コンサドーレ札幌サポーターズブログ

スポンサーリンク

2012年12月30日

今季を振り返って/Review for this season

 昨季、昇格枠最後のひとつに滑り込み、今季、4年ぶりのJ1に挑んだ札幌。結果は、史上最速の出戻りという無残なものでした。

 色々なところで言われているように、降格自体は決して驚くことではなかったと思いますが、何故ここまで通用しなかったのか。

 石崎氏のサッカーが、ウチがJ1を戦うのにそれほど間違っていたとは思えません。2011シーズンの札幌の戦い方は、守備ではポジションに拘わらないハイプレスにより全体で押し上げ、攻撃では主にサイドのスペースを使ったショートパスの交換でボールを持ち上がるというもので、飛び抜けた選手がいるわけでもなく、怪我人も少なくない中、“総力で何とかする”方向でした。そんな札幌を昇格へと加速させた要因は、終盤に補強されたジオゴで、それまでの“息切れする攻撃”に、フィニッシュ手前の溜めと、そこから出るラストパスの精度と幅によって、落ち着きと奥行きを(相手にしてみれば守りづらさを)もたらしたことが大きかったと思います。

 この辺りからそれまで以上に顕著になったのが石崎氏のワントップへのこだわりですが、それはワントップとは言ってもストライカー、あるいはメインのフィニッシャーが一人という編成ではなく、実際は、攻撃の最終段階をワントップに預けたボールから組み立てる、あるいはラストパスがワントップから出て、2列目以降の選手がシュートを打つ、実質“ゼロトップ”でした。これは強力なストライカーを擁さない札幌にとっては理に適った方法だったと思いますし、中盤の人数を増やし、ピッチの前目でポゼッションしたいサッカーにも合致していたと言えます。また、戦術以外の部分でも、例えば色々な選手を複数のポジションで試し、プレーの幅を広げる試みは、ゲーム単位で各局面における状況を有利に出来たはずですし、長いシーズンを限られた駒でやりくりしなければならない上でも有効だったと思います。

 今季も基本的にはその方向と方法をJ1に持ち込んだものでした。肝になる1トップには大分から獲得した前田俊介を補強。中盤にも運動量と攻撃的なセンスに優れた選手が並んだように見え、少しは喰い付いて行ってもらえそうな感じもなくはなかった。実際、ナビスコカップ予選も含め最初の数試合は毎試合得点していましたし、それも流れの中から完全に崩してネットを揺らすゴールもあり、面白いものでした。ただ、その頃に試合として結果を出せなかった、あまりに勝てなさ過ぎたのが痛かった。やがて前田が負傷で離脱すると、攻撃では意図した形を作れることがほとんどなくなり、代役として大島を試すも全く機能せず、ゲームの内容もチームの混乱と迷走を伺わせるものとなって行きました。

 その理由としては、やはり他チームに比べて選手のプレーが劣っていたことが挙げられると思います。これは単純に試合中のミスの数を数えていれば素人でも判ることですし、トライしている回数やアイデアを感じさせるチョイスについても同様。要は、10月14日のサポーターズミーティングでクラブ側からも説明があったとおり、(色々あるけれど結論としては)“多くの選手が絶対的にJ1のクォリティではなかった”ということになるのでしょう。もちろん、頑張ってくれていたと思いますし、大変だったとも思うのですが、技術も体力も精神力も、敵わないものは敵わない。これはどうしようもない。そうした状況下で結果を出せなかったことで、次第に味方のプレーへの信頼(味方がチャンスを作るイメージ)や躍動性も失われ、リスク管理の名のもと、消極的でますます得点の可能性を感じさせないプレーが増え、そこへの自覚と責任から来る焦りやフラストレーションがより選手を消耗させ、故障者が増える要因となったのかもしれません。試合数を重ねるごとに状況は厳しくなり、“負けないこと”を優先すれば同時に“勝つためにできること”が狭められるという状態に陥ってしまったように感じます(逆に最初の数試合で勝てていたならば、理屈では説明できない“勢い”という要素により、また違った展開もあったかもしれません)。

 それでも、指向するサッカーを変えなかった、あるいは監督を交代しなかった札幌の判断は、個人的には正しかったと思っています。ウチの選手とサッカーが通用しなかったのはあくまでも結果であり、札幌のようなチームがJ1で残って行こうとすれば、いずれああいうサッカーしかないと思うのがひとつ。また、ああいう状況では、適度の楽観性を持って、最低限出来ることを見据えつつ、淡々と試合をこなして行ってくれる指揮官が向いていたように思うためもあります。正直、石崎氏の経験値や選手用法の妙をもってもどうしようもなかったというのが、今季の札幌だったのではないかと考えています。当方では(素人の気楽さから)何度も批判めいたことを書いた大島の起用への疑問や、さすがに最後の何試合かはもう少し思い切ってくれても良かったのではという布陣もありましたが、それも結局、あれが監督として最も勝利の可能性のある選択だったということなのでしょう。話が戻ってしまいますが、最終的にはチャンスを掴めないのは選手の実力でしょうし…。戦術も布陣もおそらく、練習では形になっていたのだと思います。

 個人的な意見が続きますが、更に今季は何があっても余分な金は使わず終えて欲しかったということがあります。そもそも、スタートから、具体的に言えば補強が、J1に臨むにあたって何が何でも残留しようというクラブの本気を感じさせるものではなかった。選手数こそ多いものの、現役オーストラリア代表のジェイド・ノース以外はそれほどの驚きもなく、これは“落ちる時には落ちる”というクラブのメッセージですらあると思っていました。また、三浦監督の守備的サッカーで通用しなかった前回と比較するためにも、先に書いたような、自分達で主導権を握って展開するサッカーを今の札幌の現実的な戦力で何処までやれるのかを見るという点でも、シーズンを通してひとつのやり方を試すことには意味があると思えました。

 実際にクラブがそう考えていたわけではなかったことが、シーズン途中の外国人選手補強で明らかになったわけですが、これは残念でした。もちろんクラブとしては、成績が上がらないチームに対して(企業の姿勢という点からも)何もしないわけにもいかなかったでしょうし、負傷者の多さを考えれば、補強それ自体はある程度必要なことだったのかもしれませんが、あそこで外国人を3人連れて来る予算を捻出するなら、シーズン前にやるべきだったと思います。しかも、そこまでやっていたサッカーを続けつつチーム力を底上げするのに適切な補強とは言えなかった。それまで辛抱強く推し進めて来た“石崎サッカーの継続”を、結果的に自ら退行させた部分すらあったと感じています。

 ハモンとテレとジェファンが揃って見せ場を作って勝利した名古屋戦。あくまでも今振り返ればですが、巻き返しへの狼煙かとも見えたあの勝利こそが、それがもたらしたチーム戦術のブレを思えば、皮肉にも更に事態を悪化させたとさえ言えるのではないでしょうか(よって昨季のターニングポイントとしては、あの試合を挙げたいと思います)。監督のサッカーに全幅の信頼を置いていると言いながら、そこを的確にサポートできなかったクラブの失策は、ファンを失望させたという点で、監督や選手以上だと思います。

 もちろんクラブ運営のただ事ならぬ大変さというものは(ジェネラルな観点から)想像するのは容易ですし、サポーターズミーティング(の記事)でも、ある程度その難しさと、何を意図してそうなったのかは伝わったのですが、いかんせん遅きに過ぎた。また、そこに拘わらず、そもそもこれだけ情報発信が一般化し、その有用性が認められている時勢に、ホームページ上で公式に文章として見解を載せるのが、謝る時と金を無心する時(失礼)のみというのがお粗末過ぎます。サポーターズミーティングでは、とにかくファンに対して申し訳なく思っているということを伝え、経営陣以外へ責任を押し付けている印象を与えないようにするため、回りくどい表現が目立ちましたが、伝えたかったのは、要は“自分たちには出来ることと出来ないことがあり、その範囲内で頑張ったが駄目だった”ということでしょう。そしておそらくそれは、最初から予想出来ていた。サポーターミーティングで言ってくれたああいうことを、勇気を持って最初から言ってくれていたら、あるいはファンの気持ちの準備や見方も変えられていたのではないかと思い残念です。

 続きは来季への展望とクラブへの要望込みの次回で(年末年始旅行の記事を挟んでになると思います)。

Consadole Sappro played in J1 league 2012 and went back down to J2 the most quickly in the league history to the end. Actually it was never wonder for a club team like Consadole; it seemed that they had not prepared enough for J1 especially among players’ lineup. They brought their play style that had gotten the promotion to the top league but it did not work finally. High pressing and quick short counter attack from both sides with small pack changing short quick passes and cross to top position to draw middle shot from second front line was not so bad plan but the deference of qualities and accuracies on its play were far from most of other J1 teams. When they wanted to stay and survive J1 long, it was not wrong choice. However, they were beaten too much early season; it was enough for them to lost confidence, feel so week and got confused.

I never think Ishizaki made mistake to build his team. His skill and experience to grow his players and team should have deserved more. But even he did not repair that. And HFC did not help him properly too. They had announced that they would rely on Ishizaki for this season but when he faced difficulty to manage the team, they brought three foreign players off the point. Indeed they won once because of three newcomers’ work especially Ramon’s that but it finally leaded them to more confusion; they started playing just not to lose game and the negative passive style could not make the team up in J1 league.  

The players were not only one that got confused from the club; we fans too. HFC could have expected the demotion after this season and finally they released it as their official comment at the Supporters’ Meeting that been held in late season. I wish that was made before the season how they would try best and what would be happened for us fans to get ready for the result.

(To be continued)

posted by masamaru |20:23 | Foot ball/Consadole Sapporo | コメント(0) |

2012年12月25日

Merry Christmas!

Merry Christmas! 昨夜は茅場町にあるポーランド料理レストラン「ポルスカ」でディナー。

「ポーランドの伝統的なクリスマスイヴ」はパーティ形式。完全に馴染んで楽しむまでは至りませんでしたが、それなりに面白かったです。

 料理は、野菜と魚のみ。イヴは殺生を避ける意味で、肉を食べないのだとか(魚は良いのかとちょっと疑問ではありますが…)。水餃子(具はザウワークラウトとポルチーニ茸)の入ったビーツのスープ(バルシチ)や、その水餃子の大きいもの(ピエロギ)、メインのスズキのソテーや、ゴマ風味のポーランドのケーキ・マコヴィエツなどを堪能しました。


Merry Christmas! 今日はN嬢の手によるお家ディナー。ビーフステーキとサーモンのクリームシチュー、贅沢チーズ盛り合せを中心に。

 今年のケーキはドミニク・サブロンの、洋梨とヘーゼルナッツとチョコムースのブッシュ・ド・ノエル。濃厚で美味しかったです。

皆さん、Merry Christmas!


Merry Christmas!Last night, we went a Polish restaurant POLSKA to have Polish traditional dinner for Christmas Eve. No meat is served for the holy night’s table there. We enjoyed those dishes with vegetables and fish.

Tonight, Ms. N prepared Christmas dinner. It was really nice as usual. Dominique Saibron’s bûche de Noël was also nice.

Merry Christmas!


posted by MasaMaru(横浜在住) |23:00 | A piece of my life | コメント(0) |

2012年12月16日

ヱビスビール記念館/Museum of YEBISU BEER

Museum of YEBISU BEER


 毎日仕事が忙しいです。帰宅後風呂に入ってご飯食べたら深夜です。さすがにパソコン開く時間も気力もありません。書きたいことはそれなりにあるのですが…。週末は週末でまた、それなりに予定が詰まっている。師走を実感しております。

 さて、土曜日は上京中のN嬢母R子と叔母S子を案内して、久々に恵比寿ガーデンプレイスに行って来ました。私もリニューアルしてからは初めて入ったのですが、ヱビスビール記念館がお洒落になっていました。


Museum of YEBISU BEER 二人を館内ツアーに放り込んで(失礼)、テイスティングサロンへ直行、早々に飲み始めるN嬢と私。

写真は「ヱビス スタウト クリーミートップ」(左)と「琥珀ヱビス」。

 ドラフトなのと注ぎ方が良いのとで、やはり缶で飲むのとは一味もふた味も違うと言うか別物と言うか、とにかく旨いです。特にクリーミートップの方は、名前に偽りなしの泡のなめらかさとビールのコクが「はわわわ…」といった感じでした。


Museum of YEBISU BEER 2杯目はそれぞれ「ヱビス<ザ・ブラック>」(左)と、“琥珀”と“ブラック”の「ハーフ&ハーフ」を。同じ黒でもこちらの方が、苦みがキリッとしていると言うか、シンプルと言うか。後味もこちらの方が好みですが、インパクトでは“クリーミートップ”でしょうか。

 館内ディスプレイも、華美過ぎず、センス良く、雰囲気最高でした。メリー・クリスマス!

 下の写真は最早ついで(失礼)の、この時期恒例のバカラの巨大シャンデリア。相変わらずの人気で、多くの来場者がカメラを向けていました。R子とS子にも喜んでもらえたようで良かったです。

 今日は投票と買い物と大掃除で終わりました。明日からまた仕事…。あーあ。


Museum of YEBISU BEERDecember has kept me busy; every day I work late and come home late and eat and go to bed late. There is no time and reason for me to open my laptop at least weekdays, and in weekends, we also have much to do; housecleaning, shopping and going out to the town in cheerful colorful Christmas mood.

This Saturday we brought Ms. N’s mother and aunt who had come from Aomori brought to Yebisu Garden Place and visited Museum of YEBISU BEER. It had been a long while since I visited there before so it was nice for me too. We had great beers at the tasting salon in the museum with its Christmas display. This time’s Garden Place is also famous for the enormous Baccarat’s crystal chandelier that they exhibit in only Christmas season as annual event and we also enjoyed that. 

Today we went to vote and did house things all day and now this weekend is leaving. I think it goes too much quick….


posted by MasaMaru (横浜在住) |21:21 | Entertainment/Yebesu Garden Place | コメント(0) |

2012年12月08日

季節です(サッカーネタなしです)/Christmas season has come.

Christmas blend from TERA COFFEE and ROASTER


 今年ももうこんな季節です。お気に入りのテラコーヒーのクリスマスブレンド。生豆から焙煎してブレンドも自分でするようになった最近は、お店のコーヒーを買うことを少なくなったのですが、ここのはやっぱり美味しいです。コクと苦みと甘みのバランスが絶妙。

 ちなみにマグカップは母の新作。私的にコーヒー一杯分には少し小さいのですが、気に入って、このところこればっかり使っています。


Christmas season 今年の我が家の玄関用クリスマスリース。

 ポイントは下のアップの小鳥二羽。

 真正面から撮った写真は鼠みたい、とはN嬢の感想。


Christmas seasonChristmas season has come this year too.

We have enjoyed our favourite coffee that is sold only for this time with a small mug cup my mother made.

I like this year’s our Christmas wreath with this two white birds.


Christmas season 北海道は雪が多くて大変という話も聞きますが、横浜ではこんな感じです。

 黄葉とクリスマスのライトアップが同時です。

Here in Yokohama, we see yellow leaves and Christmas' lighting up at the same time in the city street.


Christmas Markets in Yokohama Redbrick Warehouse そしてこちらも既に恒例となった横浜赤レンガ倉庫のクリスマスマーケット。

 長靴型のそれっぽいマグカップでグリューワインでも飲んだ方が画になるのだろうと判っていながら、ビールと肉に走る我ら。

 今日から大掃除を始めました。出来る時に少しずつがウチ流。

 明日も掃除で一日が終わると思われます。


Christmas Markets in Yokohama Redbrick WarehouseWe visited Christmas Market that has been held at Yokohama Redbrick Warehouse now.

We always love drinking German beer and eating German sausages here even though it is rather cold to take it outdoor.


posted by MasaMaru (横浜在住) |23:45 | A piece of my life | コメント(2) |

2012年12月01日

第34節 新潟戦/VS Albirex Niigata (Dec 1st, 2012 at Big Swan Stadium)

 あらゆる意味で長く苦しかった今季もついに最終節。札幌は、残留に向け限りなく狭い門をくぐるべく勝利が最低条件の新潟と、ビッグスワンで対決。

 勝利以外にはないという相手のプレッシャーがこちらに有利に働く可能性もあったとは思いますが、蓋を開けてみればその決意と気合いにあっさり押し切られて1-4の大敗。同刻に神戸とG大阪がそれぞれ敗れたこともあり、新潟の逆転残留に見事華を添えた形に。

 来年は新潟旅行を兼ねた観戦もあるかと思っていたのに…。関西のチームと一緒に落ちても旨みはないじゃん(個人的な都合です)。溺れているチームの脚を引っ張ることもできないとは、この役立たず!

 今日の札幌は河合を中央に据えた3バックでやや守備的にスタート。それでも左の奈良はポジション取りも前目で、意識的に攻撃に絡むなど気持ちは見えていましたが、右の櫛引がその分良くなかった。と言うか、彼はブルーノ ロペスの相手ではなかった(後述)。8分に先制を許したシーンも、そもそもは彼がブルーノに振り切られて打たれたシュートが河合の脚に当たってゴールラインを割ったところからです(あのシュートがそのまま入っていてもおかしくはなかったけれど)。CKからのゴール前の混戦を坪内の頭で押し込まれたものでしたが、人数はいても何処かフワフワしていてプレーの意図が見えない、人にもボールにも行けない守備は、セットプレーに弱い今季のウチを象徴しているようでした。25分にも同じアラン ミネイロのCKから坪内のヘッドで危ない形がありましたが、こちらは高原がファインセーブ。

 新潟は先制する前も後も、チャンスにはなりふり構わず飛び込んで来る姿勢が目に付きました。札幌はそうしたプレーに対処できないことで、相手に自信と余裕を与えてしまい、同時に自分達は、攻め立てられる忙しさから主体的に何かをすることはほとんど出来ず、後手後手に回ることで更に余裕がなくなり、疲弊して行くという、いつもの悪循環に。新潟は前半終了間際にも、アラン ミネイロのCKを今度は石川が下がりながらマークを外してヘッドで繋ぎ、これをブルーノ ロペスがもう一度ヘッドで突き刺して追加点。良い形でハーフタイムに入ってしまいます。

 ただ、札幌の攻撃にも光を放っていたものはありました。17分、岡本が左からドリブルで内に仕掛け、右前方へ、ゴール前を斜めに横切るようなグラウンダーのクロスを入れ、そこに内村がスルスルっと入って来てシュートまで行った場面は良かった。この時のポイントは、外にはヤスを追い抜く形で岩沼も上がって来ていて、パサーとフィニッシャーの負担を軽減していた点。結局、あれを決められないのでは厳しいのだけれど。

 もうひとつは27分、櫛引が自ら持って上がって、やはり斜めにラストパスを入れ、追い付く形でこれを受けた前がそのままシュートしたシーン。これにより、“新潟の守備はゴール前を斜めに横切る動きに弱い”ことが明らかになっていました。そしてこれがその後の伏線に。

 後半開始から、札幌が大きく布陣と面子を変えたのも、おそらくそこに気付いてのものだと思いました。芳賀と岡本を下げ、大島と榊を投入、岩沼と前を一列下げ、奈良と櫛引でセンターを組ませて4バックにしたのは、河合を上げて中盤でのボール奪取率を上げ、両サイドバックの攻撃参加でよりカウンターの仕掛けを速くし、これを前線の大島と内村、両翼の榊と古田が、出し手と受け手のポジションを流動的に変えつつ、斜めのランとパスでゴールを狙うためだろうと。

 果たしてすぐに機能したのが榊の左サイド。49分にはスピードに乗ったドリブルからクロスを上げるまで行き、直後にはその走りを止めようとした坪内からイエローカードを引き出します。速さもさることながら、持つか蹴るかの決断のタイミングが良いのでチャンスが増えます。53分には、受け手に回り、中央の内村からのスルーパスに左サイドから“斜め”にラン、キーパーとの接触手前で、遂にボールをゴールに流し込みました。

 この50分から65分までは、完全に札幌の時間でした。新潟は“何かがおかしい”と気付いていながら何も出来ずにいた。河合の頑張りもあって、中盤で拾って前に運ぶという意志が継続して形になっていた(もちろん自社比)。得点直後の内村から砂川への交代も、そうした動きを加速させるためだったと思います。60分には右の古田が内に切り込みながら入れた斜めのロングボールに、またしても榊が逆サイドからラッシュ。これを決められていたらあるいは、という場面でしたが…これを逃したのは痛かった。

 攻撃でチャンスを作れていた時間帯も、実は、守備はピリッとしない状況でした。櫛引は相変わらずブルーノに苦戦、58分には足技であっさりかわされシュートを打たれ、69分にはかわされまいと掴んでしまい、警告を受けてしまうなど。もっともそれは櫛引だけの話ではなく、勝負を決めたのが71分のアラン ミネイロの強烈なミドルシュート一発であったあたり、結局、今日の札幌は新潟の外国籍選手の力に押し切られたのかなという印象です。この得点で攻撃的な選手達も腰が引けてしまい自陣に押し戻されると、いつもの覇気のないコンサドーレが復活、80分にはまたしてもアラン ミネイロとブルース ロペスで崩されて4点目。これは高原が一度は止めたシュートへのフォローを怠ってしまったのが残念でしたが…。

 とにかくこれで、色々な意味で長く苦しかったシーズンが終わりました。監督に策はあるけれど、選手はそれを体現出来ない。言い換えるなら、監督が、今いる選手で結果を出す戦い方を出来ていない。もっと言うなら、選手は頑張っているけれど、相手と比べるといつも少し足りず、それによって監督の策が機能しない、それを何とかしよう何とか出来ないかともがくうちに、色々なものを見失い、ますます迷ってしまう。そんなシーズンだったように思います。札幌がJ1で見せられる意地は、今日のゲームで言えばあの1点止まり、哀しいですが、力及ばずだったということでしょう。

 来季はJ2ですが、切り替えてやって行くしかない。個人的にクラブやチームに望むこともありますが、それは次の機会に書きます。とりあえずはお疲れ様でした。クラブもスタッフも選手も、これからがまた大変だとは思いますが、来季、新たな姿となったチームを応援することを楽しみにしています。頑張れ、コンサドーレ札幌!

For their final game of this season’s J1 league, Consadole Sapporo met Albirex Niigata at Big Swan Stadium on Saturday and failed in winning that. Niigata beat Sapporo by a score of 4-1 and with this great victory, decided to play in J1 next season too. Before the game, Albirex had been in the second bottom of the league and there had been a slight chance that they would stay the league, however, other games’ results also helped them and they finally made it, getting through the narrow gate so dramatically. It must be the biggest day for them and fans, almost 28,000 people getting together there for this day.

Consadole players were not so bad. They started it carefully and tried to play aggressive more than usual. Still, it was neither steady to keep good time whole 90 minutes nor enough to stop Albirex’s two Brazilian players, Bruno Lopes and Alan Mineiro. Especially Kusibiki was dribbled and turned by Bruno Lopes many times very easily. There was too big deference between their physical and technique. Alan Mineiro’s accurate fast corner kicks kept threatening Consadole. In the 8th minute, it finally drew Tsubouch’s header to go ahead and 43rd minute’s Bruno Lopes’ scoring was also from his corner kick.

For the second half, Ishizaki made some change on his team to boost it up with more offensive players and formation. Soon it worked especially by fresh substitute Sakaki; their quick side attack and diagonal moving and diagonal passes in the front line confused the home team. In the 53rd minute, Sakaki rushed from his left side to Uchimura’s sharp grounder pass getting through Niigata’s difence line, and sent it into the goal at last almost crossing goal keeper Kurokawa. 
However, it was the best for them; that was only goal for them. How those offensive players work well, as long as they do not have clear and steady plan and way to build their attack as a team, soon they get busy to block and clear rivals’ attack and it wastes the defenders. This season, this problem was by them always and this day too. In the 71st minute, Alan Mineiro’s super middle shot decided the game. And Bluno Lopes’ 80th minute’s goal closed it.

In this way, long hard severe season for Consadole Sapporo ended. They paid not little to learn how hard playing in J1. Many changes will come to team (and HFC should be changed some) to prepare for next season in J2 league. We have not known that yet but I want to wait to see them with an expectation. Go, Consadole Sapporo!

posted by MasaMaru |22:45 | Foot ball/Consadole Sapporo | コメント(4) |