2008年04月25日

当面の目標は、公的支援を受けないこと

 浦和は24日、クラブの株主総会における2007年度の事業報告で、営業収入が前年度比8億8600万円増の79億6400万円だったことを報告したそうです。咋季は優勝したアジア・チャンピオンリーグの他、Jリーグ戦とナビスコ杯を合わせた主催試合の総入場者数が100万人を突破し、入場料収入だけで30億円を超えたそうです。凄いですね。凄いとしか言いようがありません。

 同じ日、HFCの児玉芳明社長が6月中にも辞任する意向を固めた、という報道があり、きょう正式に児玉社長が辞任を表明しました。道や札幌市の税金が消滅する減資を決定したときから、時期こそ明確にしていませんでしたが、社長としての責任の明確化を臭わしていたので、辞任そのものには驚きはありませんでしたが、HFCが公的資金の支援を受けている限り、誰が社長になっても同じような騒動が起こる可能性があります。

 皆さんご存じのとおりHFCの累積赤字の大半は、1996年から4年間で生じたもので、2005年から現職に就いた児玉社長に、少なくともその件に関する責任はないし、逆にJ1昇格へ導いた社長として、その功績を認められる立場にあります。それでも辞任せざるを得なかったのは、減資によって道市民の税金を消滅させたことの責任を日本人らしい形でとらざるを得なかった、ということなのでしょう。
 日本人って、何かあると、すぐに「腹を切れ(辞任せよ)」と声高に叫んで、本人が「引き続き現職にとどまり責任を果たして行きたい」と言えば大ブーイング、「責任を取って辞めます」と言って頭を下げれば、それで何となく一件落着、問題解決という気になってしまいます。これは、責任を果たすことを求めるよりも、問題を起こした組織の長を引きずり下ろすことに快感を覚える加虐的な気質なのかもしれません。特に日本のマスコミは「辞めろ」要求が大好きです。

 ところで、2006年度決算の時点においては、J1、J2の全31クラブの内、7割以上の23クラブが累積赤字を抱えていて、HFCを含めた6クラブが債務超過状態でした。また、15クラブが自治体から出資を受けている他、職員の派遣や後援会組織への負担金支出など、さまざまな形で支援を受けていました。

 今後、HFCが道や市やマスコミからガタガタ言われないための当面の目標は、公的支援に頼らなくてもよい経営体質の確立でしょう。そのことでサポーターが協力できることは、ホームゲームに、より多くの知人・友人を誘って入場料収入増を図ることと、新たなサッカーファンを増殖させることです。そうすれば公的支援に頼らなくてもよい体制づくりに寄与することができます。コンサドーレが真の道民クラブ、真の市民クラブになるため、共に頑張りましょう。

 と、おじさんは、思うわけです。

posted by だべさおじさん |19:42 | サッカー | コメント(0) | トラックバック(0)

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