2011年12月06日

FC東京戦 みんなのちから

もう5日も経っていますが最終戦を振り返ります^^;

いよいよ最終戦を迎えた当日の朝。

何とも言えない緊張感の中で札幌ドームへ向かいました。
全席種の前売りが完売と言う状況…
入場待機列はさすがに物凄い状態になっていて、
そこへ並んでる皆さんの表情も心なしか硬いような…。
でも同時にこんなにたくさんの人が昇格を願って応援に来ている。
そう考えただけで胸に熱いものがこみ上げてきてしまいました。

開場後もみるみるうちに席が埋まっていき、
自分のいつもの定位置であるSBもほぼ満席状態。
試合が始まる前の選手入場時にスタンド総立ちになった時、
最上段までビッシリ埋まった状態での見事なコレオグラフィーは壮観でした。

そんなみんなの思いを背に選手達も戦ってくれました。
FC東京の選手はさすがにプレーの質が高く、
単純な止める蹴るはまずミスせずに精度の高いプレーを見せつけられました。
それでも完全に崩されるような場面はなく、
シュートを打たれてもエリア外の遠目の位置から。
ただ、そのシュートの精度も高くてヒヤッとしましたが、
ホスンのナイスセーブで事無きを得ます。
ホントに今シーズン何度もホスンの守備で助けてもらいましたね。

そうして粘り強く戦っていく中で生まれたゴールは内村の2ゴールでした。
2点ともいかにもエースストライカーといったゴール。
1点目は2人のDFに挟まれつつもうまく隙を突くポジショニング。
アシストした古田とのコンビネーションも良かったと思います。
2点目は右サイドをいつものように強引に突破した近藤から
強めに蹴られたクロスをいい位置にコントロールし、二アサイドへ蹴り込みました。

前半終わって2点リード。
試合が始まる前は「相手の猛攻を何とか凌いで、上手くカウンターで先に点が取れたら…」
なんてぼんやり思っていましたが、ちょっと上手く行き過ぎでは?
特に2点差というのは危険な点差という事も頭をよぎりつつハーフタイム。

一気にロベルトセザー、石川直弘の2枚を投入してきた後半は
案の定というかどこまで失点せずに耐えられるか…という展開。
65分を過ぎた所で3人目の交代選手として登場したのは上里一将。
いや~な予感がよぎったりもしましたが…。

80分にさしかかり相手も焦り始めてくる時間帯、
羽生からDFラインの裏に飛び出したロベルトセザーへ浮き球のピンポイントパス。
これを綺麗に足元へコントロールされた瞬間に失点を覚悟しました。
セザーの打ったシュートは直接入りませんでしたが、
クリアしきれずにこぼれたボールを谷澤に流し込まれてしまいました。
この一連の流れは相手ながらホントに見事だったと思います。
まさにJ1級といっていいのでは。
セザーを捕まえ切れなかった奈良君を責める声もあろうかと思いますが、
ここは相手が上手だったと思いたいです。

残り10分。
1点差となってしまいましたが、相手を勢いづかせる訳には行きません。
スタンドの熱気もどんどん上がって声援も更に大きくなっていきます。
こういう展開では得てして追う方が有利になりがちですが、
この日に限っては違いました。
スタンドを埋め尽くした赤黒のサポーターがこれでもかと選手の後押しをします。
絶対負けない!そう思いながら最後は応援してました。

みんなの想いは叶えられ、喜びを爆発させる選手・サポーター。
その輪の中に一緒にいられる幸せ。
それを見届けられた充実感。
とても心地よい時間でした。

みんなホントにありがとう。

posted by kurofune |22:45 | 2011 J2 | コメント(0) | トラックバック(0)

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