スポンサーリンク

2007年02月05日

おNEW

・・・いまごろは、おNEW  なんて言わない・・。

きっと言うのは、サザエさんと私くらいかも。

沖縄キャンプへあと2日と言う時・・。

ダイゴクンから電話が入った。

はいはい~。「あの~、ズボンのすそ上げって何処でできますか?」

そ~ね。リフォームね。それってね~、札幌しかしらないなー。で?何直すの?

・・・・うっかり聞いてしまった・・。

「ズボンのすそ上げとちょっとボタンなんです。」

あーあのスーツ裾が解けちゃったのね。何色だっけ?

「チャコールグレーです。」

裁縫用具を探ってみると裾あげテープが入ってた。しかも。チャコールグレー

ふーん。いつまで?

「合宿に着ていきたいんです。」

わかった。やってもいいけど・・。でも、やっぱ探した方がいいね!

「いや、村野さん出来るならやってもらえたら・・。」

ふーん。わかった。やってみるね。今思えば、安易だった。

翌日、夕飯を作りに寮の廊下を歩いていたら、クリーニングに出すハンガーに見慣れぬスーツカバー・・。

・・・おおお。これか?ダイゴクンのスーツ。

ファスナーを開けてみる。・・・値札・・?・・はっつ?

おNEW~~~?

とっさに口に出た言葉は、時空を超えていた・・。



早速ダイゴクンに電話。

おNEWじゃん!おNEWじゃん~~~!!

いつものスーツ着てけばいいじゃん!散々のプレゼン空しく・・。

そうだ!ジャスコだべ!困った時は、ジャスコだ!

電話してみたら、10時までなら直せますが・・と時計は容赦なく10時5分。

最初に言われたのは、2日前だったけれど、気がつけば、あと8時間後に出発・・・。

ダイゴクン不在では、丈が解らない・・。

ファン感から帰ってきたダイゴクンとズボンの裾の長さを検討。

しかも値札は、容赦なく高級・・・。

買った時は、時間がなくて改めてお直ししようと思っていたのだそうだ。。


素人よ。しかも、1度だって新しいボンズの裾あげなんてしたことないんだから!

「大丈夫!村野さんなら出来るって!」

・・・その自信は、いったい何処からくるんだ?

長めに設定して、後でプロに直してもらってね!

なんとかこうとか直した。微妙に・・。

後は、ボタン?は?最近の高級スーツは、ボタンも後づけなのか?

しかも4つ?両袖で計8個?

きっと、その人の最良の位置で袖の長さまでお直し出来る高級品だったのだろう。

私にかかっては、どんな高級スーツもミモフタモナイ!


ダイゴクンが、恐縮してファンタグレープを買ってくれた。

炭酸を一気で飲み干した。

・・そうとう緊張していたようだ・・。


ダイゴクンがいない隙に、お茶を濁すように元にあったクリーニング用のハンガーにかけてダイゴクンが戻る前に、そそくさとその場を離れた。

翌日は、ユースを送っていた時に、みんな出かけていったから残念ながらというか。幸せにも見なくてすんだ。


   ・・・ダイゴクン。帰ってきたら、間違いなくお直しする事をお勧めする!







posted by murano |21:40 | またやっちゃった | トラックバック(0)