2006年02月04日
サポーターも、より良いポジションを模索すべきでは?(後編)
前回、前々回と、長々と書き綴ってきたゴール裏の応援に関する問題ですが、先に私なりの結論を申し上げますと
じっと試合を見続けたいと思っているサポーターは、ホーム側ゴール裏中心部ではなく、ほかにふさわしい居場所を見つけて、熱い思いを持っている人にその場所を譲ってほしい。そうすることが、お互いの利益につながるはずだ
ということになります。
サポーターとして、どこの席に座り、どういうスタンスで応援すべきなのか、誰に言われたからではなく、それぞれが現状を見つめ、空気を読み、ふさわしいポジションを自分で模索して見つけてほしいんです。何より、「出て行けとは何様のつもりだ?」と感情論に持ち込んではほしくないんです。
ホームゲームの雰囲気というものは、スタジアムに足を運ぶすべての人で作り上げるものです。熱く応援したいと思っている人にも、じっと応援したいと思っている人にも、その雰囲気を作り出すという意味においては一定の役割を担っています。スタジアムの雰囲気の良し悪しは、それらの総合力で決まる、と言ってもいいでしょう。
一つ、微妙な問題があります
なぜ、熱く応援したいと思う人が、ゴール裏中心部に固まるのか、という明確な理由は、ありません。過去10年の積み重ねの結果、このようなスタイルが定着しているだけの話です。
例えばアウェイサポの中心メンバーは、ゴール裏よりもむしろ、バックスタンドなど試合が見やすい場所を応援の核にできないか、と常に模索しています(結局、ゴール裏に行かざるを得ないケースが大多数ですが)
また、仙台サポの応援の核はバックスタンド側にあります。スタジアムの形状や料金設定など色々な背景がありますが、それも、サポーターの長年の蓄積の結果です。
ゴール裏=熱い応援、という明確な根拠がない点が、「排除の理論」というFT氏の言い分を補強していると思われます。何の根拠で、「出て行け」という権利があるのだ? という感じでね
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現状のコンサのゴール裏中心部には閉塞感が漂っています。スカパーの中継画面越しでもそれがよく見てとれます。あれだけの人数で、あんな程度の応援しかできないのか? いや、もっと出来るだろう? という気持ちはよく理解できます
ですから、それが可能であるのなら、「熱い思いを持った人たちがゴール裏中心部ではなく、別の場所に固まって応援しよう」という動きがあっても悪くはありません。
しかし、それは現実的だとは思えません
現状では、アウェイサポの応援ゾーンが指定されているため、(いくら空席が多く快適だからとはいえ)間違っても、アウェイ側にコンサの応援を核を持ち込むことはできません。(敵に対する挑発行為とも取られかねない)
また、いくら空席があるからとはいえ、SA、SB席に応援の核を持ち込むには、既存のSA、SB席サポに対する理解と協力が不可欠でしょう。まったりと観戦したいと思っている人たちから、多分迷惑がられると思われます
「熱烈サポーターゾーン」を設定している歴史的経緯(話せば長くなるが、サポーターの意をくんだもの)も見逃せません。
応援の核の位置を変えるためには、これらすべての再構築が必要となります。これまでの蓄積を解体し、新しいものを生み出すわけですから膨大なエネルギーも必要です。
ただ、ゴール裏中心部=熱い応援をする人が集まる場所、という図式を本気で否定する人が一体どれほどいるものでしょうか。
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そもそも、FT氏の言い分で一番理解に苦しむのが
>社員の気持ちも考えずクビを切って
>効率化しようというだけの企業の経営者と同じだなあ
(天)
という点です
ホーム側ゴール裏中心部に立てなくなること=サポーター失格、なんてことありません。どこの席に座っていようと、サポーターは平等のはず。そもそも、この記事にはそういうタイトルが付いているではありませんか
応援の質向上のために、効率を求めることが、そんなに悪いことですか?
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「朝早くから並ばなければ」「席取り合戦に参加しなければ」ホーム側ゴール裏にたどり着けない現状では、サポーターのすみ分けもままなりません。私は、その現状が、コンサのゴール裏から活気を奪っている最大の要因だと考えます。
まだ厚別全体、ドーム全体では空席が目立つ今のうちに、サポーターのすみわけを進め、熱く応援したい、と思う人なら誰でも自由にホームゴール裏中心部に集まれるような雰囲気を醸成しておかないと、仮にJ1に上がれたとしても、これ以上応援のレベルが劇的に上がることは考えにくいと思われます。
最初は別の場所でまったりと応援していた人が「楽しそう」「試合展開がヤバイから後半はがっつり応援しよう」と、どんどん応援の輪に加われる…そういう環境を作ることが応援のレベル向上の第一歩だと思われます。
そのことにホームゴール裏中心部の多くの人々は危機感を持っていると思われます。だからついつい
>戦ってないサポなんて来るな
(戦)
と、語気も強くなってしまうのでしょう。
確かに、言い方自体は、不適切かもしれません
が、そこで感情的にならずに、彼らの心情を思いやってもらえないものでしょうか?
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とりあえず、一旦ここで書くのをストップしたいとは思いますが、ほかの人の意見を聞いていれば言いたいこともまた出てくるかと思います。そのときはまた別項を立ち上げることになると思います(これを書いている途中でもTB、コメントをいただいております。ありがとうございます)
あと、何より、こういう話は結局、現場でしなければ埒があかない部分もあります。ネットで議論することも有意義ですが、結局は現場第一、ということはわきまえておくべきでしょう。
おそらく11日に行われるサポーター集会でも話題になると思いますので、その行方に注目してみてください
posted by kaz8 |09:43 | 雑記系 | トラックバック(2)
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排除の論理について 【白老梟】
※このブログはFTさんのブログにコメントを書いてたのですが長くなりすぎたので、こちらで公開してトラックバックを貼らせていただきました。(こういう使い方は変なのかな?) 先日はコメントありがとうございました。 不快を与える可能性を前提としたブログではなかったので、指摘を理解して公開をやめました。 話は変わって、ブログを拝見させていただきまして、違和感を感じた部分について意見を述べさせていただきます。 私は熱烈ゾーンに行くまで数年間かかりました。 と言うのもあそこは声を出して応援しないといけない場所と思っ
戦っているのは選手だけじゃない 【名もなきサポーターの戦いの日々-Lion Hearted-】
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Re:サポーターも、より良いポジションを模索すべきでは?(後編)
3部作、うんうんうなずきながら読ませて頂きました。
僕もJ30の映像を見て非常に危機感を覚えた一人なので、今回、TBを打たせていただきます。
posted by Lion | 2006-02-06 00:48
りおんさん
コメント&TBありがとうございます
応援のスタイルには色々ありますから意見が色々あるのはいいと思います。
が、やはり、「サポーターの声による後押しが選手の力になる」というのはまぎれもない事実ですし、そのためには、相手サポーターに負けないように「サポーターも戦わなければならない」というのも事実だと思います。
それを広く認識してもらわないといけませんよね
posted by kaz8 | 2006-02-06 15:57
