北海道ブロック1位)には
是非とも期待したいところです。
しかし、北海道に1つで満足しているところもあるので、北海道の地方都市に
いかに魅力を伝えるかが重要かもしれません。

フットサルのエスポラーダ北海道には、いまさらではありますが
札幌ではなく旭川・函館・釧路のような都市を、ホームにすればよかったと思います
そうすれば、札幌以外で「日常のスポーツ観戦」の面白さを知るいい機会になったと思いますので。

コンサの尻に火をつけるといいますか、より一層の緊迫感を与える意味でもライバルは必要ですし
コンサドーレ以外にJFLクラブひいてはJクラブができることこそが、
北海道のサッカー文化を発展させる起爆剤にもなるでしょう。

posted by mut18 |19:06 | コンサドーレ札幌 | コメント(2) | トラックバック(0)

2009年10月10日

Jリーグ、全36クラブそれぞれのライバル

唐突に更新されるこのブログですが(汗)

コンサドーレにはライバルが必要だという記事を書こうと思います。

今、Jリーグは全36のクラブがあります。
そのクラブ別ライバルクラブを下に列挙します。
ライバルが必要だという記事は次回書く予定です。

【J1】
モンテディオ山形 
仙台
J2発足時からライバルであるが、先に仙台がJ1に上がった為よりライバル心が倍増。そして今季は山形が久々に東北J1クラブとなった。

鹿島アントラーズ
浦和・他関東クラブ+水戸、昔は磐田
浦和とはレッドダービーとも言われる。浦和の強豪化に伴いそのライバル関係はより激化。そのほか、関東クラブとはそれなりにライバル関係にある。

浦和レッズ
鹿島・G大阪・FC東京・横浜M・大宮
近年では、ガンバと鹿島が最大のライバルであるが。FC東京のライバル関係も激しい。またマリノスとも少なからず因縁もある。
同じ埼玉・さいたま市の大宮には、実はここ数年相性が悪い。

大宮アルディージャ
浦和、他近隣関東クラブ+オレンジ色のクラブ
浦和を筆頭にライバルクラブは多い。そして、新潟・清水の同色オレンジとは少なからずライバル関係にある。

ジェフユナイテッド千葉
柏、他近隣関東クラブ
同じ千葉の柏は、さらに同じ黄色でもあるため、ダービーではどちらが黄色が似合うかを決める戦いであるともいわれる。

柏レイソル
千葉、他近隣関東クラブ
ライバルの千葉と柏は共に、サッカー専用スタジアムであり、ダービーでは独特の雰囲気が作られる。

FC東京
浦和・川崎、東京V他
浦和と川崎が最大のライバル。川崎とは昔からライバル関係にあり、浦和も同様にある。

川崎フロンターレ
横浜M・FC東京、他同県を含む関東クラブ
ライバルには事欠かない。神奈川内には横浜Mを筆頭にライバルが3つもある。
その他、FC東京・浦和など近隣にライバルが多いのが特徴。

横浜F・マリノス
浦和・川崎・横浜FC、他関東クラブ
浦和とは長年のライバルである。しかし近年川崎の台頭により神奈川最強の座も失う状況にある。

アルビレックス新潟
甲府、オレンジクラブ
甲府と川中島ダービーとも呼ばれるがそれほどライバル関係にない模様。
清水・大宮との同色ライバル関係のほうが熱いかもしれない。

清水エスパルス
磐田・名古屋、オレンジクラブ他
磐田とは激しいライバル関係にある。名古屋とは東海ダービーとも言われる。

ジュビロ磐田
清水、鹿島・名古屋
サッカー王国静岡のプライドをかけた清水との対決は有名。
そのほか昔から鹿島との因縁もある。さらに名古屋とも少しライバル関係にある。

名古屋グランパス
清水・磐田(岐阜)
ライバル関係が激しいわけではないが、清水・磐田戦はダービーとも言われる。
新しい岐阜という存在があるが、まだまだライバルとまでは言えない。

京都サンガF.C.
他関西クラブ
こちらもそれほどライバル関係はないが、G大阪・神戸・C大阪の関西クラブとは
関西ダービーといわれる。ガンバの期待の逸材宇佐美は、京都出身者。

ガンバ大阪
浦和・C大阪、他関西クラブ
浦和に対してのライバル意識は、浦和出身者の監督を中心に激しい。
その他、大阪府・大阪市セレッソVS北摂のガンバという構図がある模様。

ヴィッセル神戸
G大阪・C大阪他
大阪の2クラブとライバル関係にある。そのほか京都以外にも、今年から隣の県に岡山が誕生。

サンフレッチェ広島
(福岡・岡山他)
ライバルがいないクラブといえるかもしれない。福岡・岡山・四国2クラブなど近隣にあるが、ライバルとまでは行かない。

大分トリニータ 
広島・福岡・鳥栖・熊本
昔の目標クラブとして掲げたのは広島だったが遠い記憶になりつつある。
ライバル関係は激しくないが福岡を筆頭に、九州でのライバル候補には事欠かない。


J2編は↓に続きます

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posted by mut18 |18:41 | J1&J2 | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年03月13日

秋春制最大のデメリットは、日本サッカー全体のレベルの低下

前回の続きで長いので分割しました
前回と前々回の記事は↓で
秋春制のメリットとは何?
http://www.consadole.net/mut18/article/99
そもそも雪が降ってるのに試合が見えるのか?
http://www.consadole.net/mut18/article/100

最大のデメリットに関して取り合えます。
日本サッカー全体のレベルの低下こそが、秋春制最大のデメリットです。

そもそも雪が降ってるのに試合が見えるのか?
Jリーグのレベルダウン
・練習場と試合環境
・ブラジル人の移籍の減少
下部リーグの発展への悪影響に伴う日本サッカー全体のレベル低下の恐れ


Jリーグのレベルダウン
・練習場と試合環境
練習場と試合環境については前もいましたが影響は多大です。
メリットでも取り上げたので簡単にしますが
練習が出来ないと選手・チームともに戦力ダウンをしますし、寒くて体がかたくなって怪我の危険性が高まるのでレベルの低下が考えられます。
雪だと練習ができませんし、設備の強化といっても、再度になりますが現在でも専用の練習場さえないプロクラブがあるわけですから。
費用負担をするというなら、今すぐに資金提供してあげて欲しいです。

・ブラジル人の移籍の低下
Jリーグの外国人は、ブラジル人が非常に高い割合です。
まさにJはブラジル人選手の活躍のよって成長したリーグであるとさえいえるほどです。
それほど重要な存在の、ブラジル人は、寒さを嫌います。
フッキが札幌の寒さを嫌ったのは有名な話。
彼らが雪国や北国に来るんでしょうか。真冬の開催時期となるとより嫌うことでしょう。
日本は降雪地域が多いわけで、その影響はJリーグ全体へと波及します。

欧州のリーグなら寒くても、CLもあり行くでしょうが、Jリーグにどれだけくるかすごく疑問です。
結果、ブラジル人が来なくなりJリーグのレベルが大幅にダウンすることも考えられます。
これだけの貢献をしているブラジル人の重要性に関して、非常に認識が薄いのも問題ですね。

下部リーグの発展への悪影響に伴う日本サッカー全体のレベル低下の恐れ
下部リーグに関しては、たった2年で5クラブがJに新規加盟したことからもわかるように
非常にJリーグを目指したクラブの活動が全国的に活発化しています。
(今や、全ての47都道府県でJクラブまたは、Jを目指すクラブ・団体が存在しています。)
これぞまさに百年構想であり、非常に喜ばしいことです。
その流れの中で、一番活発な地域が東北と北信越の降雪地域です。
北信越は北信越1部がほとんどJ志望クラブで占められているほどの激戦区で、東北は盛岡、福島が目指しています。最近では青森・秋田からも動きがあります。
この地域に、地域に根差したクラブができれば、日本サッカーの発展に大きく貢献することになります。
なにより、百年構想の実現を大きく近づける、そのものでもあります。
ようやく、J発足17年目でここまで来れたのです。

その中で秋春制に移行すれば、せっかく全国的に活発化している流れをストップさせてしまうことでしょう。
下部リーグで費用の負担など無理で、現状でさえスタジアムの設備など様々なハード面での課題があるわけです。
それこそ日本サッカーの発展・普及に決定的な悪影響を及ぼすことになります。

そしてそれ以上発展しないということは、世界のサッカーは常に進歩しているので=相対的な後退=レベルの大幅な低下となってしまうのです。

まとめ
世界基準に合わせレベルアップといいますが、ハードの設備が現状でさえままならない日本で秋春制は実現不可能です。
百年構想の理想といえる、欧州のようなハードの設備や人気を含めたフットボール文化がしっかり根付いた時ならば、議論の余地はあるかもしれませんが
現状では、移行は反対とかではなく「不可能」です。

肝心のレベルアップどころか、大幅なレベルダウン・人気低下となることが考えられます。
これが、秋春制最大のデメリットです。
賛成派の方は、レベルアップを最大のメリットとしてあげますが、私はレベルダウンを最大のデメリットにしたいと思います。

普及の他にもJリーグ勢のACL連続での制覇、CWC連続3位の実績で証明されているように着実にJリーグはレベルアップをしているのです。
その流れを、止めることだけは絶対に避けなければなりません。

秋春制による問題を解決する為に、リーグ制度の改革など様々な改革案が提起されたりしています。
ですが、まずメリットを具体的に提示されなければ改革をしてまでやろうと思えません。
まず、秋春制の是非を考えた上で改革案論議をするべきです。

posted by mut18 |20:06 | 秋春制について | コメント(0) | トラックバック(1)

2009年03月12日

【秋春制】そもそも雪が降ってるのに試合が見えるのか?

前回の記事に引き続き秋春制に関して取り上げます。
前回の記事は↓です。
秋春制のメリットとは何?
http://www.consadole.net/mut18/article/99

実はこれが記念すべき100回目のエントリーです。

それでは、デメリットに関して書きますが
デメリットに関しては、私が思うものを列挙します。
設備投資による経営圧迫・練習環境・観客動員などは皆さんがよく言われていることので、それ以外のものを取り上げたいと思います。
それ以外のことを追加することで秋春制のダメな部分を強固にしたいと思います。

そのデメリットとは↓です。
そもそも雪が降ってるのに試合が見えるのか?
Jリーグのレベルダウン
・練習場と試合環境
・ブラジル人の移籍の低下
下部リーグの発展への悪影響に伴う日本サッカー全体のレベル低下の恐れ

今回は最初の部分だけを取り上げます。

最も雪国の現実を判ってないと思うのがこの点。
雪が降ってて問題なくサッカーを見れるのか。
寒さなども大問題で、日本のスタジアム環境でまともに観戦なんてできませんよね。
しかし、根本的な問題として「雪が邪魔になってサッカーピッチが見えるのかどうか?」
という点を私は感じます。
いつも雪が降っている時は、視界不良です。
ましてや大雪ともなれば、目を前に向けることもきついのは住んでいる方はよくわかることです。
その中でサッカーがどれだけ見えるのか。
サッカーピッチが広いので、その中で遠すぎて見えないところも出るのではないかということです。
なおかつ、陸上トラックが多いこの日本ならもっとピッチは遠くて見え難いではなく、見えないのではないでしょうか?
いつかの水戸の試合のように、濃霧で見えないような状態になるのではないでしょうか?
事実、山形や新潟の雪の試合を見ましたけど、テレビでさえどこにボール(カラーボールでも)があるのかよくわかりませんでした。

テレビならばズームがありますが生観戦はできません。
このような試合を、魅力あるプロの試合の興行として成立させていいんでしょうか?

posted by mut18 |21:32 | 秋春制について | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年03月11日

秋春制のメリットとは何?

私は他にもブログがあるのですが
秋春制については一度も語りませんでした。
なぜかといったら、実施されることはないとおもっていたからです。

しかし、まあ犬飼さんはまだあきらめない(秋春制を検討する新組織を発足させるようで)ようなんでここらで本気で言おうかなと思います。
反対の立場を取るHFCに、反対するサポーター(私はファンかな・・)の声として貢献できればなと思います。
様々な秋春制のメリットとデメリットが議論されていますが

そもそも、私は秋春制に全くメリットを感じません。

よくメリットとしてあげられるのが↓です。
夏開催しないことによる試合のレベルアップに伴うJリーグのレベルアップ
世界基準のスケジュールにすることで優秀な選手の獲得が容易に
日本の選手が欧州に移籍しやすくなる
代表選手の休み増加
現在の冬のオフの時期に親善試合が開催可能

これについて意見を言いたいと思いますが

夏開催しないことによる試合のレベルアップに伴うJリーグのレベルアップ
私は逆にレベルが下がると思います。
冬にやると、怪我しやすくなり、専用練習場さえないクラブがある日本の環境で、練習などできません。
札幌の練習場は日本でもトップクラスでしょうけどそれでも練習できませんしね。
つまりこれは、夏の試合の低下は防げても、冬の試合の質の低下の程と練習ができないことによる全体のレベルへの影響とを考えていないことにあるのでしょう。
このことは、レベルダウンのデメリットとしても取り上げます。

世界基準のスケジュールにすることで優秀な選手の獲得が容易に
これがメリットの中で最も理解できない点。
欧州のいい選手が日本にくるなんてこととスケジュールは関係ないでしょう。
例えばメキシコは、秋春制ですが欧州からいい人材がきていますか?
レベルという面でも南米2国に次ぐ評価を得ているリーグです。
日本ほど離れていませんが、地理的にも欧州から遠いメキシコです。
日本と状況が似ていると考えれば、選手がくるかメキシコを見れば明らかです。

日本の選手が欧州に移籍しやすくなる
よく言われていますけど、欧州のクラブが日本は春秋制だから獲得は見送ろうなんてこと考えてると思いますか?
本当に欲しければ、時期に関係なくオファーが来ます。
相馬のようにトライアウトを受けてまで行きたい人には良いかもしれませんが、そこまでする選手が日本にどれだけいますか?
それと同じシーズンなら移籍した選手が、すんなり溶け込めるという話があります。
これは、その通りで秋春制唯一のメリットといってもいいでしょう。

代表選手の休み増加
これはスケジュールの問題というより、世界のサッカー界全体の問題だと思います。
仮に、移行してもご存知のように夏には代表の試合が多く組まれているわけでして
状況は同じです。欧州でも日本のように代表選手の休みのなさが大問題となっています。
移行してもしなくてもこの問題に変化はありません。

現在の冬のオフの時期に親善試合が開催可能
実は犬飼さんが導入を叫ぼうと最終的に背中を押したのがこれのようです。
なんでも世界の潮流として1月に多くの親善試合が組まれるようになってきたそうです。
それで、日本はオフなので各国と対戦する絶好の機会を逃しこれは悪影響になるということのようです。
ですが、思い出してもらいたいのですが日本が対戦する親善試合の相手はいつも、最強メンバーではないということがあります。
親善試合とはそういうものなんです。そして地理的に遠い日本までくるとなるともっと選手が来なくなるのです。
欧州に遠征したとしても、ウクライナ代表とやったときもシェフチェンコがいなかったり
日本での試合よりは多少良くなりますが、所詮親善試合ということなのです。
そんな親善試合の1ヶ月の数試合に、どれだけの効果があるのでしょうか?


このようにメリットについて考えたわけですが、果たして何が秋春制のメリットなのかわかりません。
そもそも代表のためにJリーグを改革するという時代というのはとっくに終わっているわけで
むしろJリーグがやりやすくなるように代表の日程を調整するなりして欲しいです。
もうプロ化17年目ですよ。このJの歴史の長さの「重み」を感じた上で改革を考えて欲しいですね。

ちなみに雷などの理由を言っていますが、この前雪降ってて札幌でも雷なりましたし
何より、各メディアの報道を見ると根拠の付け足し材料に過ぎないようです。
あくまで、1月の親善試合やオフ増加などの代表強化と欧州との関係強化が最大の狙いのようですよ。

長くなったので、デメリットに関しては次の記事で。

posted by mut18 |23:54 | 秋春制について | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年03月10日

”日本”代表のダヴィ。逆転ゴールでACL初勝利に貢献!

ACLがついに開幕しました。

名古屋は韓国のウルサンと対決しました。
序盤から劣勢で0-1と厳しいながらも後半にまきかえしました。
まずは、小川の左クロスからDF吉田が同点ゴールをきめて
マギヌンの左CKからダヴイがなんと「頭」できめ逆転!!

その後マギヌンのダイビングヘッドも決まり試合終了。

3-1で名古屋がACLデビュー戦で勝ち点3を獲得しました。

それにしてもダヴィがJ代表・日本代表となってくれると頼もしいです。

がんばれダヴィ!

試合結果詳細
http://nagoya-grampus.jp/game/2009/0310afc20091vs.php

posted by mut18 |22:06 | J1&J2 | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年01月31日

生観戦済みスタジアムのベストランキング

私が、生観戦したスタジアムをランキングにしたいと思います。

まず私のいった事のあるスタジアムは、札幌ドーム・厚別競技場・日立柏サッカー場・日産スタジアム・等々力競技場・味の素スタジアムですね。

皆さんのランキングも是非教えて下さい。

ではランキングを
1位味の素スタジアム
2位日立柏サッカー場
3位札幌ドーム
4位等々力競技場
5位日産スタジアム
6位厚別競技場

実際いった感想としてはこうなりますね。
生観戦したからこそ分かったことも多いですね。

では、各スタジアムの詳細の感想を
※★=1 ☆=0.5

続きを読む...

posted by mut18 |23:00 | J1&J2 | コメント(2) | トラックバック(0)

2009年01月15日

コンサドーレ札幌の目指すべきクラブとは?

前回と前々回で大分と札幌の共通点と異なる点を語りました。
http://www.consadole.net/mut18/article/94
http://www.consadole.net/mut18/article/95
↑です。

共通点も多くありますが、そこはやはり大分と札幌では異なる点が多く、参考にはなりますが状況が違います。

では、コンサドーレ札幌の目指すべきクラブ・参考になるクラブがどこか。

その点を語ります。
私が思う、参考にすべきクラブは川崎フロンターレです。

参考になる点を先に書いておきますと
・人気を得るのが難しい中人気を得た
・活動区域を地元に特化し、積極的に活動を行なった
・試合を楽しめるように、次々とイベントを行なっている
・確かなスカウト網で地道に戦力強化

観客動員数も上昇中。2度目のACL出場を果たすなどJリーグの強豪クラブへと変貌をとげている川崎フロンターレ。
このクラブは、非常に参考になると思います。

共通点として、互いにライバルが多かった。人気を得るのが難しかったというのが上げられます。

両クラブの人気獲得の面で置かれていた状況
コンサの場合、ファイターズの存在があり、メディアの露出の差があります。
そのため、注目を集めるのが難しく、人気をもっと得ていくのが難しいということがあります。
他にも、サッカー自体への関心が道内として低かったり、馴染みが薄いというのがあります。

一方川崎フロンターレは、神奈川県第2の都市であり。同じ県内に横浜という存在があります。
また、東京にも非常に近く。川崎は人の出入りは非常に激しくて、川崎市自体への帰属意識が非常に低い地域でした。
また、神奈川県内に3つの他Jクラブ、近隣の東京には、2つのJクラブ。
プロ野球も横浜にあり・東京にも2つあり、非常にライバルが多かったわけです。
そんな中、川崎の象徴となる存在になるのは非常に難しく、人気を得ていくのが難しい状態でした。
事実、「プロスポーツが根付かない街」と言われていました。

地方クラブではありませんが、だからこそ難しい問題が山積していたわけです。
都市型クラブであるがゆえの苦しみです。
後発であり、浦和・FC東京・新潟のような全県的人気を目指すのも、難しい状態でした。

この点で、現在のコンサと非常に似ているといえます。

川崎の現在の人気度
しかし、それでも川崎は必死に努力を重ねました。
根付かない街と言われた街のクラブが、咋年1試合平均1万7565人を動員しています。
2001年には1試合平均3784人だったクラブがです。
リーグ終盤では満員となる試合が多く、確かな人気が伺えます。

実際、私も行きましたが、相当な人気を得ていますね。
まず、駅では川崎のポスターが普通に貼ってあります。
中でも人気があるのは、中村憲剛です。すごい人気です。
駅から、スタジアムへの道(徒歩20分ぐらいの距離なので複数ルートあり)しか歩いていませんが
電信柱に、川崎フロンターレのタンペストリー(旗というかのれんのような物)が、あちこちにありました。
また、商店街の多くの店でも川崎フロンターレのポスターなどが張っている店もありました。
さらに、一般のマンションでも試合の日はベランダに川崎の旗を飾っている所を複数見ました。

スタジアム周辺では、キックオフ前のイベントがスタジアム外でも盛りだくさんで、どんな人でも楽しめるようになっていますね。
スタジアムがある等々力公園内で、スタジアムの横で出店やキックターゲットなどの遊びコーナーもありました。
また来たいと思わせるように必死に努力している姿勢が印象的でした。

さらに、選手がバスから降りたり乗ったりする場所が、メインスタンド裏にあるので
特に帰り際は、選手を見たい人であふれます。選手の中にはサインをしてくれる人もいるので
多くの人が待っていますね。

活動区域を地元に特化
川崎がやったこととして、まず活動を川崎に特化したことです。
そしてさらに、中原区、高津区、宮前区を重点地区に指定し
徹底的な営業活動を行ないました。
その結果地元商店街の、熱い支援を受けることが可能となり川崎に根付くことが出来る様になりました。
一点突破を目指したわけです。
他にもガンバ大阪も、吹田市など周辺の活動に特化したことで観客動員を上げることに成功している模様です。

この方式は、コンサも是非取るべきだと思います。
具体的にはスタジアムに近い、豊平区・清田区・厚別区が候補としてあがると思います。
札幌に特化することで最終的に全道的人気に繋がるかもしれません。
ちょうど浦和も浦和を中心とした一点突破で全県的人気を得ています。

イベントを中心とした、試合を楽しんでもらう姿勢
そして、川崎がスタジアムに人を呼ぶ為にやった方法は徹底的なイベント作戦です。
代表的なのは、清水エスパルスを倒す為に行なった「エスを狙え」作戦など楽しんでもらうイベントを続々と行なっています。
また、甲府が有名な話ですが選手が地域のイベントに参加や訪問を積極的に行い愛着を持ってもらうようにしています。
これは、ファイターズも行なっていることですし、是非積極的にやってもらいたいと思います。
回数だけが問題ではありませんが、ただやればいいということではなく本当に多く「積極的」にやることが重要だと思います。
多くのクラブが、これをやっていますが効果が出ているクラブに共通しているのは
「回数がすごく多く・選手とスタッフ共に積極的にやっている」ということですね。
この点が非常に参考になると思います。

川崎の卓越したスカウト網と優秀なコーチ陣
戦力強化の点でも、川崎は戦力外選手・ユースに上がれなかった選手・無名の選手・チームの戦略に見合った外国人を獲得して強化をしました。
川崎スカウト陣の目の確かさが表れていると思います。
この場合、森・谷口・中村憲剛・ジュニーニョが代表的な選手です。
コンサもスカウトには定評があるわけですし、あとは川崎のように優秀な監督とコーチを
見つけるができれば、川崎のような戦力を持つことも可能だと思います。

まとめと札幌に特化のすすめ
このように、現在のコンサと同じように非常に人気を得るのが難しい状況であった川崎フロンターレですが
現在、「プロスポーツが根付かない街」といわれた川崎に確かに根付いてきています。
支援となる大きな企業があるという点で違いはありますが、これらの活動は非常に参考になると思います。

重要なのは、当たり前ですが地元を大事にすることですね。
どこまでが地元という話になりますが
やはりスタジアム周辺地域は徒歩でいける方もいますし、非常に重要ですね。
正直に言いますと、コンサは札幌のチームになるべきだと思います。
北海道のチームではなく・・・・
北海道は非常に広大ですし、その中で人気を得るのは大変だと思います。
そこはやはり、札幌に特化した上でその波及効果として北海道内で人気を得るべきだと思います。
浦和のように、札幌に特化したことで結果として、北海道内での人気が高まることもあります。
全県的に人気を得ようと多くの地域で活動したチームが結局どこのチームとも思われないで、解散してしまったという話もありますので。
まずは、札幌内での人気を得ることに特化すべきだと思います。

また札幌は地方クラブであるという認識がありますが、私は違うと思います。
確かに北海道という地方ではあります。
しかし、スタジアムのある札幌は日本有数の大都市であり、様々な娯楽や文化があります。
この点で、札幌と福岡は非常に似ておりおかれている状況も似ています。
甲府・大分・新潟などの地方クラブとはまた違う苦しみがあるわけです。

その点で、地方クラブよりも都市型クラブの川崎の方が参考になると思います。

posted by mut18 |22:00 | コンサドーレ札幌 | コメント(7) | トラックバック(2)