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○た と申します。携帯投稿のときは maruta というHNにしています。 時々「『○た』の『まる』はどう書くの?」というご質問をいただくことがありますが,「丸印の○(JIS:0x217b)」です(おそらく“○”の前後の文字によって ○ の大きさが違って見えることがあるせいで「これじゃない?」と不安になるのではと思います)。 1959/12/28生まれ,札幌育ち(大学時代は津軽)。札幌市西区在住。妻一人子なし。コンサの成長振りに一喜一憂する日々を送っています。 「金はあまり出せないが(スタジアムでは)大声を出す」が信条です。 リンクはご自由にどうぞ! コメントに対しては“来るもの拒まず”が身上なので私の意見と正反対のご意見でも尊重します。ただし,「通りすがり」のように立場や所在が不明な方からのコメントの場合,もしそれが不適切なコメントであると判断したときは(それを判断するのは私ですが)ブログ主権限でコメント主に無断で削除させていただきます。 亥B(笑)
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2008年08月05日
サッカーマンガでなくてすみません。 もう20年くらい前にビックスピリッツに連載されていた,くじらいいくこの「マドンナ」。先日実家に行ったときに物置部屋から出してきて週末に読みました。 ストーリーは次のキーワードから想像できてしまうでしょう。 「不良だらけの高校」「顧問のギャル先生」「現在はヤクザ会社専務をしている元天才ラガーが外部コーチ」「その親友で元全日本の焼き鳥屋」「部員のなかで唯一ラグビー経験者の兄は大学ラグビーのスター選手」 まあ,スポコンマンガとヤンキーマンガを足して2で割ったようなものです。(^^; ではなんでこんなこと書いているかというと,今回このマンガを読んだときに感動した(感情移入した部分が)昔読んだときと微妙に違っていたからなんです。 と,いうところまで書いて時間切れ。 続きはあとで書きます。m(_ _)m
[続きです] 感想を書くつもりが,要約(+ちょっとだけコメント)を書くだけで疲れてしまいました。(笑) ストーリーは上に書いた通りの典型的なラグビーマンガなんですが,おおまかに言って 1.ギャル教師が不良高校にやってきた編 2.ラグビー部創設,コーチ陣登場編 3.創部1年目でなぜか都予選を席巻編 4.創部2年目で花園へ編 という感じの4部に分かれます(私が勝手に分割しました。やっぱりベタですね(^^;)。 〔第1部〕 “結婚までの腰掛”のつもりで教師になった夜遊びギャルマコの赴任先は不良の巣窟みたいな工業高校。2年の担任となったマコは悪ガキたち相手に悪戦苦闘の日々を送る。ある日マコは自分のクラスの醍醐という不登校生徒の指導のため家庭訪問することになったが,実は醍醐というのはクラスの不良たちも恐れて近づかないほどの怖い存在で,マコが訪れた棲家というのは空き倉庫を不法占拠したもので,醍醐は自動車修理と薬売りで自活しているチーマーだった。醍醐は高校に戻る気はないと言い放つが,マコをからかう目的で(一時的に)高校に出てくるようになる。 一方,高校の校長は長年の夢であるラグビー部を創設し,ひょんなことから顧問の役がマコにまわってくる。マコが顧問というので,大勢の生徒が入部を希望するが,練習が始まるとすぐに辞めてゆき,結局残ったのは,小さい頃からラグビー経験のある大林ほか2年生が4人,1年生が10人の合計15人だった(名簿上は醍醐も登録しているので16人)。試みに対外試合(練習試合)をやってみるがお約束のように惨敗する。 ※チーマー醍醐のケンカシーンがたくさん出てくるのですが,この部分はあまりたのしくありません,つーか,怖くて嫌いです。(^^; くじらいいくこの描くチーマーってすごく暗いんです。 〔第2部〕 経験者が一人,顧問もラグビーのルールすら知らない,というのでは話にならないので,校長が「幻のナンバー8」と呼ばれている男(本業はヤクザ会社の専務)をコーチに連れてくる。高校時代“天才”と呼ばれ花園まで行った名選手なのだが,試合中の暴力事件のせいでその後選手として陽の当るところに出たことのない男だった。 ところがこのコーチの練習がただひたすら走ること。走って走って疲れたらちょっと休んでまた走らせる。だいぶ走れるようになってきたら今度はボールを持たせてまた走るだけ。(^^; FWの生徒たちは「こんな練習でいいのか?」と心配になり,コーチの行きつけの焼き鳥屋(コーチとともに花園に行き,高校卒業後は社会人や全日本でも活躍した有名人)のところに相談に行くと,「じゃ,俺たちがやった練習方法を教えてやろう」と言われ,それから毎日ビール瓶運びをやらされることになる。 この練習の効果はその後の練習試合で証明され,生徒たちはコーチと焼き鳥屋を全面的に信頼するようになる。 ※風変わりな練習の効果が“すぐに”表れる点はマンガなので大目にみて下さい。(^^; 半分ヤクザのコーチと元全日本の焼き鳥屋の親友同士で生徒の話をするシーンはあたたか味があって良いです。特に焼き鳥屋は大八木を思わせるキャラで責任感と包容力がある男として描かれています。練習風景ですが,昔は練習中のコーチの頑固さっていうのも典型的だなあ,ぐらいに思っていたのですが,考えてみると「頑固な指導者」って別にマンガや物語独特のものではなく,私たちの身近にもみうみうっていう頑固な人がいました。頑固だから信頼できるんですよね,きっと。(^^) 〔第3部〕 全国高校ラグビー東京都予選大会。初出場で部員が1・2年で15人しか選手がいないというチームはどこにもマークされていなかったが(当然ですが),普通レベルのチームには圧勝。強豪チームも勝って勝ちまくる。チームの強みは,最後まで走り勝つことと大林のキックの正確さだけなのだが,とにかく勝ち進む。 一方,マコは交際相手がニューヨーク赴任が近づいたため結婚を迫られるが,「都予選で優勝したら花園に行くのでニューヨークには行けない」と言ってしまう。 応援も最初は誰も来なかったが,しだいに選手の家族が来るようになり選手も明るくなる。ただし,大林の親だけは(親の期待を一身に受けてラグビーエリートの道を歩む)兄の試合とぶつかるため応援に来ない。 決勝では前年度花園での優勝校に接戦の末惜敗。その高校も花園では初出場で無名の高校相手に1トライもできずに惨敗する。大林たちはショックを受けるが,実はその無名の高校はラグビー選手だけを集めて作った高校で,その後も相手から一度もトライを奪われることなく圧倒的な強さを見せつけ優勝する。しかも,全国大会決勝の次の日。花園帰りのその優勝校が突然訪れてきて練習試合をする。結果は負けたが3トライを奪った大林たちには自信を深める。花園に行けなかったマコはニューヨーク行きを決意するが,婚約者から「君から教え子を奪うことはできない」と言われ,結婚話は沙汰止みに。 ※やっぱり家族が応援に来るというのはうれしいんでしょうね。生徒も親も,ラグビーをきっかけに何年ぶりかで会話できるようになったりしますが,それを見て大林だけがますます「親から見離されている」「親から愛されているのは優秀な兄だけ」という孤立感を深めていくシーンが痛々しいです。なお,この辺から15人の選手(特に2年生)のキャラが立ってきます。特に,図体がでかいだけでおっとり型(しかも気が弱い)キャプテンの権田が,ピンチになると思い切った意見を言えるようになっていきます。ところでこいつら,タックルとかパスとかラインアウトとかの練習はしていないし,まして戦術練習なんかまったくしていません。そんなんでいいんでしょうか。いや,マンガだからいいんです。:-) 〔第4部〕 前年の活躍の効果で進入部員がなんと百人。しかし,例の「走るだけ」の練習が始まるとあっと言う間に1年生は,小学生からラグビーをやっていたのと,中学時代陸上選手だったのの2人だけになる。春季大会は緒戦で圧勝するも,油断と気の緩みで2回戦だか3回戦で敗退。その後気合を入れなおして「今年こそ花園」となるはずだったが,3年生に実業団や大学から次々にスカウトが来て落ち着いて練習できなくなる。家庭の事情から大学を選ぶか実業団に行くかで迷う者,「自分だけスカウトが来ていない」と動揺する者。結局最後の一人だったキャプテン権田のところにも有名実業団からスカウトが来ていることが判明する。 一方,全然高校に来ない醍醐(出席不足で2年に留年)が,実はラグビーが好きであることを見抜いたコーチは,高校に籍を置いたまま自動車修理工場へ就職させ,ラグビーをやりに来いとしつこく誘う。醍醐は表面的には相手にしない振りをしているが,大林の誘いもあってときどき試合を観に来るようになる。 全国高校ラグビー東京都予選では,前年度決勝で敗れた相手(シード校)を3回戦で破り,決勝でもなんとか勝って花園行きが決まる。その頃コーチの元に今は青森の高校の監督をやっている恩師が来て「俺の替わりに監督になってくれないか」と言われる。しかも,その高校とは花園の1回戦で対戦し大林たちが勝つがその次の試合は去年の優勝校とあたり大林たちが負ける。 コーチは青森の高校へ行くことに,3年生はスカウトされたところに進学・就職が決まる。最後のほうでは父親と和解できた大林だったが,兄のいる大学からのスカウトを断って一般受験で大学進学を目指す。 ※キャプテン権田というのはプレーもあまり上手くないし,そもそもくじ引きでキャプテンにされた生徒だったのです。それでもキャプテンとしてチームをまとめることを常に考えてはいるのですが,それだけではスカウトは来ません。ところが権田をスカウトに来た有名実業団(「府中電器」と言っていた)の担当が言うことには「権田はいつでも心のこもったパスをする」とのこと。う~ん,やられた。だって,そんなシーン今までなかったんだもの。(^^; でも,許す。権田だから。 なお,ストーリー部分には書いていませんが(どの試合だか正確に覚えていないので),実は醍醐は何回か試合に出ています。花園でも。ここがこのマンガの個性でもあり変なところだと思うのですが,きっと大林と醍醐は表主人公と裏主人公みたいなものなんでしょうね。
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