2008年05月27日

【映画】風の谷のナウシカを見ました

私はそもそも映画が好きな人間ではありません。
テレビのロードショー関係の番組など、ほとんど見ませんし(唯一の例外と言えるのが「天空の城ラピュタ」)、映画館にもつい2年ほど前まではほとんど足を運んでおりませんでした。おぼろげな記憶をまさぐってみれば、東●マンガまつり、みたいなものを除けば、私が劇場で見たことがある映画といえば

  • E・T(1982年)

 →まあ、当時は爆発的に流行ってましたからねえ

  • ウィーン物語 ジェミニ・YとS/三等高校生(同上)

 →で、詳細は敢えて語りませんが、諸般の事情により、上記の「E・T」を初めて観にいったときには、映画館が満員で入れなかったため、仕方なく代わりに観たのがこの作品。前者は田原俊彦が一人二役、後者はたのきんの「の」(野村義男)が主役という作品。映画の質としては…(^^;;;

  • プルメリアの伝説/刑事物語2 りんごの詩(1983年)

 →前者は松田聖子ファンだった妹のリクエスト。ただ、私個人としては後者の方が今でも印象に残っている。特にハンガーぬんちゃく。ここまではすべて、母と妹と3人で見に行った作品です

  • アンタッチャブル(1987年、日本公開はよー分からない)

 →高校生のときにタダ券もらって見に行った映画。「禁酒法」などというとち狂ったとしか思えない法律があった時代の話。私、血は嫌いなんだけどなあ…タダ券だから文句言えないが。当時は映画館にたった4人しか人がいない、ということがかなり衝撃的だった。今じゃたった1人で見ることになればかえって嬉しかったりするけど w

  • 愛がこわれるとき(1990年、日本公開は確か1991年のはずだが…)

 →皆までは語りませんが、一緒に見に行った人(♀)との愛がこわれました(>_<)
 以後、10年以上も映画そのものを自ら遠ざけるようになった決定的作品。
 ちなみに、映画のテーマはDV(←そんな言葉、まだ一般的じゃなかったけどさ)。ちなみに原題は「Sleeping With The Enemy」

 …とまあ、こんなところです。マンガ祭り関係はどのぐらいの頻度で足を運んでいるのかすべては思い出せません。一つ確実なのは、旭川でいとこと伯母とで見ていることですが、それ1回こっきりではなかったような気がします。おそらく平均的な日本人に比べれば極端に映画を見ない人間でした。そんな人間が、今年は「劇場で60本」「DVDと合わせて100本」などと息巻いているんですからもうどうかしています。

 で、これを機会に、普通ならそのぐらいの映画は見るだろうという作品にもどんどん目を通していこうと思っています。その第1弾となったのが、宮崎駿監督が一気にステップアップを図ることになった、らしい「風の谷のナウシカ」。私の記憶の中にあるのは安田成美が歌っている調子の外れたあの歌声だけなのですが、実はあれ、テーマソングじゃなかったんですね(宮崎駿がそれを拒否ったらしいですね(^^;;; )DVDを見て少し肩透かしを食らいましたが、まあ、ラピュタの「君をのせて」のクオリティーの高さに比べると、あの歌声じゃあ、やっぱねえ。成美さんは指揮棒振る分にはさまになってましたが、歌の方はどうなんでしょ(←その件についてはそのうち書きます)

 でまあ、さすがに、こんな超有名作品、今更私が何か語らなきゃならないことなど何もございません。ストーリーも別に説明することもないでしょう(^^;;;
 ただ、驚いたのは、初めて見た映画なのに初めてのような気がしない、ということですね。それはおそらく、ナウシカを見てそれをヒントにしたりオマージュしたりパクったり、そんな場面を知らず知らずのうちに見せられて生きてきたからなのでしょう。よく分からないけれど。特に、過去改装のシーンで「らんらんらららんらん〜」とかいう微妙な歌、どっか(忘れたけど、少なくとも2カ所以上)で聞いたことがありますもん

 この作品自体が、宮崎駿監督にとって快心の一作ではないかもしれない、というのはまあ理解できます。この映画版の脚本は、実際にこれは氏の長期連載した原作のほんのさわりの部分に過ぎないんでしょうし。でも、確固たる主テーマ(環境問題、反戦の訴え)がしっかりとありながらも、できるだけ抽象的な表現に持って言って、色々な深読みが可能となるような仕上げをしている点はとても驚かされました。もうこの作品が世に出てから20年以上経ちますが、まるで古さを感じられません。つーか、おそらく、20年前の日本人に、今、地球で何が起こっているか、ということを見せればぶっ飛ぶと思いますし、明らかに、この20年で、リアルな地球は、確実にこの映画が描いている方向に悪化していますから。まあ、二酸化炭素の温室効果というのは、私が小学校のときに授業で先生が余談として語っていたという記憶はあるんですけどね…まさかここまでひどいことになるとはさすがに予想できませんでしたからね。

 というわけで、ある意味、この映画、レンタルというのは考え物だったかもしれません。1度ですべてを理解するなんてとても無理。でも、何も深読みせずに素直に見ていても十分楽しめる作品ではあるのですけれどね

posted by kaz8 |22:42 | 読んだ、観た、聴いた | コメント(0) | トラックバック(0)