2008年05月31日

【読書】不機嫌な職場

 何とか月に1本は書評を、という思いでギリギリ何とか読み終えたばかりの本について、時間がないのでさくっと


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不機嫌な職場 なぜ社員同士で協力できないのか
高橋克徳、河合太介、永田稔、渡辺幹・著
講談社 講談社現代新書
2008年1月20日 第1刷発行、5月9日 第12刷発行
720円+税

 個別具体的な話をしようとすると、どうしてもカイシャの話になってしまいます。それは何かと不都合な点が多いのであまり深入りをする気はありませんが…私がなぜこの本を読もうと思ったか、という時点である程度の察しはつくかとは思います(^^;;;

 この12刷という勢いを見ると、この本に書かれていることに思わず首を縦に振る人間が多いんでしょうね。確かに、バブル崩壊からこのかた、色々な意味で日本という国が悪い方向に向かっているように思えてならない部分はありますし、どこの会社もここの会社も不機嫌だらけ、っつーことなのでしょう。

 が、その一方で、「グーグル」とかアメブロの「サイバーエージェント」という、いかにもITの先端を突っ走っている企業が、実は意外と、かつての典型的な日本的経営な要素を持ち合わせている、という話には驚かされました。特にグーグルが、規模が許す限り、全社員での旅行(当然世界規模)を行っていたという事実に。最高記録は3500人で一緒にスキー旅行だったとか(爆)

 この本で主張していることをまとめると

 職場の人間同士がお互いに協力し合って仕事を進めるためには、お互いの人となりをよく知らなければ難しい。かつては、社員旅行だのサークルだの、そういう仕事以外での色々なつながりが、そういう機能を補完していたが、バブル崩壊以降のコストダウンの波でそれらは削られてしまい、人減らしが進み、さらには派遣やパートの割合の拡大など、急激な人材流動化で、一人ひとりがたこつぼにハマるように個人の仕事に入り込みすぎて、職場に協力するという雰囲気が消えうせてしまっている

 ということになりますか。


 そんな不機嫌な職場をご機嫌なものに変えていくための具体的な策としては、先述のグーグルをはじめ、数社の実践例があげられていました
。ただ、結局のところは、「ありがとう」の一言が大切だ、ということなのだ、と読み取れる内容でしたね。すべてはそこに帰結するだろう、と。

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 これを書いていて、ふと思い出したことがあります。
 それは、今でこそほとんど更新されなくなりましたが、かつてはコンサ系のサイトといえば、ここ、と誰もが思っていたであろうConsadeConsaの二上英樹さんが提唱していた「小さな提案」というものです。

 リンク先を読んでいただければ詳細は分かりますが、どんなサイトであれ、どんなブログであれ、コンサを愛する人が作っているものは、コンサにとってかけがえのない財産なのですから、それに対する感謝の気持ちをお互いに持ち、励まし合いながらともに成長していきましょう、ということになりますね。そういう小さな取り組みの積み重ねが、組織を強くしていくわけで、それは会社であれ、そうでない場所であれ一緒なのかなあ、というところです。

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 実はここ数日、あまり仕事がうまく行っておりませんでした。多分に自分のせいなのではありますが、なんとして気分を入れ替えていいか、ここ数日悩んでおります。
 まあ、そうは言っても、仕事はどんどん迫ってくる一方なので、ひたすらこなしていくしかないわけですが、こういうときにこういう小さな悩みでも気軽に相談できる相手など…いません。何とも孤独なものです。
 でも、じゃあ、自分が同じく、そういう孤独に耐えながら仕事を進めているカイシャのほかの人に何かしてあげられることがあるかというと…自分のことに精一杯で、とてもそんな暇など…というのが現況だったりします。自分ができないことを誰かほかの人に求めるのはやっぱり考え物ですし。

 なので、まずはせめて、「ありがとう」の一言を、毎日、意識して言う。そこから始めようかな、と思っています。もうこれは訓練してでも言い続けなきゃだめだな、と。
 そういう意味で、まずは、この本に「ありがとう」と言いたいです


posted by kaz8 |23:23 | 読んだ、観た、聴いた | コメント(0) | トラックバック(1)