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2014年09月10日

熊本乗り鉄・後編

熊本電鉄の終点近くまで行くと、さすがに空いています。
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現在は御代志が終点。この先10㎞ほどの菊池までは28年前に廃止になりました。
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ルーテル学院は熊本電鉄沿線で、線路から200メートルくらいのところにあるので校舎やサッカーグラウンドが見えないかと期待しましたが、線路際までびっしり建物があって見えませんでした。
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熊本電鉄の熊本市内側の終点の藤崎宮駅は中心街からやや離れていて、市電の停留所からも徒歩10分くらいの距離にあるので、市電までバスに乗りました。
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ちなみに、熊電をLRTにして市電に乗り入れる案もかつてありましたが、線路幅が違うので100億円ほどかかってしまうし、鉄路を廃止してガイドウェイバスにする案も、やはり多額の費用がかかるので実現が難しいようです。 市電を藤崎宮まで延長する案も検討されたようですけど、これは却下されたようです。 次善の策として、上熊本・北熊本間だけを市電にあわせて標準軌に改軌して市電を乗り入れたら、北熊本以北の沿線住民は北熊本駅で市電に乗り換えるだけで中心部に行けて便利になるのではと思うのですけどね。 低床車両です。日本初の超低床車両です。
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車掌さんが乗っていました。右奥の立っている人です。 2両連結(連接)なので定員が多く、運転士1人で客扱いすると乗降に時間がかかるので2名乗務なんでしょうけど、人件費がかかってしまいますね。 欧米でよくあるように、客が自分で車内検札器(刻印器)に刻印する方式にしたらどうでしょう。 不正乗車対策は、欧米のように監視員が巡回し、違反者には高額なペナルティーをとれば問題ないと思います。 そうすれば、ワンマンの従来型の車両においても2カ所の出入り口から乗降できるので、停車時間が短くなって大変合理的なんですけどね。 熊本は、意外と難読地名が多いです。
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くわみず
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くほんじ その他、段山(だにやま)、蔚山(うるさん)があるし、花畑(はなばた)は知らなければ「はなばたけ」と読んでしまいますよね。 難読といえば、千葉も意外と多いですけどね。 酒々井(しすい)、八街(やちまた)、巌根(いわね)、誉田(ほんだ)、行川(なめがわ)、安食(あじき)などありますが、東浪見(とらみ)は知らないと絶対読めないし知名度低くいので、千葉県民でなければほとんど誰も読めないですよね。 新水前寺駅前で、市電と豊肥本線の交差する部分ですが、かつては平面交差でした。
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レトロ車両ではなく、レトロ風車両です。
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途中電停早発厳禁には笑ってしまいましたが、でも、1分早発でしたよ。
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鹿児島にもありますが、芝を植えている部分があります。当然、一般車両進入禁止です。熊本駅前からちょっと南の終点、田崎橋です。熊本城近くにも軌道緑化部分がありました。
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日本初のインバータ車両は熊本市電8200型なのですが、残念ながら見かけませんでした。 インバータ制御機器は最新のものに交換されているので、音を聞きたいということはありませんが。 というわけで、鉄道ファンには熊本はとても魅力のある町なのです。


posted by かもめ |08:38 | 鉄道(船舶・航空機等) | コメント(2) |