2012年05月05日
ソンファンのいた街
コンサドーレが好きになって、最初に魅了されたのは 2年前まで在籍していたチョウ・ソンファン選手。 闘志を前面に出して、相手とぶつかる瞬間が好きでした。 そのソンファンがコンサドーレに在籍する前にいた韓国・Kリーグの チームが『ポハンスティーラーズ』です。 今やACLの常連ですね。 そしてわれらが岡山一成選手が世界3位になったチーム! そしてそのポハンに念願の訪問を果たしました。ポハンは、韓国随一の鉄鋼会社「POSCO(ポスコ)」の城下町。 『ポハンスティーラーズ』もその名の通り、ポスコがメインスポンサーに なっています。ポハンのバスターミナルから歩くこと30~40分以上。 これがホームスタジアム『スティールヤード』。 鉄鋼会社「POSCO」本社の敷地内にあります。 う~ん、完全に企業のお抱えチーム! コンサが市民チームに近い形で運営されている奇跡を逆に感じます。スタジアムはサッカー専用。 鉄鋼所のすぐそばにあるので、若干空気が悪いのですが、 周りは森に囲まれています。座席の傾斜がきつく、めちゃくちゃ見やすそう。ここでソンファンが育ち、岡山一成選手が走っていたのか。 感慨が沸いてきます。 訪ねた二日前には、ACLのポハンVSガンバ大阪戦があり、 ポハンが2-0で勝った。その余韻というか、ゴミがまだ残っていました。 湧き上がってきた感情はただ一つ。 コンサもACLで、ここで闘ってほしい!!! そんな日が来ることを願いつつ歩いていた韓国で、 コンサの初勝利の報を知ったのでした。 そして韓国プサンに戻り、 Kリーグの下部リーグ「ナショナルリーグ」を観戦。 韓国のJ2的な位置づけですが、実業団のような性質です。この日は「釜山都市鉄道公社VSコヒャン国民銀行」の1戦。 うまい選手はやっぱり球際の粘りが強い。 これが韓国代表にも通じるのでしょうか。入場料は無料。 観客はたぶん50人くらい(目算)。ロスタイムの劇的フリーキックで、 ホームの釜山がドローに持ち込んだ。 新聞にも、テレビにも報道されない、ただのゲーム。 それでも・・・スタジアムにいた選手とファンには特別なものになりました。 世界にサッカーがある喜びを感じた1日でした。
posted by ke-go7 |22:03 | コメント(0) | トラックバック(0)