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2010年08月30日

知事杯準決勝 vs 六花亭マルセイズ

8月28日(土)の10時半から厚別公園競技場で、知事杯の準決勝となるコンサ札幌U-18と「六花亭マルセイズFC」との試合が行われました。
→HFCのニュース

六花亭マルセイズFCは、8日に行われた準々決勝で札幌学院大学に(1-1)・PK(4-2)で勝ちました。
その前の2回戦では札大GPに(3-0)で勝っているので、これは要注意です。

あまりチーム情報が無いのでWikiで調べると、六花亭マルセイズFCは「六花亭FC」を前進とした社会人チームで、昨年の北海道サッカーリーグのブロックリーグ決勝大会で2位になって、今年は北海道サッカーリーグに昇格したそうです。
(野球チームや女子アイスホッケーチームの「六花亭マルセイズ」も出てきますが)

「マルセイエーズ」と紛らわしい「マルセイズ」とは、六花亭の主力商品である「マルセイバターサンド」に拠っていることは明白で、ユニフォームの胸に赤い「バ成タ」のロゴが付いています。

ところで、私はこんなタオルを持っています。(おぃ)
戦利品
以前にこれで貰った物で、密かに六花亭の勝利を念じていた訳ではありません。


 
聞くところによると、六花亭マルセイズにはコンサU-18出身の三浦祐輔くんや小田桐博明くんや川村賢吾くんが属しているそうじゃないですか。

かつて、違う意味でのユースOB戦のような試合が行われたことはありましたが、ユースOB選手同士のガチンコ勝負って、大学チームとの試合くらいしか記憶にありません。

フェアプレイフラッグを先頭にして選手が入場します。
選手入場
薄い雲が空の半分近くを覆っているものの、日射はかなり強いです。
北西の風がかすかに吹いていますが、体温を下げるほどの効果は期待できません。

六花亭マルセイズ(白) vs コンサU-18(赤黒)
整列
コンサU-18のスタメンは、GK:阿波加、DF:永井・工藤・中山・葛西、MF:津川・實盛・西田・中川、FW:大野・山室 でした。
控えには、今岡・中原・永坂・小野・濱下 が見えます。

立ち上がりから六花亭にミドルを打たれたり、ハーフウェイライン手前でFKを与えたりします。7分には三浦がアウトサイドで右にパスを出し、小田桐がえぐって右クロス、これはキャッチしました。
クロスをキャッチ

コンサは西田がミドルを打ったけど外れ、むしろサイドへ出してから中央の大野や山室へ渡す攻撃が多いです。

15分に大野と山室とで突破を図ろうとしたチャンスから、西田が放り込んで山室のヘディング、これは届かずキャッチされました。
伸のヘディングは届かず

20分に實盛と山室とのパス交換から山室がかわして攻め込み、シュートコースが狭くなったので横へパス、大野が押し込んで先制点を上げました。(1-0)
大野が押し込む

右サイドは津川の飛び出しが効果的で、左サイドは中川が相手をかわしながら抜け出る攻撃が効いています。

26分に右タッチライン寄りで山室が倒され、このFKを西田が蹴ったシュートはGKが少しジャンプして叩き落としました。
西田のFK

28分に大野のシュートが撥ね返って戻され、フィードを受けた中川が左寄りから突っ込んでシュート、しかしバーに当たってファーに流れてしまいました。
バーに当たる

ボール回しはコンサ側がやや優位のようで、津川が1人ワンツーを試みたりしました。

36分に永井が左奥へフィードを入れ、追い付いた中川が後ろから押し倒されて、GKにイエローが出ました。
押し倒されイエロー

これで得たPKを西田が蹴ると、バーに当たって撥ね上がってしまいました。
PKはバーに当たって撥ね上がる
今日はこっちのバーが活躍する日のようです。

右サイドの津川と小田桐との競り合いや、左サイドの中川と川村との競り合いが面白くてたまりません。

43分に大野が左寄りから打ったシュートは、GKがディフレクティングでそらしました。
そらされる

津川が中央へ切り込みながらヒールパスで大野に渡すなど、伸び伸びとプレイしていますが、前半は1点リードで終わりました。(1-0)

 
コンサに交代なく後半が始まり、雲はやや増えて風も少し強まりましたが、あまり役には立ちません。

2分にCKを与え、枠の近くに入れられたボールを阿波加が片手ではじきました。
片手ではじく

7分にくさびを入れて津川が迫り、戻って西田が打ったシュートは転がりながら左ポスト脇へ外れて行きました。
左へそれる

11分に中川の長距離ドリブルから津川がクロスを入れ、葛西のシュートでCKを得ました。
左CKはショートパスでワンツーにして西田がクロスを入れ、中山が当てたヘディングはタイミングが合わずに越えて行きました。
ヘディングは越える

14分に中川がオフサイドを避けてクロスを入れ、山室が打ったシュートは右へ流れてしまいました。
16分に右サイドのゴールラインギリギリから入れたパスを受け、振り向いて打ったシュートは少し見当がズレていました。

19分に中川が左を上がってクロス、六花亭のDFがクリアしようとして弾み、ゴール右隅に入りました。最後は山室がダメ押ししましたが、贔屓目に見ても既にラインを割っていて、オウンゴールと判定されました。(2-0)
オウンゴール

安心すると油断もするのが人の常で、21分にPアークの外でFKを与えました。これを川村(右から2人目)が蹴ると、鋭いボールがファーに飛んで直接入りました。(2-1)
川村のFK

さらに25分には、三浦(主審の陰)が右寄りからドリブルで進んで山なりのシュートを打ち、GKを越えて入りました。(2-2)
三浦のシュート
瞬く間に貯金が無くなって、振り出しに戻りました。

28分の右寄りからの攻撃で、山室が打ったボールはサイドネットの外側でした。
サイドネット

29分に津川が突破してシュート、はじかれたボールを山室がヘディングしたけど左へ外れてしまいます。

32分にエリア内でつながれ、右から打たれたシュートはバーに当たり、弾んだボールをヘディングで打たれたけどバーを越えて助かりました。
バーに当たる
やっぱりこっちのバー・・の下には何かが埋まってる?

33分に葛西(左から2人目)が持ち上がり、もっと進んでから放り込むのかと思ったら遠めからミドルを打ち、コースが変わったらしくてGKの反応が間に合わず、右隅に入りました。(3-2)
葛西のミドル
同点に追い付かれた後に突き放す見事な追加点ですから、相手の出端を挫くには効果的です。

39分に永井がドリブル突破しようとして倒され、相手にイエローが出ました。
このFKを西田が蹴って枠を越えたところで、津川に代わって中原が入りました。

早速40分に、中原が中川にスルーを出して、パスを受けた山室のシュートでCKを得ました。
41分になって西田が蹴り入れた左CKに、ニアで中山が打点の高いヘディングを当てて、ファー側に流し込みました。(4-2)
中山のヘディング
この時間帯に2点差ですから・・とはいえ、ロスタイムに3失点することも・・。

43分に中川に代わって永坂が左SBに入り、葛西がハーフに上がりました。
残り時間も少なく、左奥でキープするかと見せて西田がシュート、枠を越えたシーンの後で大野の足が攣り、担架でアウトしました。

2分ほど経ってから代わりに小野が入り、ほとんど何もしないうちに終了となりました。(4-2)
終了

意気揚々と引き揚げます。
凱旋


午後に行われたもう一方の準決勝では、札幌大学が(3-0)で北海学園大学に勝ちました。

前半6分に札大がヘディングで後ろへ流し、GKを越えて入りました。(1-0)
札大が先制

さらに独走してバーの下へ打ち込み、後半ロスタイムにダイビングヘッドでダメ押ししました。

コンサU-18は、遂に決勝まで勝ち上がりましたよ。
決勝は翌29日の14時から、厚別公園競技場で行われます。

よく考えてみると、知事杯にシードされた4チーム(道リーグ1位:札大GP、2位:ノルブリッツ、学生リーグ1位:岩教大、プリンスリーグ1位:コンサU-18)のうち、準決勝に残ったのはコンサU-18だけだったんですね。

 
ろっかルーム
六花亭チームの「ろっかルーム」(2010/8/28:厚別競技場の1階)


posted by 雁来 萌 |07:25 | 闘う若梟 | コメント(2) |

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この記事に対するコメント一覧
知事杯決勝

本日、NHKで若梟が放映されますね。
第4種はフットサル全道優勝時に放映されていますが…。
第2種の放映は、高円宮杯準優勝依頼のはずです。
第2種ではなく、第1種の北海道代表を賭けて、大いに楽しんで頂きたいです。
録画していきます。
レポートは、ゆっくり仕上げて頂けると幸いです。

posted by すずらん| 2010-08-29 08:20

未だ観ぬ実況放送

全道フットサル(U-12)で優勝したのは、わずか1年半前の出来事なんですね。随分と年月が経った気がします。
岩内町長杯(U-10)の様子もハイライトが放映されたはずですが、平日なので実際には放送を見ていません。
U-18の高円宮杯は現地の「さいたまスタジアム」に行ってたので放送は見てなくて、実はまだユース関係の放送を見たことが無いという・・。

今日も試合があるので、準決勝の文章はやっぱり明日になりそうです。写真だけは出来たけど。
決勝のは記事は明後日・・は無理かなぁ。

posted by 萌| 2010-08-29 09:00

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