2010年11月03日
高校ユース新人(U-17)大会
10月30日(土)の14時から千歳の青葉公園で、「高校ユース新人(U-17)大会」が行われました。 午前中に「高円宮杯(U-15)北海道予選」の決勝が東雁来公園で行われたので(前報)、表彰式も横目で見ながら急いで千歳の会場に着いたら、さっき東雁来公園で試合に出場していたU-15の選手達がいました。なんで? 青葉公園では、グラウンド周辺の立ち木からドングリがコート内にも落ちていました。 ここのグラウンドでは負けた試合しか覚えていないので印象が悪く、そんなジンクスを払拭したいところです。 今年の新人戦でコンサ札幌U-18は2回戦から出場し、1回戦で旭川実業高校を破った札幌新陽高校が相手です。
札幌新陽高校(赤) vs コンサ札幌U-18(白) コンサ札幌のスタメンは、GK:今岡、DF:濱下・内山・永坂・川井、MF:青木・小野・田代・安達、FW:國分・住吉 で、キャプテンマークは永坂今岡が付けています。 このメンバーは何なの? と呆気に取られてしまい・・スタメンのうち7人が中3で、高1が3人、高2が1人です。 おまけにベンチの控えは誰もいません・・と思ったら高2の渡邉が水運びなどをしていました。さすがにGKの交代はいないとね。 今日は水戸でJユースカップの試合があり、U-18の選手はかなり遠征しています。 三上は既にトップチームの人となってしまい、Jユースカップには2年生や1年生を補充しているはずです。 おまけに代表に召集された1年生が3人もいて、しわ寄せが集まる形になった新人戦は中学生を主体にせざるを得ないのでしょう。 平均年令を細かく計算するまでもなく、16歳よりも15歳に近いのは明らかです。 円陣というか、どうすべぇ・・と相談してるようにも。 思いの他うまくボールをつないで、相手をかわしながら攻め込んでおり、テクニックではむしろ優っている感じを受けます。 2分に右から打たれたシュートをはじいてCKを与えました。 8分にも相手にCKを与え、右CKをキャッチしました。 15分には新陽の右サイドをえぐられ、GK今岡が足でクリアしました。 20分の新陽のFKは、パンチングではじき返します。 何だか、GKばかりが活躍してるように見えますが、ゴール前まで迫れないのでセットプレイや遠くから打つしかないとも・・。 25分に新陽の右奥からFKを与え、これは左上へ越えて行きました。 27分に交錯した濱下が鼻血を出したようですが、短時間で戻りました。何しろ交代要員がいないから、怪我もしていられません。 30分に新陽が抜け出し、フリーで打たれたシュートがバーを越えて助かりました。 しかし32分、カウンターを受けて独走を許し、打ち込まれて失点しました。(0-1) 34分に新陽が右サイドからクロスを入れ、これをはじいてネットに乗りました。 新陽のCKから田代に渡って独走するチャンスになりましたが、ファウルを取られて失いました。 前半は1点ビハインドで折り返します。 この時点では、逆転する力もチャンスも十分にあると思われました。 後半に向けて交代はありません・・というか、FPの交代要員はいません。 新陽は次第に攻め込む時間帯が多くなりました。 1分に新陽が左サイドを抜けて深い位置からクロス、足を当てたボールは浮き上がって行きました。 3分に新陽の右クロスが入り、中央でフリーだった選手に打ち込まれました。(0-2) 10分に濱下が打ったミドルは、押さえられました。 12分に再び新陽の独走を許し、打ち込まれてしまいます。(0-3) そろそろ、相手のスピードに付いて行けなくなってきたのかも。 13分にも濱下が遠めからシュートを打ったものの、バーを越えて行きました。 高校生はDFとMFだけで前線は中学生ばかりなせいか、相手の壁を破って攻め込む馬力が足りないと見て、苦し紛れに遠くから打ってる感も受けます。 14分に新陽のオフサイドとなり、副審の旗が上がったのでボールを手で取ったら、ハンドのファウルを取られた上にイエローカードまでもらいました。 確かに主審の笛が鳴る前だったけど、ピンチをファウルで防いだ訳じゃないしぃ。 コンサのパスが、相手へのプレゼントになるシーンが多くなってきたかも知れません。 ファウルの判定に対して田代が不満を示したのか、イエローをもらいました。 20分に新陽が左をえぐってクロス、足でクリアしてCKに逃れました。 21分に國分が抜け出て、相手と交錯しながらも打ちましたが、左へ転がって外れて行きました。 22分に新陽が中央から左へ渡し、クロスに右から走り込んで打ち込まれました。(0-4) さらに25分には新陽の右タッチライン際からクロスが入り・・と思ったら、左ポストに当たって右寄りに転がり込みました。(0-5) 続いて27分にGKのクリアが相手に当たり、他の相手選手が拾って空のゴールに転がしました。(0-6) 29分に、GK今岡に代わって渡邉が入りました。 30分には久し振りのチャンスになりましたが、抜けた田代はオフサイドになってしまいます。 33分に小野?が遠めから打ったシュートは止められました。 34分に正面30mほどの位置でFKを得て、濱下が蹴ったボールは大きくバーを越えました。 ラグビーならコンバートなんだけど。 終盤は必死に攻めたものの、一矢を報いることが出来ずに終了しました。(0-6) 以前から新人戦は途中でコロッと負けることも度々あったけれど、これほどのスコアは見た記憶がありません。中学生がこんなに多く出場した試合が無かったのも事実ですが。 立ち上がりは期待が持てる展開だったのに、だんだん走れなくなって相手の突破を後追いするシーンが多くなりました。 午前中に高円宮杯U-15の試合で80分走って、午後の新人戦で高校生相手に70分走るというのは、確かに辛いでしょうね。 対戦相手も午前中に70分の試合をしてるんですけど、体力の差が次第に気力まで奪ったような印象です。 最終的な大会結果は、北海高校が優勝し、札幌新陽高校が準優勝、3位が帯広北高校と札幌日大高校でした。
帰る途中で、アメダス探訪「恵庭島松」の巻・・見っけ! 土地を間借りしてる施設の敷地自体が立入禁止でした。 観測に影響を受けるような障害物は無いようです。 周辺は畑地が広がっており、理想的な立地条件です。 近くに「家畜慰霊供養塔」という石碑が立っていました。 牛や馬や鶏の霊を供養するんでしょう。 「獣魂碑」・・1寸の虫にも魂がありますから。 台座には、「島松酪農組合」・「島松酪農青年研究会」と刻まれていました。 つるべに乗った日も落ちて、雲が夕焼に染まっています。 上空の風に流された巻雲が尾を引いています。 明日は良いことがあるかなぁ~と思ったのに、聖地参拝聖地で惨敗して残留決定ですからね・・予知能力が鈍ったかな。
posted by 雁来 萌 |10:01 | 闘う若梟 | コメント(4) |
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この記事に対するコメント一覧
Re:高校ユース新人(U-17)大会
お疲れ様でしたm(__)m青いキャプテンマークをつけていたのはGKでした…後ろでぎゃあぎゃあ騒いですいませんでした…(。。;)
posted by キャサリン| 2010-11-03 13:27
幻覚は万病の始まり
ありゃりゃ、何を見ていたんだか。
常識的に考えれば今岡くんですよね。←常識が無いことが露見
本文も修正しました。済みません。
ベンチに下がってからも声を出していたのが印象的でした。
色んな方のお陰で、頑張って試合を見に行けたので良かったですね。
posted by 萌| 2010-11-03 16:54
外から内に
新人戦レポートありがとうございます。
先日道新記事でスコアを見て、?と思いましたが、こういうことだったのですね。
高校生の大会に、中学生を出すほどの台所事情とは…。
天皇杯といい、今年は意外な一面が見れたU18ユース年代です。
御存知かと思われますが、本日、U12小学生ジュニアの全日本フットサル全市大会が行われました。
若梟は、唯一三試合を行い、三完封で土曜日の代表決定戦に駒を進めました。
土曜日勝つと、二年ぶりの全道大会出場です。
posted by すずらん| 2010-11-03 20:15
FSも頑張ってね
バーモントカップFSは、スコアだけフォローしていました。
トーナメント表を見た時には、「なんでうち(と美園)だけ1試合多いの?」と思いましたが、勝ち上がれて何よりです。
土曜日の12時から大谷地小で、北郷との代表決定戦になりますね・・カブスリーグの最終節もあるのに。
posted by 萌| 2010-11-03 20:39