2008年05月12日
【映画】座頭市(北野武監督作品)
上質の唐津焼のお皿の上に、上品に盛られたカラフルなソース。 その上に盛り付けられた上等の肉片。 そして、パラパラと散りばめられた妙な薬味。 とりあえず、薬味をつまんで一口食べてみる。何か変な味がする。 だから私は、薬味を一つ一つ丁寧に取り除いて皿のふちに置いてから、肉を口に運んだ。 今まで味わったことのない不思議な、でも実に魅力的な味わいだ。あっという間に肉を食べ終えてしまったが、気がつけばまだ皿の上にはソースがたっぷりと残っている。 行儀が悪いな、と思いつつ、そのソースをスプーンですくって食べてみた。それもまたとてもおいしい。とても満足な気持ちでその一皿を味わった。ま、薬味は食べ残したのだが。 でも、ふと思った。薬味の件は仕方ないにせよ、私のこの肉の食べ方ははたしてふさわしい、ベストの味わい方だったのだろうか。そんなこと、普段こんな高級な料理を食べなれていない私に知る由もない。私に適切な食べ方をアドバイスしてくれる同伴者もいない。そして、シェフもその食べ方については何も言ってくれなかった。 確かにおいしい料理だった(薬味除く)。でも、何か腑に落ちない気分が残った。 ********** …という何か意味不明な文章を書いてしまいましたが、北野武監督が発表した新解釈の「座頭市」を見た私の感想を、料理に例えて表現してみると、こんな感じになります。
posted by kaz8 |23:46 | 読んだ、観た、聴いた | コメント(0) | トラックバック(0)
