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2017年04月20日

日帰り周遊パスの旅・その3

栗山駅前です。ここも寂れました。かつては立派なバスターミナル(ビル)もあったのですけど消滅しました。
バスターミナル内にはケーキ屋もあったりして賑わっていたんですけどね。
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私は栗沢で生まれ育ちましたが、栗沢よりも人口の多い栗山の方が知名度があり、よく栗沢が栗山と間違われるのが悔しかったものですが、寂れるのを見るのは忍びないです。ちなみに、炭鉱が賑わっていたころは栗沢町の方が人口多かったです。栗山にも炭鉱はありましたが小規模でした。 栗山町は昔は角田村の名称で、役場は旧夕張鉄道角田駅近く(由仁に近い場所)にあったのですが、鉄道(室蘭本線)が開通し、栗山駅ができたら駅周辺が賑わい、そちらが中心になり、役場も移転し町の名前は駅名と同じに変更した次第です。夕張鉄道の開通は室蘭本線の開通よりも33年遅いし私鉄ということもあって、やはり国鉄駅の方が発展しますよね。 浜頓別も同じで、最初は漁港のある頓別地区が中心で、村の名前も頓別村でしたが、駅のできた場所が発展して中心街になり、役場も駅前に移転し、村から町になる際に町名を駅名と同じ浜頓別に変更しました。 足寄も似ていて、駅のできた西足寄村が発展し、隣の足寄村が衰退し、西足寄村が足寄村を吸収しました。町名は足寄に変更しましたが。 私の父が住んでいたときは西足寄村でした。当時から駅名は足寄なのでややこしい (笑 こんな線路で良いの? どうせ駅を出た直後だしポイントもあるからスピード出さないけど、ちょっとこれはひどいですね。実は名寄以北だってこんなもので、特急は時速85㎞以上出せません。お金がないんですよね。およそ先進国の鉄道とは考えられない。
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車両もペンキがはげてぼろぼろ(窓の上の茶色の雲のような形)。これはあんまりです。もうすぐ廃車にするのかも知れませんが悲しいです。
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1日7往復しか運行しないけど複線です。かつて貨物列車が頻繁に走っていた名残です。平成筑豊鉄道もそうですけど。
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追分はさすがに線路がたくさん敷かれています。昔はSLがたくさんいたけど、今はがらんとして寂しいですね。
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追分で千歳行き(左の車両・キハ40)に乗り換えます。
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室蘭本線(右の2本)とわかれます。左の石勝線はコンクリートの枕木で、特急がスピード出して走れます。
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追分・南千歳間は踏切がありません。それなら特急は時速160㎞/hなどの高速化が容易なはずですが、今のJR北海道ではとても無理ですよね。
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まもなく南千歳。
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南千歳からストレートに札幌には向かいません。南千歳で8分あり、新千歳空港駅まで往復可能です。
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時刻通りだと新千歳空港で2分の乗り換え時間がありますが、少し遅れて30秒しかありませんでした。ほとんどタッチアンドゴーでした。
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新札幌に10:43に着き、11:00のシャトルバスに乗り、ドームには11:25に着きました。土曜なら30分以上かかりますが、日曜なので25分しかかかりませんでした。 帰りは予定通り、JR白石駅16:10の列車に乗り、岩見沢で乗り換えて近文駅18:32下車。 和寒には19:05到着。 特急、あるいは自家用車だったら1時間近く早く着くことが可能でしたが、なにせ安上がりで済みましたので大満足です。特急も自家用車も6000円くらいかかりますが、その半分で済みました。 しかも空いている車両にゆったり座れて、前日に紋別日帰りした疲れは帰りの車内で完全に取れました。混雑している特急よりも、時間がかかっても空いている普通列車の方が精神的に楽で好きです。 安いのに好きな列車に長く乗れるのはお得とも言えます。 暖房が利き過ぎて暑いディーゼルカーで満員なのはごめんですけど。 今回の列車の旅は、普通にキップを買えば6000円以上しましたが、3000円で済みました。 この企画キップがなければJRは利用しなかったので、JRは増収になりました。WIN WINですね。JR北海道バスも420円増収になりました。


posted by かもめ |07:41 | 鉄道(船舶・航空機等) | コメント(2) |