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2018年10月31日

優勝争いは3チームに絞られました

「順位表を何度も見返してそのたびごとにニヤニヤしているという皆さんお元気ですか」

そりゃそうですよね。3位と言えば、五輪なら銅メダル、生徒会選挙なら書記長当選、競馬なら複勝、3連複、3連単がらみのレベルですからね。もうたいへんなものです。

で、記憶がすでにあいまいなんですが週末のやべっちFCでしたかね、「優勝争いは川崎、広島、札幌の3チームにしぼられました。」というフレーズを耳にしまして、「あっ」と思いましたよね。その目もあるのかと。


で、私調べてみました。

第30節終了時点(残4り試合)で

1位 川崎 60(勝点)
2位 広島 56
3位 札幌 48

お、勝点は1位の川崎と12ポイント差。

川崎が残り4試合で柏、C大阪、FC東京、磐田を相手に全敗して

札幌が残り4試合で仙台、浦和、磐田、広島を相手に全勝して

広島が残り札幌線を除く3試合で磐田、仙台、名古屋を相手にして勝点4以下

なら、札幌は勝点で1位に並びます。


本当に優勝の可能性があるんです。


さて、札幌は勝点で川崎に並ぶことはあっても上回ることはありません。勝点で並んでかつ得失点差で上回る必要があります。

その得失点差ですが、川崎は+25、広島は+15、札幌はご存知の通り-2ですから川崎の得失点差を上回るには4試合で28ポイント分を逆転すればいいのです。

つまり川崎がこれから14ポイント減らし、札幌が14ポイント増やすだけでいいわけです。

仮に、川崎の負け方が「0-4,0-4,0-3,0-3」であれば計-14で川崎の得失点差は+11になります。

そのとき札幌の勝ち方は「4-0,4-0,3-0,3-0」であれば計+14で札幌の得失点差は+12となり川崎を上回ることになります。

かつ広島は残り4試合で勝点3以下なら問題はないですし、仮に勝点4取っても札幌が最終戦の直接対決で10-0くらいで勝ってしまえば問題はありません。


みなさん、このように優勝の可能性は決してゼロではありません。ゼロではないのですよ。本当に。

posted by katoma2090 |19:26 | コンサドーレ | コメント(0) | トラックバック(0)

2018年10月27日

名古屋戦引き分けても残留決定?!

「名古屋戦で勝点3を取りJ1の3位の座、すなわちACL圏内確保とJ1残留を決めるぞ、という皆さま。。。ってこのブログの読者なら全員ですね、でお元気ですか?

私は、何とか元気になれそうですので、明日名古屋に飛び立ちます。

で、あんまり考えたくないんですが、勝てなかった場合でも残留決定することはあるのかちょっと気になりますよね。そこで、前節湘南戦前の記事に引き続き、「気分は悪いが知りたい」という皆さまのリクエストにお応えして、ローテンションで検証を進めていきます。


■引き分けの場合…残留は決定するようですよ

10/28の第18節名古屋-札幌終了時点で、札幌は現勝点45に+1で46となります。また、下位チームは次の通りです。
12位 神戸 37(残4)
13位 湘南  36(5)
14位 名古屋35(5)…現勝点34+1
15位 磐田  34(5)
16位 鳥栖  33(4)
17位 柏   33(4)
18位 長崎  28(4)

この場合16,17,18位の3チームとも全勝しても勝点は46に届きません。
(鳥栖-長崎の直接対決があるので3チームとも全勝することもありません。)

よって、札幌のJ1残留は決定します。多分。おそらく。

■×「勝点を取れなかった場合に、残留は決まるのか」→〇「なぜ現状で、J1残留が決まっていないのか?」

10/28の第18節名古屋-札幌終了時点で、札幌が勝点を取れないと、勝点は45のまま。その場合、下位チームは次の通り。

12位 名古屋37(残5)…現勝点34+3
13位 神戸 37(4)
14位 湘南  36(5)
15位 磐田  34(5)
16位 鳥栖  33(4)
17位 柏   33(4)
18位 長崎  28(4)

この後の試合なんですが、12位から18位までのチーム同士の直接対戦には第28節磐田-湘南、第31節名古屋-神戸と鳥栖-長崎、第32節神戸-鳥栖、第34節名古屋-湘南があります。
15位磐田、16位鳥栖、17位柏の3チームには直接対戦がないので、この3チームとも残り試合全勝し勝点45以上を確保する可能は数字上あります。この場合、14位の湘南は磐田との直接対戦で敗れることが前提になっていますが、名古屋との直接対決を含む残り4試合に全勝すれば勝点は46となります。
(以上の条件のもと)12位名古屋は、神戸と湘南との直接対戦がありますが、2試合とも敗れても残り3勝すれば勝点46となります。
(さらに以上の条件のもと)13位神戸は名古屋、鳥栖との直接対戦がありますが、(名古屋は神戸に敗れる前提なので)鳥栖に敗れても3勝する可能性があります。すると勝点は46に。
以上の検証で、12位から18位までのうち「長崎は勝点45に届かないが、他チームがすべて勝点45以上を確保する組み合わせが存在することが分かります。
(さらに以上の条件のもと)
11位横浜FM(38)はFC東京と長崎とC大阪に勝てば47に
10位G大阪(39)は長崎と浦和に勝てば45に
9位仙台(42)は広島に勝てば45に
8位清水(43)は長崎に勝てば46に
7位C大阪(44)は川崎に勝てば47に

この結果、長崎を除く16チームが札幌の勝点45に並ぶか超えるという勝敗の組み合わせが、少なくとも存在することが分かります。

よって、勝点が取れないとJ1残留は決まりません。
よって、現時点ではJ1残留は決まっていないのです。

「J1残留確定」の証明は「3チームが札幌に届かない」を証明すればいいが「確定しない」を証明する場合は「(上位も入れれば)15チームが札幌に並ぶか上回る勝ち負けの組み合わせがある」を証明しなければいけないのでたいへんでした。

(以上はあくまで素人が手作業で求めた結果だということをご理解ください。相当の検証はしたつもりですが)

posted by katoma2090 |21:05 | コンサドーレ | コメント(0) | トラックバック(0)

2018年10月27日

名古屋参戦ピンチ!からの回復?!

菅選手と白井選手の髪の色を分けてほしいと思っている皆さまお元気ですか?

試合を見ているときに、私たち選手を見分けるのに色ってとても重要な要素ですよね。髪の色やスパイクの色で判断していることも多いと思います。

で、菅選手と白井選手って背丈が同じくらいな感じて、髪の毛の色がかぶってたりすると、二人が交代で入れ替わっていても瞬間的に「あなたは、白井選手?菅選手?」と戸惑ってしまうんですよね。

と、書きましたが、オフィシャルガイドブックによると菅選手は171cm69kg、白井選手は165cm63kgで背丈は6cmも違ってますね。まあ確かに菅選手のほうが体がガッチリした印象はありますが。ということは判断のための要素としては、6cmの背丈の差より髪の色のほうがより大きいということなんでしょうね。皆さんはどうお感じになるのかしら。

さて、私の昨日の38.5℃発熱の件、今朝は36.2℃となりまして、今日一日休めば、なんとか行けるかな?という感じになりました。一安心。

前回記した「名古屋、長崎連続観戦キャンセル」のことなんですが、この参戦のために私、多種の予約をしておりまして
①新千歳-名古屋のフライト
②名古屋戦の観戦チケット
③名古屋の1泊
④名古屋-長崎のフライト
⑤長崎-福江の往復フェリー(ここは試合観戦と関係ない)
⑥五島列島での2泊(ここも試合観戦と関係ない)
⑦長崎での2泊
⑧福岡-新千歳のフライト

まあ、一度にこれだけのキャンセルをしたのは人生で初めてでありました。私にとっては、極めて大きなイベントだったのです、

それだけに、今回の意気込みは、ちょっと大きめなんですね。

今日はカーディーラーに行って、点検ついでにタイヤ交換も一緒にしてもらう日なのですが、それはすべて家族にまかせて、自分は休養して体調回復に努めるかな。

posted by katoma2090 |09:20 | 考えたこと | コメント(0) | トラックバック(0)

2018年10月26日

名古屋参戦ピンチ!

HBCラジオ「週刊さくらい」の木曜日「コンサドーレ井戸端会議」の川合さんの微妙なローテンションが気になるという皆さまお元気ですか?

私、この番組の桜井宏さんの話が好きで、ラジオパーソナリティですから当然かもしれませんが、本当にいろんなことを詳しく知っていらっしゃる。なのに謙虚で、ややムムムな女性アナのフォローにも一生懸命。もちろん、コンサドーレやサッカーのこともいつも面白く的確にコメントしていらっしゃいます。

さて、今日は、私に降りかかったピンチについてお伝えします。

7/28に開催予定だったJ1第18節名古屋戦(アウェイ)、8/1に開催された第19節長崎戦(アウェイ)のことなんですが、実は私、「新千歳→名古屋→長崎→新千歳」という動きをするつもりだったのです。

ところが、ご存知の通りの台風で結局名古屋戦は中止、長崎も行くのをあきらめてすべてキャンセルしてダゾーン観戦に切り替えたんですね。

それがあっての延期となった10/28の名古屋戦、再チャレンジをするつもりなわけです。

ところが。。。

昨日10/25の夜にまさかの発熱!体温が38.4°Cまで上がり悪寒が止まらず。今朝、病院に行くのにも担架の要請をしたいくらいの絶不調。それでも病院のインフルエンザの検査では、(-)でしたのであとは体調を戻すだけ。現在は37.5°まで下がってますが、日曜日のフライトまであと48時間。どうなることやら。

まあ、ブログ書いてないで早く寝ろって話ですね。

それでは、また。

posted by katoma2090 |10:56 | 考えたこと | コメント(0) | トラックバック(0)

2018年10月25日

札幌の現在を偏差値で語ろう

湘南戦翌日、晴天の厚別競技場で高校サッカー決勝を観戦しに行って、ちょうどお昼時、風があり肌寒かったのもあって、温かいそばを食べて思わずニッコリしてしまったという皆さんお元気ですか?

今回のタイトルを見て「何言ってやがる!」という方もいらっしゃるかもしれませんが。。。

「偏差値」といえば、受験戦争を頭に浮かべる方も多いかと思います。いい思い出をお持ちの方、思い出したくない思い出をお持ちの方、全然縁のないという方などいろいろいらっしゃるかと思いますが。。。

偏差値は受験データだけのためにあるわけではありません。

私この度、2018年J1リーグの現時点での各チームの勝点を偏差値で表してみることに成功しました(←そりゃやればできる)。もしかしたらJリーグの順位などを分析するための新しい手法になるかもしれません(←そんな大げさなものではない)が、もうすでにどこかで誰かがやってしまっているかな?

やってみた結果は次の通りでした。


2018J1リーグ第30節終了時点での順位表
 1位川崎  60(74.1)   
 2位広島  56(69.0)
 3位FC東京46(56.2)
 4位鹿島  46(56.2)
 5位浦和  45(55.0)
 6位札幌  45(55.0)
 7位C大阪 44(53.7)
 8位清水  43(52.4)
 9位仙台  42(51.1)
10位G大阪 39(47.3)
11位横浜FM38(46.0)
12位神戸  37(44.8)
13位湘南  36(43.5)
14位名古屋34(40.9)
15位磐田  34(40.9)
16位鳥栖  33(39.7)
17位柏    33(39.7)
18位長崎  29(34.5)
※カッコ内が勝点の偏差値
勝点平均41.1
標準偏差7.84

おまけに2017シーズンのものも作ってみました。

2017Jリーグ最終順位表
 1位川崎  72(67.8)
 2位鹿島  72(67.8)
 3位C大阪 63(61.4)
 4位柏    62(60.7)
 5位横浜FM59(58.6)
 6位磐田  58(57.9)
 7位浦和  49(51.5)
 8位鳥栖  47(50.0)
 9位神戸  44(47.9)
10位G大阪 43(47.2)
11位札幌  43(47.2)
12位仙台  41(45.8)
13位FC東京40(45.1)
14位清水  34(40.8)
15位広島  33(40.1)
16位甲府  32(39.4)
17位新潟  28(36.5)
18位大宮  25(34.4)
勝点平均46.9
標準偏差14.1

札幌君の母「先生、うちの子今年はいかがですか」
進路指導 「今年は随分、成績が伸びてますね。特に
           ミュシャ先生の指導の効果がはっきりと現
           れていますね。
           昨年は、
           リーグ第二高校から転校してきて、またすぐに
           落第するかとも皆から言われてましたが、四方
           田先生が手堅く基礎を仕込んでくれて、まあ平均
           点には届かず偏差値は
           47.2
          でしたが、がんばりましたよね」
札幌君の母「うちの夫が
      ACL大学に留学
      できないか、って言ってるんですが。。。」
進路指導 「ACL大学ですか?まあ、今年は留学枠のうち
           1人分はねらえるかもしれませんよ。ただし例
      年は偏差値が60以上の子が行ってますから、
           札幌君は行ってもかなり苦労するかもしれませ
           んね。
           今の偏差値55.0
           ですからね。
           順位と勝点を見るといけそうな気になるかもし
           れませんが、実力をもう少しつけていかないと
      難しいと思いますよ。ただ、結果は12月の第一週
           に確定しますのでそれまでにどんどん勝点を上げて
           いくことですね。
           上位に入ると奨学金も
           出ますからね。
           あと、留学ともなると、やらなければいけない課題が
       けたはずれに増えますし、現地との往復などでもの
           すごく体力がいりますので、基礎体力もつけていくこ
           とになりますよ。奨学金が出るとはいえ、お金も相当
           かかりそうですよ。」




偏差値データはまだいろいろな味わい方ができそうです。次の機会にまた書いてみようかな。

ちなみに私、札幌地下鉄大通駅の本屋さんの入り口前の立ち食いそば店のそば汁の香りにやられがちです。


※スマホでご覧の方、残念なことに会話部分の頭揃えがなかなかうまく表示されずに見苦しい感じになっています。暇なときにきれいになるように修正しようかな?

posted by katoma2090 |07:04 | コンサドーレ | コメント(0) | トラックバック(0)

2018年10月21日

PO制度のこと、今一度考えたい(3)

「横浜に続き平塚でも雨にあたってしまった皆さま、お元気ですか?」

書いてみたらシリーズになっちゃった感じで過去2回、プロ野球やJリーグ(J1)のプレーオフ(PO)のことを書いてみました。

今回はやっと、本題です。J1参入関連のプレーオフのことを書きます。


最近のプレーオフのゲームで強烈な記憶に残るのが2014年のプレーオフ準決勝(それより昔のつらい記憶は無くしました)。

1位湘南、2位松本は自動昇格を決め、5位北九州はライセンスを持たなかったため、準決勝は4位磐田対6位山形の1試合だけが行われ、その勝者と3位千葉で決勝(J1昇格)が争われることになりました。

その準決勝。山形、磐田両チームが1点ずつを取り合い、試合は1-1のまま後半のアディッショナルタイムへ。このまま順位上位の磐田が決勝に進むかと思われたが、コーナーキックを得た山形はGKも攻撃に参加し磐田ゴールの前に。キッカーの放ったボールに山形のGKがニアサイドで頭で合わせると、ボールは磐田のゴールへと吸い込まれ、山形が劇的すぎる勝利をおさめました。

ヘディングされたボールがゴールに入るまで、スローの映像を見るかのような時間感覚を持ったことを今でも覚えています。

この試合で波に乗った山形は、決勝で千葉にも1-0に勝ち、リーグ戦6位からJ1昇格を射止めました。

余談ですが、この時の山形の監督は2009年から12年シーズンまで4年間札幌を率いた石崎さん。この間Jリーグラボ#69にゲスト出演していて、あの広島弁とあの歌手にも負けずとも劣らない日焼け顔。。。おなつかしゅうございました。

さて、その山形ですが、翌年の15シーズンは、価値点24、4勝12分18敗と1年でJ2に降格しています(まあ自慢ではないがウチはその3年前、勝点わずか14というもっとひどい成績で降格してるけど)。シーズン順位が6位だったことと1年で降格したことの因果関係があるかどうかは、議論のあるところでしょうが、やはりムムムな結果だと言わざるをえないでしょう。

ここでこのプレーオフの功罪をくらべてみると

よかったこと…7位大分も山形に勝ち点1差で昇格やPO圏内争いにJ2リーグ22チームのうち7チームがかかわったことで、メディアの注目率が非常に高まり、各チームのリーグ戦やプレーオフ戦での興行収入も上がり盛り上がりを見せたことなど

ムムムなこと…年間順位の低いチームが昇格した。3位千葉はこの年昇格を逃し、それ以降15,16,17シーズンはPO圏内を逃していることなど

千葉がこのシーズンに(PO制度を採用せず)順位通りに昇格していたら、いまのポジションとはまた違ったものになっていたかもしれません。


2017シーズンは、「J1では16~18位までJ2降格、J2では1,2位が自動昇格、3~6位が参入プレーオフ」でしたが、2018では、J1の16位は自動昇格ではなく、トーナメメントで勝ち上がったJ2のチームと参入戦を行うことになっています。J2での順位が4、5、6位でもJ1の16位に勝てばJ1に参入しても文句はないだろう、という主張が聞こえてきそうです。そして、J2の3位チームの昇格への道が、プレーオフ連勝という非常に困難な道のりになったのはプレーオフ存続のためではないかと私は考えています。

Jリーグは今年、神戸や鳥栖への超一流外国人プレーヤーの加入もあり、盛り上がりをいます。それでもリーグ全体の魅力や価値をできるだけ高めていく必要があると思います。プレーオフ制度が本当に魅力や価値を高めることになっているのか、今一度考える必要があると思います。


今、札幌サポーターは、この問題を考えるにあたりとてもよい立場にあるのではないかと考えています。

その理由は

・昇格、降格もいやというほど経験している。

・とりあえず、今は昇格、降格の当事者でない。

からです。


私個人の考えは、「プレーオフ反対」です。でも、これが絶対的に正しいというほどの確信もありません。


もうしばらくは、というか二度と味わいたくない降格。

あの喜びは忘れられない昇格。


他人事、ではないはずなのです。

「どっちが得かよ~く考えてみよう!」(欽ちゃん風で)



posted by katoma2090 |07:00 | Jリーグ | コメント(1) | トラックバック(0)

2018年10月20日

PO制度のこと、今一度考えたい(2)

「職場の席の後ろは壁なので、仕事と関係ないことでパソコンも見ていても周りの人にはわからないんですよ」という理想的な座席環境の皆さま、お元気ですか?

前回はプレーオフのことを書きたくて書き始めたものの、プロ野球のことで終わってしまいましたの。今回は、本題でJリーグのことを書かせていただきます。

Jリーグ(J1リーグ)でのリーグ優勝決定形式は、リーグの歴史の中で何回かモデルチェンジをしています。

1993から3年間は、前後半の2ステージ制。チーム数は93年が10、94年が12、95年が14なので、前半も後半もホームアウェーの総当たりで行うことが可能でした(つまり年間4回対戦)。各ステージ優勝チームは、チャンピオンシップをかけて年間優勝を争いました。

ところが、1996年はチーム数が16チームになったことやオリンピックなどの日程の都合でこの方式は実施できず年間1ステージ制に。

1997年からは、前半は(ホームかアウェー)1試合だけの総当たり、後半も(前半にやってない方で)1試合だけの総当たりという変則2ステージ制を採用、各ステージ優勝チーム同士がチャンピオンシップをかけて年間優勝を争い、これが8年間続きました。

2005年からは記憶は定かではないんですが「2002シーズンを最後にVゴール方式もやめたことだし、これからは世界基準でやろうよ」みたいな感じで年間ホーム、アウェー各1試合の総当たりの1ステージ制になりました。これが10年間続きました。

ちなみにコンサドーレ札幌最後のVゴールゲッターって誰だったか覚えてらっしゃいますか?

それは2002年、リーグ最終戦。相手は、この試合にJ1残留に望みをつなぐ広島。札幌は、すでにJ2降格が決まっていましたが、3-4でリードされていた後半終了間際にこの試合で引退する(←間違い)レジェンドのこの日2点目のゴールで追いつき。。。さらに延長前半9分、レジェンド渾身のヘッドが炸裂!ハットトリックとなるゴールが、コンサドーレ札幌最後のVゴールとなりました。ちなみにこのゴールは、Jリーグ最後のVゴールともなりました。

やっぱりレジェンドはレジェンドですね。あー思い出して、書いてて楽しい。


2015年と2016年にはプレーオフ制度が導入されます。それは、年間勝ち点上位チームにステージ優勝チームを交えたトーナメントを実施して年間順位を決めるという変則的なものでした。練りに練ったというか、検討に検討を重ねたものだったことは、間違いありません。

しかし2016年の年間順位は多くのサポーターにとって受け入れ難いものとなりました。「1位が年間勝点59鹿島、2位74浦和、3位72川崎」というもう何が何だかというものだったのです。このブログの読者のみなさんの中にも、大きな違和感を持った方が数多くいらっしゃることと思います。そんなわけで、結局このやり方も続けられなくなってしまいました。


で、2017年、2018年は、2014年まで続いたシンプル形式が復活しています。


そして、2018シーズン、JリーグではJ1参入のところでプレーオフ制度が採用されています。やっと書きたいところの入り口にたどり着きました。

しかし字数もかさんできたので、またまた次回に書かせていただきます。


ちなみに、私、職場の席の後ろがガラス窓だったことがあって、そのときは昼間はOK、でも暗くなると後ろのガラスに反射して丸見えになるというカウンター攻撃に合うので、す早い切り替えでブラインドをきちんと閉めるというディフェンスを徹底してました。








続きを読む...

posted by katoma2090 |07:00 | Jリーグ | コメント(1) | トラックバック(0)

2018年10月18日

札幌、首位の座危うし

ついに暖房機に火を入れたが、めんどくさくて加湿器をまだ出していないせいでのどの調子がやや悪いかもという皆さまお元気ですか?

お風邪など召されませぬよう、ご自愛くださいませ。



さて、タイトルの「札幌の首位の座が危うい」って???

皆さん「何のこと?」とお感じになっていると思いますが、何のことか少し考えてみませんか。

もうクラブのことなら何でもお詳しいって方たくさんいらっしゃいますが、まあ、あんまり積極的には注目しないからな~この記録には。




正解は




「J2リーグ勝利数」です。

各シーズン末での順位と勝利数は

2014 ①229湘南 ②218札幌 ③214山形 ④190鳥栖
2015 ①232札幌 ②229湘南 ③214山形 ④211福岡
2016 ①257札幌 ②229湘南 ③225山形 ④211福岡
2017 ①257札幌 ②253湘南 ③239山形 ④232福岡 
2018 ①257札幌 ②253湘南 ③252山形 ④250福岡(第37節まで)

というわけで札幌は2015シーズンからのディフェンディングチャンピオンだったのですね。

今シーズンのJ2は残り5試合。山形が全勝すると札幌に並びますが、とりあえず2018シーズンは首位のままであることが確定しています。

が、2019年には、首位ではなくなってしまう可能性が極めて大きいでしょう。



ところで、この記録に対し感情的な部分で僕たちはどう向き合うべきなのでしょうか。



勝ち数を伸ばしたいの?と聞かれれば。。。



でもね。。。

確かにこの257勝、すべてにチーム、サポーターが一体となって全力で戦い、僕らは喜びを爆発させてきた。

だから、やっぱり大切な257勝(←いいこと言った感あり)。




だれか答えを教えてください。


※記録はサッカー誌発行の各年の選手名鑑を参照しました。


posted by katoma2090 |09:20 | コンサドーレ | コメント(1) | トラックバック(0)

2018年10月16日

PO制度のこと、今一度考えたい

タイヤ交換を毎年10月中に済ませてしまうという段取りのよろしい皆さん、お元気ですか?

道南の皆さまにはいささか早すぎる、そして道北の皆さまにはちっとも早くない話題でしたね。

この記事を書いている今日(10/14)は、セ・リーグもパ・リーグもクライマックスシリーズ・ファーストステージ、第2戦が終わったところです。パでは北海道に本拠地を置くリーグ3位のファイターズは2位ホークスに勝ち、対戦成績を1勝1敗とし、セのリーグ3位のジャイアンツは、ファイナルステージへと駒を進めました。

今日のテーマは、プーレーオフ(PO)です。

よくクイズ番組のコメディで「最後の問題です。正解者には1億点が与えられます」みたいなネタがありますが、乱暴な言い方になるかもしれませんが、いままでの結果をひっくり返すというところでは、プレーオフという制度の性質には同じような側面があると思います。

プロ野球では、リーグ戦で143試合をこなします。すごい試合数だと思います。移動も考えるとそのスケジュールは、選手やスタッフにとって精神的、肉体的に非常に過酷なものなのではないでしょうか。

そして、そのすごい試合数をこなした結果としてパ・リーグでは、首位ライオンズは2位ホークスに6.5ゲーム差、3位ファイターズに13.5ゲーム差をつけてのぶっちぎりの優勝、セの首位カープも2位スワローズに7ゲーム差、3位ジャイアンツには13.5差をつけています。ジャイアンツに至っては4つの借金状態です。しかし、これだけでは、首位チームには日本シリーズの出場権は与えられません。

リーグ優勝チームとすれば、日本シリーズに出場するには「1億点」をかけて、ホームでの興行権と1勝のアドバンテージ付きとはいえ、さらに戦わなければいけないことになるのです。

この制度が存在する背景には、球界にとってのいろいろな大人の事情があると考えらます。野球の世界でもいろいろな危機感も感じているからこそのクライマックスシリーズなのだと思います。



セ・パ両リーグのクライマックスシリーズ・ファーストステージが行われていることで、いろいろ野球のことを書いてしまいましたが、もちろん書きたいのはサッカーのプレーオフのことです。

なのにごめんなさい。
文章量が多くなってきちゃったのでこの続きは、次の機会に。


今年の目標「降雪前のタイヤ交換」。

posted by katoma2090 |10:22 | Jリーグ | コメント(0) | トラックバック(0)

2018年10月14日

湘南に勝てば残留決定???(3)

「試合を見に行ったら、必ずソンユン選手や福森選手の髪型、髪の色の変化について話し合う」という皆さんお元気ですか?


さて、書いてみたらシリーズになっちゃった感じで過去2回、

◎次の30節、10/20アウェー湘南戦に勝つと札幌のJ1残留が確定するのではないか。多分、おそらく。

◎次の30節、10/20アウェー湘南戦で勝ち点が奪えない場合は、他の試合の結果がどうであれ第30節で残留は確定しないのではないか。多分、おそらく。


と言いましたが、賢明な読者の皆さまならば「引き分けで勝ち点1ならどうなのさ」ということも気になりだしますよね。


■次の30節、10/20アウェー湘南戦で引き分けで勝ち点1の場合、他チームの結果次第で札幌のJ1残留が確定するのでしょうか?

この場合、札幌の勝点は第29節終了時勝点44に1を加えて45です。

30節での結果については、前回と同様(以下13行は前回のコピペ)
柏〇36(4)   -名古屋×31(6)
仙台×42(4)  -鳥栖〇33(4)
清水×43(4)  -広島〇59(4)
G大阪×36(4) -横浜FM〇41(4)
浦和×42(4)  -鹿島〇49(4)
F東京〇49(4)-C大阪×41(5)
川崎〇60(4) -神戸×37(4)
長崎〇31(4) -磐田×33(5)
と札幌、鳥栖、長崎を除く15チームのうちで下位のチームが勝点を取れない状況を設定します。

さて、ここからなのですが、検証の道筋は結構長く、読んでいただくのもアレなのでサクッといいます(以上でコピペ終了)。

この条件で、札幌、鳥栖、長崎を除く15チームが第31節以降で同時に勝点45以上を得ることが可能な勝敗の組み合わせが存在します。また、勝点45で並ぶ場合、札幌が並んだ相手チームの得失点差よりも優位な状況にあるということをこの時点で確定させることは当然不可能です。第30節での「柏-名古屋」の結果については勝敗を逆にしても同様の結果となります。よって、この場合、札幌が15位以上となることは確定しないという結論になりました。

■シリーズ「湘南戦に勝てば残留が決まる?」の結果 

 次の30節、他の試合の結果がどうであれ残留決定します。多分、おそらく。

 勝ち点1(引き分け)や勝点が奪えなかった場合は他の試合の結果がどうであれ第30節で残留は確定しないのではないか。多分、おそらく。

以上です。



ところで。。。

やっぱり、丸刈りの小野伸二選手、超クールでカッコいいですよね。

男のカッコよさは髪型、髪の色にあらず。分かったか、若者よ。

(なぜか偉そう)

posted by katoma2090 |13:16 | コンサドーレ | コメント(0) | トラックバック(0)