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2009年11月19日

大分問題

来期リーグを共にする大分は本当に大丈夫なのでしょうか。さらには、Jリーグそのものは大丈夫なのでしょうか。鬼武チェアマン曰く「経営破綻に近い状態」とは、実質経営破綻しているということなのではないでしょうか。一部では選手への給料、残りのリーグ戦の運営もままならない状態だとも報じられています。そして、リーグもその実情を見抜けなかったと。大分というクラブに問題があることはもちろんではありますが、そういうものを作ってしまった、そういうものを作らざるを得なかったリーグにも問題があるのではないでしょうか。チーム数の増加を急ぐ一方、身の丈経営を唱え、にもかかわらず、唯一の「露出」といってもいい地上波中継を事実上減らしてしまっては、おらが街の選手の名前すら覚えてもらえないのではないでしょうか。魅力をどこに求めたらいいのでしょう。魅力があったとして、それをどのように知ってもらったらいいのでしょう。プロの世界に「どこの誰だか判らないけれど地元だから応援する」という高校野球の精神は通用しないと思うのです。1クラブの経営問題をそのクラブだけの問題にとどめること無く、第2、第3の大分を出さないためにも、リーグ全体としてもう一度足元を固める必要があるのではないでしょうか。特定のスポンサーのために、クラブが破綻してしまっては本末転倒ですよね、チェアマン。

posted by kabao |21:11 | Consadole sapporo | コメント(0) | トラックバック(0)