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2007年03月19日

危険!ふわふわした感じ

前節試合後の徳島・片岡選手のコメントの中に
 
 「ふわふわした感じがあった」

という表現がありました。
これ、なんとなくわかる気がします。

特に、徳島は開幕して2戦を1勝1分と負けなしで乗り切り、いい感じでホームに帰ってきて、選手の間にも、そしてスタジアム全体にも、なんか調子いいじゃんみたいな無言の空気が漂っていて、知らず知らずのうちにチャレンジャー精神やアグレッシブさ、貪欲さといったものが薄れていたのでしょう、選手も徳島サポも。特別なこと(貪欲にボールを追うとか、全員で走りぬくとか)をやらないといけないはずなのに、特別なことをやらなくても勝てると心のどこかで油断してしまう。それが、

「トレーニングはもちろん、試合会場でのウオーミングアップから、勝ちたいという気持ちでチームがひとつになっていなくてはいけなかった。」

ということなのではないでしょうか。

そして、次節の札幌にもその危険性が十分にあります。
開幕戦に負け危機感を持って臨み、当面の課題である守備に一定の答を出したホーム開幕戦。
悪天候に見舞われ、離脱者も続出しながら、ホーム開幕戦での追加点という課題をもそれなりに克服した前節。
その結果として迎えるホームゲームを、「ふわふわした感じ」で入ってしまうと、湘南に足元をすくわれてしまうでしょう。
そしてその「ふわふわした感じ」は、得てしてスタジアムの雰囲気が選手に伝染してしまうものなのです。

僕達の目標は連勝を飾ることでも、大量得点を挙げて勝利することでもなく、ひとつひとつ目の前の試合を全力で戦い、シーズンが終わった時にトップ2にいることです。
そのためには、スタジアムも「ふわふわ」していてはいけません。
選手・スタッフ・サポーターが一体となり、しっかり地に足をつけて水曜日、湘南を迎え撃ちましょう。

負けたら湘南に追い抜かれてしまいますよ!

posted by kabao |21:37 | Consadole sapporo | コメント(3) | トラックバック(0)