2008年02月20日

ガチボーイ

昨年の7月のある日・・ピンポンがなった。 





玄関と繋がっている厨房の受話器をあげて話すと、近所に大勢で越してきた者なんですが。 









大勢で越してきた者? 







少々お待ち下さい。 





出てみると、若者が一人立っていた。 

手には、引越しそばでもなく、手ぬぐいでもない。 







紙切れを握り締めていた。 







近所のアパートに


2ヶ月だけ、映画のロケで滞在すると言う。 






プロレスものの映画なんだと。 





  その映画のタイトルはガチボーイ






若いスタッフが多いからうるさくなるかもしれないから最初に謝っておこうと言う寸法らしい。 






いやいや、負けずにウチもうるさいからお気遣いしないで。 







それから、3日後、厚別競技場のしま福開店日で体がギシギシいっていた。





ギシギシ感を癒そうと温泉へ行った。 






帰ってきたのは、10時過ぎ。めっちゃ寒い夏の夜だった。 










・・あ・・・外の駐車場で、寒いのに酒盛りしてる。 












・・・・・・あ〜〜〜〜〜〜!!!! 





気にスンナ。気にスンナ。気にスンナ!!!アタシ。 


ほっとけ、ほっとけ。ほっとけ〜〜〜。アタシ。 













厨房へ行って、コンロの上に乗ってた大きな鍋の中に晩御飯の残りの肉豆腐火をつけた。 









あ〜〜〜!アタシ。ほっとけ。変な人だと思われるだけなんだから! 








冷蔵庫から、焼き豆腐3丁と牛肉を入れて。 






あ〜〜〜!余計な事だって!!! 





三つ葉を切って。 




デカイ鍋に入れて。 





もうダメだって。アタシ。 


















こんばんは〜〜〜 



よかったら、残り物なんですけど。召し上がってくれませんか? 



オトコの人ばっかり10人ぐらいの酒盛りに。 




 



アルマイトの大きい鍋抱えて。


待ってました!この展開!!とばかりに。ウキウキして付いてくる2人の子供達を従えて。




な、夏でも夜は、さ、寒いでしょう。も、もしよかったら・・。こ、コレ・・。









いや〜〜。ありがとうございます!







そりゃ、たいそう喜んでもらって。 






一緒にどうですか言われ。 




息子と娘は、ノリノリで参加希望していたけれど。





それはさすがにお断りして 




せっかく、いい季節の札幌にきたんですから、2ヶ月間の北海道を楽しんでいらしていうて。





あったまってくれたらいいなって思った。

















翌々日、鍋を返しに来てくれた。 





玄関を開けたら、7人の男の人たちが勢ぞろい。 






・・・・・何も、そんなに大勢で鍋返しにきてくれなくても。 






手には、ビニール袋に入ったパンを握り締めていた。 カレーパンとかミニクロワッサンとかいろんな種類のパン。





ありがとうございましたーーーーーー!!! 




おっちゃんから、(私にいわれたくないだろう・・)おにいちゃんまで。 





ニコニコしながら、そこに立っていた。 














・・・・・もう少しで、ご飯食べてきませんか?いうとこだった。 










 その後、ガチボーイのスタッフの方々としまふく寮の面々が顔を合わせることはなかったのだけれど。











オール北海道ロケのガチボーイ。



3月1日からのロードショー。見てみなくっちゃって思ってる。



袖刷り合わせたも多少の縁



よかったら、みんなで鍋を返しに来てくれるヒューマンな彼らが関わって作った映画「ガチボーイ」みてみませんか?








posted by murano |11:04 | トラックバック(1)

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