2008年05月04日
【映画】リアル鬼ごっこ
私は比較的映画そのものよりも原作の方にリスペクトを置いて物を考える人間で、「良い映画だ」、あるいは「この映画は酷すぎる」というときには、「じゃあ、原作はどうだったんだろう?」と確かめようとする癖がついています。ま、実際問題として、年間に50本、60本も映画を見るようになると、それをいちいち確かめている暇はなくなりましたが(^^;;; http://www.onigocco.net/ ただ、今回、この作品だけは、最初から原作を読む気が全くありませんでした。何せ、原作の山田悠介は、発想力はともかく、文章力に関する評判は最低最悪ですからね。読んでいてストレスが貯まるのは確実ですから。原作とかなり設定が変わっていて、色々そこに問題がある、という話もありますが、原作の方もその点はどっちもどっちということですから、まあ読まんでもいいかな。 なので、ハズレであることを覚悟の上、谷村美月を見に行く、というそれだけが目的で映画館に足を運びました。幸い連休期間中は、普段ほとんどレイトショーをやらないルミエール秋田が連日レートショー実施ということもありましたし(ま、でも、結局ルミエールで見たい作品は連休中はこれだけだった(^^;;; )
さくっと内容を説明すると、パラレルワールドで展開する話です
・リアルな世界とよく似ているが実際にはそれとは違う
・基本的に、リアルな世界とパラレルワールドに済む人物は1対
・片方の世界で誰かが死ねば、パラレルワールド側の人間も死に至る
・ただし、主人公の高校生だけは、その対となる人間がいない
・主人公の妹(およびその母)にはパラレルワールドを跳躍させる力があり、主人公は妹の力でパラレルワールドに飛ばされた
・パラレルワールドは、超能力を持つといわれる王が支配する独裁国家。姓は「佐藤」
・王は、自分と同じ苗字の人間がごろごろ転がっているのが気に食わない、という無茶苦茶なことを言って、いきなり佐藤抹殺化計画なるものを持ち出す
・全国各地の死刑囚(100万人?)を「鬼」と認定し、一週間連続で、ある特定の時間だけ「佐藤さん」を追いかける
・国民の体にはチップが埋め込まれており、それを元に、佐藤さんがどこにいるのかをGPSで見つけることができる
・規定の時間を逃げ切れれば鬼ごっこは終了。逃げ延びた人はとりあえずその後は普通の生活を送ってもいいことになっているが…送れるわけねーだろ(爆)
とまあ、こんなとこです。
まあ、主人公たちがよく走る映画です。この走りっぷりに匹敵するものがあるとすれば「太陽にほえろ!」ぐらいでしょうか。いや、それ以上に走りまくります。何せ、主人公、リアルの世界でも結構「鬼ごっこ」に勤しんでますから w
多分、色々詳細を突っ込み出すと矛盾点はボロボロ出てくるんでしょうね。ただ、発想自体は面白いですし、あまり頭を使わなくて済む分楽しめます。
また、ストーリーとしては馬鹿馬鹿しいかもしれませんが、役者がその技量を試されることになる構造となっているので、谷村美月を楽しむという意味ではなかなかの作品です。彼女のアイドル映画みたいな感じもしないでもありません。
この映画がどれぐらい世間で認知されているかは分かりません。ただ、もしそれなりの動員が見込めるのであれば、場合によっちゃ、タイトルは変えることになるにしても、続編が作れるかもしれません。詳細についてはネタバレなので伏せますが、そういう感じの作りの作品でした(その色気はあるのかもしれませんね)
posted by kaz8 |00:01 | 読んだ、観た、聴いた | コメント(0) | トラックバック(0)
