2008年10月15日
【映画】歩いても 歩いても
ウズベキスタン戦があることを忘れていたわけではありませんが、今後のさまざまな予定を考えると、今日見ておかないと見逃してしまうかもしれない、ということで、敢えて映画館に足を運びました。 …勝ってくれると思っていたんだけど、なかなか世の中うまく行かないなあ 作品名は「歩いても 歩いても」。首都圏などでの公開から遅れること4カ月。ウズベキスタン戦の影響があったのかなかったのかは不明ですが、観客は久々に私一人。おかげでリラックスして見ることができました(観客が2人っつーのは最悪だからねえ) それにしても、何か凄い不思議な作品ですねえ。 映画を見ているというよりも、実家に帰って来た。というそんな気分を味わいながらスクリーンに向かっていました。
そもそも、その感覚、私にとっては滅茶苦茶おかしな感覚なんですけどね。 だって、まず、私の実家、札幌市内にありますもん。 まあ、雰囲気的に似てないこともないですけれど。歩けばすぐ近くに墓地があり(ただし実家の墓はない(^^;;; )自然っぽい場所も全くないということもない(でもかなり減った。昔は近所の池でアメンボウが捕れたんだけど、池は潰され、上に建て売り住宅が立ってます←地盤弱そう(^^;;; )ですが、一応都会ですから、田舎に帰るっつーのはどうかな。と。秋田の方が立派に田舎ですし(^^;;; さらに、祖父母の家に遊びに行った、という経験もほとんどありません。母方の祖父母は二人とも私が生前に他界してますし、父方の祖父は私が生まれて3カ月と経たないうちに亡くなっています。唯一遊びに行った経験があるのは、江別でアパートの管理人をしていた父方の祖母の下。それも…ま、その話は書きにくいのでパス。 ただ、その「帰って来た」という感覚の源となるのは多分、叔父、叔母の家に遊びに行ったときの記憶でしょうね。おかげさまで、父親、母親ともに7人きょうだいで、遊びに行く叔父叔母の家だけでも10カ所は優にあります。札幌市内もあれば、父親が生まれた由仁町もあれば、母親が生まれた夕張市…はないにせよ、その近くの栗山町もあれば、記憶の中ではおぼろげなれど、八雲町に叔父叔母が住んでいたこともありました。そうした色々な「田舎」の思い出がミックスされて残っているのですが、そのさまざまな部分が、映画の中のこと細かな風景とことごとくシンクロしてくるんですよねえ。 多分、どんな人でも、この映画の中のそういう仕掛けにひっかかる部分の一つや二つはあると思うんです。ま、ただ、「だからそれが何?」という人もいるとは思うので、万人にお薦めできる映画か、というと結構微妙ですけれど。 ********** それが祖母の葬儀の席での話なのか、祖父の法事の席での話なのか忘れましたが、父親のきょうだいの長兄にあたる伯父が言った「親孝行したい時には親は無し」という台詞は、それを聞いてからかれこれ20年ぐらいは経つと思いますが未だに忘れられません。ま、忘れるような類の台詞ではないとは思いますけれど(^^;;; 結局この映画で表現したいことって、その一言に尽きるのかなあと。「歩いても歩いても、あと一歩のところで大切なことが伝えられないで終わってしまう」と。 だから、と言うわけではありませんが、今週末はたまには実家に帰ろうと思っています。ただ、仕事とか諸々の都合で、本当に「帰る」だけで終わってしまいそうですが(日帰りどころか滞在時間1時間半とか? (^^;;; )
posted by kaz8 |22:59 | 読んだ、観た、聴いた | コメント(0) | トラックバック(0)
