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2019年02月06日

「ハンド」のジャッジが難しい~

さっぽろ雪まつり、観光客や大通り界隈の通行止めにうんざりという皆さま、お元気ですか?

と言いうことは、コンサドーレに試合のときに東豊線利用者や札幌ドーム周辺住民も私たちにうんざり、ってことですよね。その人たちにそれ以上うんざりさせることのないように気をつけなきゃ。


アジアカップでは、VARが導入されたことも影響して、日本代表の試合では、微妙な「ハンド」の判定の局面が3度ありました。

①イラン戦で、南野選手のシュートが相手DFのスライディングした後ろ手に当たったてPKを得たシーン

②ベトナム戦で柴崎選手のCKをヘディングの後、自分の手(腕)に当たってゴールが認められなかった吉田選手のシュートのシーン

③相手選手の競り合ったあとにボールが吉田選手の手に当たりPKを相手に与えたシーン

「手や腕にボールが当たること」が即ハンドの反則でないことは、皆さまよくご存じだと思います。

国際サッカー評議会(IFBA)の競技規則「LOWS OF THE GAME」によると

「意図的にボールを扱うこと(handles the ball deliberately)」である。

また、その際に、「手や腕がボールに向かっていないか」「予期できるボールか」「ファールとすべき決まった手や腕の場所はない」というようなことを考慮するとしています。

アジアカップでの3例は、競技規則の文章に照らして、ファウルの条件に適合するかどうかというのは非常に難しくて、私には理解することができません。

①の例ではスライディングのとき体を支えている手ですから、これはしょうがないんじゃないか、と思ってしまいます。(腕を故意に伸ばしているという見方もあるのかもしれませんが…)

②の例では、そもそも吉田選手が腕でボールにさわらなくてもゴールできた可能性が高く、故意にボールにさわる理由がありません。

③の例では、相手と競うときに腕が上がるのは当然です。

一般にU-12カテゴリーでは、手や腕にボールが当たってもファウルにならないことが非常に多いと思います。ドリブルやトラップのときのバウンドの上がりで手に当たるとか、至近距離からのブロックで腕に当たるとか、ある意味、競技規則に忠実です。

それがU-15.U-18とカテゴリーが上がるにしたがってファウルとされるようになり、Jリーグでは、ほぼファウルとなったりします。

また、Jリーグのジャッジより、国際試合の方がファウルとなることがより多くなるという印象を持っています。国際試合では「当たれば即ファウル」ではないかな?ということです。


私の見方が正しいのかどうか、自信もないので、「教えて、ののさ~ん」な気持ちです。

posted by katoma2090 |14:46 | サッカー | コメント(0) | トラックバック(0)